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お久しぶりです!
長く開きましたが結果、七歳編前半となります!
だんだん長くなってきましたが最後まで読んでいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします!
私は聖女にはならないし、私に黙って急な予定を立てないでほしい。
一年がたつのはアッという間で、七歳の誕生パーティーが終わってしまった今、シンビジュウム領タウンハウスにはお茶会やガーデンパーティー、半夜会という七歳から学園入学前十五歳ぐらいまでは主に家族と出席するパーティーなどの招待状が山のようにくる。
どれもこれも断りの手紙を送り返し、現在は鉄道の開通式に向けての準備が着々と進んでいる。
パーティーなんて全く興味がない。
貴族の仕事として他家との交流が必要ならば、個人的な爵位を用意してほしいものだ。
約一年かけて出来上がった線路を見ながら、今は領地の安定化が優先で、友人ならばバンダとクレソンがいれば十分、エキナセアもローマンも、領地の皆がいるから、他の令嬢のように暇を持て余しているわけではない。
はずだ。
列車のルートは港から王都までであるが路線を領地内直通の物、
オーキッド領経由は海岸沿いを経由し、山を越えずに領地を通るルートと、我が領地の中央の商業地区手前から分岐させ、トンネルを通るルートの二本、
リコリス領経由は公爵領を通り領地に入る峠越えのルートと、我が領地の炭鉱地区を抜け、あとは王都へまっすぐの道となる手前で分岐させ、リコリス領へ入るルートの二本、用意した。
どのルートも安全のために線路の両側に柵を設置、人間も魔獣も動物も侵入できないようにし、事故防止。
数メートル置きに踏み切りや掘り下げた地下通路、歩道橋を設置した。
車両基地は港地区と保護地区前の領館近く、王都前駅に土地があったため設置、毎日どの路線へ走っていても基地に帰って着てもらう。
ほかの領では駅に止めっぱなしなんてこともあるようだがいたずらや住み着きも考え、必ず戻るように教育をさせる。
運行ダイヤなどほかの領では正確ではないと聞き、ここはちょっとの遅延でゲームをする時間が減り、イベントの開始時間に間に合わなくなった記憶や遅刻ギリギリの人身事故で学校に怒られたこともあり、その頃の間隔でやはり安全性を考慮し、ダイヤを組んでずれは一分以内と決める。
だからと言って遅れた分、速度を上げて取り返そうとせず、必ず連絡、運行基地本部を商業地区分岐近くに置いたため魔力感知の地図に列車を登録し、基地でも確認しながら列車同士の事故も防ぎたいというと自警団や元列車運転手、列車マニアなどが協力してくれ、設備の安定を手伝ってくれた。
今の予定のダイヤならば、五分のずれでも事故は起きないようにシミュレーションされているが完ぺきとはいいがたいため、運転手教育、駅員教育、改札員教育などを徹底。
駅のホームには列車侵入後まで開かない魔石を動力として動くドアを設置、落下防止を付けた。
はじめから付けて置けば自殺に丁度いいなんて思われないだろう。
自動ドアを作るにあたり、ローマンから
「そろそろ、商会の形態をとりましょう。」
なんて言われ、宝飾品で一つの商会、少し前から始めたアパレル関係で一つの商会、そして今回の魔法道具関係で一つの商会を立ち上げるといわれ、ストップをかけた。
「今まで商会でなくとも販売ルートはあったのだから問題なかったでしょ?」
「今まではそうです。宝石はシンビジュウム領でしか採れないのに、さらに精霊の祝福がありましたからね。ですが今回の魔法道具は簡単に盗まれる技術、アパレル関係もファレノプシスブランドの一環でもありますが生地や技術者をそろえるとなると引き抜きなども考えられますし、デザインを盗まれた際の法的処置として商会法が使えます。」
商会法、関連商会で先に登録した者の権利が優先されるが、後から出した権利者が自分のオリジナルと主張した際に中立な立場の第三者を派遣し、意見と主張、開発やデザインの経過などの記録を調査、聞き取り後にさらに関連商会で審議、より権利の強い者が勝ち取る。
「……解ったわ。ローマンに任せていい? 書類は用意してもらえばこちらで書くわ。でも、そうなると各部署に置く人材も探さないといけないわね。」
「それに関しましてはこちらで手を打ってあります。」
「早いわね。」
笑ってしまったがローマンの急な行動にどうしたのだろうといぶかしむ。
