◆記念日にプレゼントを◆
小耳に挟むところ。
本日は、神の誕生を祝う日。
地球と同様に、この世界にも様々な神が存在するらしいが。
それを一括して祝福するのが、今日の日なのだ。
面倒だから一纏めにしているのか、全ての神が同一の存在だと判断しているのか。
詳細は知らないが、とにかくそんな感じの記念日らしい。
地球でのイベントに例えるなら、クリスマス。
キリスト教の主催だが、お祭り好きな日本人としてはクリスマスが最もマッチしているだろう。
「クリスマス、か……」
ちょっとおセンチに、地球で暮らしていた頃のクリスマスを思い出してみる。
「…………」
まあ、思い出すまでもなく、何もないのだが。
親族を除き、誰からもプレゼントをもらえなかったのは、己の不甲斐なさもあるだろうから仕方ないとして。
誰にもプレゼントを渡した経験がないというのは、少し歯がゆさを覚える。
近年は、恵方巻きやらハロウィンやらの新しいイベントも増えていたよな。
商魂たくましい企業戦略に乗せられるのは癪に障るが。
どんな祭りでも楽しめる者は、素直に羨ましいと思う。
愉快な出来事が多いほど、幸せも多いのだろう。
それはきっと、『余裕』がある証拠なのだ。
「――――よしっ」
だから、やってみようと思った。
本日を異世界版クリスマスに見立てて、知り合いにプレゼントを渡そうなどと酔狂な事を考えてしまったのだ。
たぶん、昨日の酒がまだ残っているのだろう。
まあ、何事も経験だ。
無理矢理にでも理由を作らないと、何もしないだろうからな、俺は。
良くも悪くも印象的な思い出となるだろうさ。
だから、本日の俺は、似非紳士ならぬ似非サンタである。
◇ ◇ ◇
「…………これは、その、いつも世話になっているお礼の品ですっ」
「酒なら遠慮なく頂こう」
まずは肩慣らしに、ウォル爺へ毎度の酒をプレゼント。
最初の相手が爺さんなんてマニアックすぎると思うが、気にしちゃいけない。
「なんじゃ、この赤いリボンは」
せめて外観で盛り上げようとリボンを付けてみたら、変な顔をされた。
そりゃそうだわな。
同性からの贈り物に可愛いリボンが付いていたら引くわな。
「それは、俺が地元の店で買った時から付いていたので、気にしないでください」
「…………」
さりげなく、クリスマスプレゼントを渡すのは難しい。
そもそも、記念日に贈り物をする習慣がないこの世界では、プレゼントをもらう理由がないのだ。
とにかく、根気よく渡していくしかあるまい。
どんな形であれ、渡したもん勝ちなのだ。
まずは、一人目をクリアである。
◇ ◇ ◇
お次は、勤労少女のコルトがターゲットである。
街中を忙しく移動していた彼女を呼び止め、リボンが付いた箱を渡した。
「これ、俺の気持ちなんだっ。受け取ってくれっ、コルト!」
「うえっ、……やだぜ、なんか恐いし」
がーん。
二人目にして、早くも失敗。
俺の女運を如実に表しているようで悲しい。
「――――」
「うわっ!?」
ショックの大きさを体で表現するため、直立したままで正面から地面に倒れてみた。
高レベルな俺の肉体は痛みを感じないが、地面に接吻していると涙が出てくる。
体よりも心への傷の方が痛いって、本当なんだな。
「わ、わかったよっ。受け取ればいいんだろう、受け取ればっ」
「――――」
俺は逆再生するように、直立体勢のまま魔法を使って立ち上がった。
コルトは、気持ち悪いモノを見ているような顔をしている。
そんな視線に喜びを感じる最近の自分が恐い。
「そうかっ、ついに俺の気持ちを受け取ってくれるのかっ!」
「気持ちは受け取らねーよ! 品だけもらうよ!」
くそっ、ちゃっかりしてやがる。
そんな若いうちから男心を弄ぶなんて、おじさん心配だよ。
「あっ、これ帽子じゃん……」
コルコルは箱の中身を見て、驚いた声を出した。
彼女のトレードマークである帽子が古びていたので、プレゼントに選んだ訳だが。
この程度の品で驚かれるとは、普段の俺ってどう思われているのだろうか。
「その、最近のナウなヤングのトレンドが分からなかったから、今と似たような帽子なんだが……」
俺の複製魔法で出せる帽子コレクションは紅白帽子と麦わら帽子くらいなので、王都で似たデザインを探してきたのだ。
久しぶりに紅白帽子を被ってウルトラマンごっこしたいよなぁ。
「いいじゃん。あんちゃんの事だから変なモノが入ってそうで恐かったけど、これなら普通に使えそうだぜ」
普通だからと喜ばれるのは複雑だ。
まあ、本当に普通のプレゼントなのだが。
「ありがたく使わせてもらうぜっ。それじゃあな、あんちゃん!」
コルトは新しい帽子を被って、仕事場に戻って行った。
それなりに喜んでもらえたようだから、プレゼントした甲斐はあったと思うのだが。
でもなぁ、もうちょっと、ほら、何かあってもいいだろう?
