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MY song

薄紅を引く頃。

作者: caem



 決して 力強くなぞらないように


 下唇に紅をひく


 決して 汚くならないように


 絶対に 欲望にまみれないように


 桃色の衣装に身を包み


 歳を誤魔化す技術だけが進化してゆく


 カランコロンと鳴る下駄の音が


 祇園橋の上で軽やかに


 やがて


 辿り着いたのは仰々しいフレーズ


 『いちげんさん、おことわり』


 初々しい舞妓は


 その眼の奥底に潜む欲望には抗えずにいた


「あら~、いらっしゃいませ~♪」


 またひとり、顧客が増えた


 桜の花びらがひらひらと散る頃


 魔女が微笑む

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― 新着の感想 ―
[良い点] 色っぽい言葉選びがグッときました。 しとしと、した雰囲気が、とても好みです。
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