すると、
「決してデンファレ様の意に反することをしたいわけではありません。すべてはデンファレ様が生涯を通した安泰と領民の末長い安定した生活のためです。」
「疑っているわけじゃ無いのよ。ただ、今までになく行動が早いから、ローマン自体に何かあったのかとも思っただけ」
疑ってはいない。
そうなのだが、もしもローマンが今のうちに、何て考えなくてはならない状況だとしたらと考えてしまったのだ。
「私の体調や生活には一切問題はありません。どちらかというとデンファレ様が七歳になられたというのが大きい。商会の代表は七歳からという決まりがあるんです。」
「あら、そうだったの?」
なんだ、そんなことか。
よかった、よかった。
ローマンの死期が近いのかと本気で頭をよぎっていた。
「それに魔法道具へ手を伸ばせばデンファレ様の前世の記憶というものにある便利道具もこちらで再現できるやもしれません。トースターなんかは鉱山夫たちが便利だと街で話をし、少し噂になっていますし」
魔石を使ったトースターはパンを焼くためだけにいちいち竈やオーブンに火をつけなくてはならなく面倒、夜間ではなかなか使いにくく、小腹が空いたときに不便だという話から用意した物だ。
食堂には大型を一つ、寝室の給湯室にも一つ用意、あとは自警団の屯所に配った。
「あと、魔石湯沸かし器は特に屯所で便利だと、追加で作れないかということで工房にお願いしているところです。」
ケトルとしての名前は浸透せず、魔石湯沸かし器もしくは魔石ポットとして広めた卓上湯沸かし器。
これも魔石を動力にお湯が沸くだけだが私もメイドを呼ぶのが面倒な時に重宝している。
どちらも自動ドアを作るときに魔法道具師に相談し我が工房で作ってもらったものだ。
「そのほかにもいろいろと言ってたではないですか。全身マッサージ機とか、暖かい風の出る機械だとか、逆に冷たい風の出る物だったり、食べ物を温めなおす物だったり、動く写真とか言っていたではないですか。やりたいことはたくさんあるのでしょう?」
「そうね、便利な道具はたくさんあったから時々欲しくなるわね。ひとまず、方位磁石から行きましょうか?」
「方位磁石ですか?」
北や南と言ったのは地図上でよく使われるがそれを示す手頃なサイズの道具は無い。
王宮に大きな方位磁石があり、星や太陽の動きで方位を簡易的に定めるため簡単な道具は無い。
「あんな大きな物をどうするのですか? 量産しても購入する人なんて一握りでしょう?」
「その大きな物を小型化できるから言っているのよ。そうね、生活に沿った道具、冒険者に沿った道具、公共事業に沿った道具で分けた部署を用意してそれぞれに部長を置きましょう。生活と冒険者向けには食品関係の商会とのつながりも欲しいわね。」
「それも工房や工場と言った場所でできるのならば商会を作りましょう。」
「資本資金に保証人や取引先とか、必要なことはたくさんあるわ。そんなにたくさん設立させて回せるの?」
「基本はシンビジュウム商会、その提携先として各商会を設立、そうすれば保証人は各商会デンファレ様ともう一人探せば済むことです。バンダ様でも問題ない。」
「そういう仕組みなのね。商会なんて教育の中には組織形態のみだったから知らなかったわ。でも、各商会の代表は私ではない以上、誰にするか決まっているの?」
ローマンは引き出しから書類を一枚取り出す。
それには宝飾品商会に王都店舗店長のパンパス、
生活用品商会にローマンの部下として付いているカモミール、
冒険者向け商会には元冒険者で元浮浪者であったタキタス、
アパレル商会には王都から職人募集で移住してきたデザイナーのバーベナ、
そして食品関係には現在領館で食事全般を任せているスターチスの妻ビレアに任せたいと告げられる。
パンパスやカモミールは解る、タキタスは少し不安もあるが元冒険者ということでの採用だろう。
バーベナはすでに工房を二つ任せているぐらいだから問題ない。
だが、ビレアの起用には疑問があった。
「なぜビレアなの? 彼女には鉱山夫や工房のみんなの食事をお願いしているわよね?」
「はい。ですが、彼女は生まれが食品関係の商会の娘なのです。」
え? そんな風には見えない。
村の女性たちと失礼だが全く変わらないと思っている。
「商会を二十五歳まで手伝っていたそうですがもともと事務作業が苦手で体を動かす方が性に合っていたとかで街に売り子で着ていたスターチスと出会い、村に移ったそうです。今では持病の腰痛のため立ち仕事も畑仕事もつらいということなので経験は浅いとは言え戦力になると思い起用しました。」
そうだったのか、知らなかった。
私よりも領民とともにいる時間はローマンの方が長い、年齢も大きく離れていないことからそんな話をするのだろう。
私にしたところで理解しにくいだろうと思っているのかもしれない、七歳で貴族なのだから、そう言った情報はやはりローマンやエキナセアに任せるに限る。
「それじゃあ、商会長は五人に任せましょう。そうだ。貿易関係も商会がいいかしら?」
「そちらに関しては現在仕切っているコスモスさんと相談中です。商会形態の方が何かと問題ごとも商品が仕入れる者によって偏りや被るということも減るという話をしているところです。家具などと、雑貨、食品とそのほかの四部署の予定です。」
「そうなると港の会議用の机だけあるあの部屋では大変ね。建物を用意しましょうか。ほかの商会もね。」
「魔法道具の商会に関しましては現在任せられる者を探している状態で代理として私が付きます。」
任せられる者がいないのか。
トリトマもクルクマも魔石加工の資格をそのほか数名とともに取得しているが宝飾品関係の加工が中心で道具開発には向かない。
工房長は昨年引退し、アドバイザーのような役割をしつつ、コランダムと仲良く森で暮している。
自動ドアは私と数名の意見交換、そして私のチート能力で複製したため工房も用意してない。
トースターも個人的に作ったため職人も取っていない。
「責任者もだけど開いた土地に工房や工場を作らないとね。まとまった工場地帯にすれば近くに寮も作りやすいわね。」
「そうですね。予定地や工場などはおいおい相談しましょう。そろそろお時間ですよ。」
「あら、もうそんな時間?」
時計を見ればそろそろ夕食の時間、スカミゲラに姿を戻し、転移魔法でリコリス家へ帰る。
この話をしたのが誕生日パーティーが終わってすぐのことであった。
「ただいま戻りました。」
「お帰りなさいませスカミゲラ様、ゼラフィランサス様が探しておられましたよ。」
「なんだろう? 昨日の休みに髪を切ったんだね。すごく似合っているよ。」
メイドの髪型をほめてから階段を上がる。
自室に向かう前に教育係の付いている四つ下の弟、まだ三歳のゼラフィランサスの元へ向かった。
「ゼラフィランサス入るよ。」
ノックをしてから入ると机で読み書きを習っていたゼラフィランサスが走ってくる。
「スカミゲラ兄ちゃま!」
走ってきた勢いのまま抱き着いてくるため、その頭をなでるが
「勉強の途中だろう、先生に断りなく中断してはいけないよ。」
「ごめんなさい。」
素直に謝る辺りはネリネと違っていい子だ。
教育係の女性の元へ行き、
「兄ちゃまとお話してもいいですか?」
他の言葉はしっかり発音できているにも関わらず、ここ一年ほどずっと兄ちゃまでいる僕、姉上と兄上は言えるのになぜ兄様は言えなのだろうか。
「少し休憩にしましょう。紅茶を持ってまいります。」
そう言って教育係は退室していった。
そう言えば今日はクレソンが泊りに来る日だった気がするがアマリリスの気配がない。
隣の部屋のはずなのだが
「兄ちゃま、姉上が泣いてるの」
「泣いてる⁉」
今日は乗馬に剣術と午前は習い事があったため家にいたが、その後何があったのかとゼラフィランサスに聞くと
「母上が婚約の話を無しにするって言ってた。」
一年間問題なかったクレソンとの婚約話だ。
当人たちはそれぞれ好意を向け始め、順調で、戦略結婚とは思えないだろう仲の良さだと思っていたのだが、何が起こったのだろう。
後まだ一年期間があるが、ほかに有力な話が来たのだろうか?
「クリナムがユッカ様に嫌われちゃったんだって」
親友枠で最も有力だったのが末の弟クリナム、一学年違いになるがユッカ様の誕生は全く予想ができず、上級貴族の子は学年が上の子が多く、同級生は爵位が合わないことからクリナムが最有力といわれている。
それなのに嫌われたとはどういうことだろうか。
もともと、ユッカ様が卵で産まれたことからゼラフィランサスも産まれる経緯となった物の、それから卵の状態で約二年たってしまい、貴族は同学年か一学年下に子が生まれるように子作りした結果、上流貴族に同級生がいなくなってしまったのだ。
リコリス家と同じ立場の家はいつ産まれるかわからないユッカ様に合わせて子作りなんて器用なことができるはずがなく、クリナムのように一学年下が多くなってしまった。
そのクリナムがユッカ様の機嫌を損ねたとなると貴族たちの笑い者ではあるが、今の母上に皮肉を言うほど肝の据わった人はいったい何人いるのだろうか?
ゼラフィランサスの頭をなでながら考えるが答えなんて出てこず、隣の部屋へ行くことにした。
「姉上、スカミゲラです。入れてくれませんか?」
「…今はだめよ。あとにして……」
覇気のない声が戻ってきた。
そこにネリネが向かいの部屋から顔を出し、手招きをする。
「どういうことでしょうか?」
「ただたんに、クリナムがユッカ様の物に興味を持ってしまい、奪い取ってしまったという話だ。その場にはオーキッド家のバニラ様と夫人もいたがまだ幼い一歳児やそれに満たない赤子の行動、しかも次会った時にはきっと覚えてもいないようなことだ。それでも母上は気にされ、姉上を側妃候補に上げると父上ともめているところだ。まあ、殿下も話を聞けばクレソンとともに側妃と姫夫候補に入れてくれるかもしれない。」
「そうですね。母上は機嫌が悪いと破産しそうなほどの買い物をし始めますから」
母上のストレス発散は主に買い物、食べ物は体系を保てないため貴族女性はもっぱら買い物へ走る。
度々買い物へ走っている母上の買い物品は使わない魔法道具や流行りに陰りのあるジュエリーなども買っているため身に着けることなく、使用人に回そうにも華美で付けられないということで宝の持ち腐れが起きている。
そう言った貴族夫人を持つ夫は多く、それをターゲットに買い取り、海外へ売るというのもいいかもしれないと頭の片隅で考えるが今はそれだけではない。
「別件だが、スカミゲラ、殿下がデンファレ嬢について話がしたいから手紙の返事が欲しいとのことなんだが」
「デンファレ様が直接殿下から質問されることはいいですが、僕経由となると不快だと以前も殿下にお伝えしたと言っていまして、デンファレ様から手紙のやり取りを止めるように言われました。」
「それをなぜ、私に言わない。デンファレ嬢は婚約者だが、お前はただの貴族の子だ。不敬で処刑されても何も言えないぞ。」
ネリネの怒りは解るが
「僕はデンファレ様の従者として七歳になったと同時に正式な事例をもらいました。主人はデンファレ様なので僕の行動はすべてデンファレ様の意志です。」
「その言葉、重みがあると解っているのか?」
解っているかどころ、本人なのだから何も問題ない。
「あと、誕生日に関して、今まで無言だったわけだが、もう七歳なのだな。」
あ、
やってしまった。
今年七歳ということは周知だが、誕生日に関してはのらりくらり交わしてきていたのだ。
「殿下とデンファレ嬢の約束は知っているな。七歳になったら会う約束だ。」
「違います。七歳になったら僕に伺うようにという約束だったはずです。今はデンファレ様が新たな事業を行うため忙しいので、謁見はデンファレ様を通してお断りします。」
そう言い切り、ゼラフィランサスの存在をそのままネリネの部屋を出る。
廊下を少し歩いて自室に戻ろうとすると部屋の前には父上の従僕がいた。
「スカミゲラ様、お父上がお呼びですよ。」
「解りました。母上のお話ですか?」
「列車についてだそうです。」
父上はこの件に関しては傍観をするのだろうか。
階段を上がり、父上の執務室前に到着、従僕がドアを開けるため中へ入った。
「父上、お呼びでしょうか?」
「シンビジュウム領から王都までの列車、我が領を通る二本の路線の開通式が少しずれることになりそうだ。」
「何かございましたか?」
運営に関することだったらサポートできるのだがと思ったら
「急な執務が入った。陛下が列車を視察に来るそうで、日にちをかぶせると混乱が起こる可能性があるためずらしたい。デンファレ嬢にこの手紙を、オーキッド領はすでに視察が終わり、シンビジュウム領は側妃の一人が前領主の血縁に当たるため領地を見てみたいということから後日また話があるだろう。」
「解りました。数日ずらした開通にします。」
「お前が返事をしていいのか?」
父上も僕が決定していいのかという顔をしている。
「僕もシンビジュウム領の管理をする一人です。線路の予定地から駅の設置の管理をしています。窓口はデンファレ様でも業務は僕やエキナセア、ローマンとで分担しています。ローマンだけが業務を行っているわけではありません。」
父上はデンファレも名前だけだと思っているかもしれない。
別にいいのだが、勘違いは毎年出している陛下への誕生プレゼントで余計に疑心へ運んでいるのもあるだろう。
今年は陛下の依頼で王冠とティアラを新調するということを殿下の誕生会の発表で、王室御用達をもらったばかりのデンファレに発注を出すということになったため権威を表す物なため宝石をふんだんに使い、王冠は金、ティアラは銀細工で豪華な作りの物を急ピッチで作業中。
昨年はその前の鏡の印象もあり悩んだが鳥の魔獣が運よく大群で現れたため捕獲し、羽毛を採取、掛布団を送った。
お母様の話で王宮のベッドはもう何年も羊毛の布団ではないかと聞いたこともあり、偏りなどもないように縫い、軽い羽毛布団を送った。
結果、他方から購入依頼があったが販売の予定はないことになっている。
これもアパレルか生活用品の商会の一角で扱おうかと思うが、今はそれよりも父上だった。
「…そうか、お前もデンファレ嬢の役に立っているのならばいい。お飾り領主の遊び相手のために養子にしたつもりはないからな。」
「解っていますが、デンファレ様をお飾りと言っているといつか痛い目見ますよ父上」
いぶかしむ顔をされるがこちらはにこやかに返しておく。
名前かぶりが発生したため冒険者向け商会代表をゼラニウムからタキタスに変更いたしました。
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