「大好きっ!!」って目をハートにしながら、抱きついてくるとかさぁ。
「…………次、いくか」
くそっ、今度はもっと驚かせてやる!
フリフリなピンクのスカートをプレゼントしてやる!!
◇ ◇ ◇
気を取り直してやってきたのは、孤児院カラノス。
合法的に少女達と戯れる事が許された楽園であり。
老後の俺を収容する予定の施設でもある。
ここには、クリスマスプレゼントを待ち望む純真な子供達がたくさん居る。
大歓迎されること間違いなしだ。
……その、はずだったのに。
「どうしてこうなった?」
俺は今、正座している。
少女達と二人の従業員の前で。
「院長、奇抜な行動はお控えくださいと、先日もお願いしたはずですよね?」
メリルママから、恒例となりつつあるお説教を頂戴する。
どうやら、こっそりと煙突から侵入してきた俺の姿が、不審者と誤解されたようなのだ。
サプライズで従業員にも内緒で実行したのが、裏目に出てしまったかな。
「ビックリして心臓が止まりそうになちゃったよ、いんちょ先生」
リノンは笑いながら言ってくるので、怒ってはいないようだ。
どうやら、真っ赤な服ってところが、子供達に恐怖を感じさせたらしい。
だってさ、煙突も赤い服もクリスマスの様式美なんだから、仕方ないだろう?
「反省されていますか?」
「ああ、もちろんだっ!」
何にせよ、少女に嫌われては元も子もない。
今度はもっと、完璧なサプライズを成功させてみせる!
「……本当に、程々にお願いしますね」
失敗を次に活かそうと意気込む俺を見て、メリルママが疲れたように呟く。
うん、任せておいてくれ!
今度こそは期待を裏切らないからな!!
……この後は、みんなでプレゼントのケーキと七面鳥を食べた。
俺の存在なんて忘れたように夢中で食べてくれて、何より。
従業員の二人には、ついでにエプロンもプレゼントしてみた。
こちらも喜んでくれたようで、何より。
この世界に裸エプロンを嗜む文化がないのが惜しまれるが、終わり良ければ何とやら、である。
◇ ◇ ◇
「これは、その、プレゼント、なんだが…………」
失敗の連続を恐れる俺は、おずおずと及び腰で差し出した。
次のお相手は、安パイなはずのネネ姉妹。
だって、お金で結ばれた愛人だからっ。
お金は何よりも確実だからっ。
「えっ、旦那があたいらに、プ、プレゼントっ!?」
「だっ、旦那様がっ!?」
おかしいな、何故こんなにも驚かれるのだろうか。
毎月ちゃんと契約金を支払っているし。
愛人に欠かせない別宅も購入したし。
生活用品も漏らさず揃えたし。
一緒に出掛けた時に彼女達が興味を示した物は、全部買ってプレゼントしているのに。
「ネッ、ネックレス!? 旦那がネックレス!? えっ、本当にネックレス!?」
「――――」
プレゼントした箱の中身を見て、ルーネが大声を上げて驚く。
てか、三回も繰り返すほど驚く場面なのかっ!?
俺の方がビックリしたぞ!
ティーネなんて絶句しているしっ!!
「…………」
「…………」
なんだろう。
えらく驚いたと思ったら、急にうつむいて黙り込んでしまったぞ。
どうした、ネネ姉妹?
「……そうかい。ついにこの日が、来てしまったんだね」
「お姉ちゃん…………」
「泣いちゃ駄目だよ、ティーネ。そう約束してただろう?」
「でも、でもっ――――」
なぬっ!?
今度は二人して顔を見合わせ、涙を浮かべているぞっ。
いったい何が起こっているんだっ!?
「どっ、どうしたんだ二人ともっ? プレゼントが気に入らないなら、素直にそう言っていいんだぞ?」
俺は自分のセンスの無さを自覚しているから、受取拒否されてもへっちゃらだぞ。
後でこっそり悲しむけどさ。
「ご、ごめんよ、旦那を困らせるつもりはないんだよ。……でも、思ってたより早かったから、心の整理が出来てないんだよ」
「ごめんなさい、旦那様……」
「こ、心の整理って、何なんだっ!?」
「だ、だって、だんなぁ…………」
「ぐすっ…………」
駄目だっ、本格的に泣き出してしまったぞっ。
何だっ、いったい何が悪かったんだっ!?
「――だ、だってこれ、手切れ金ってヤツだろう?」
「――も、もう私達は、お払い箱なんですよね?」
「…………………………」
そうか――――。
よく、分かった。
何が、悪いかって?
――――俺だよ!
全く信用されていない俺が一番悪いんだよ!!
女心を理解出来ない自分が恨めしい!
呪われてしまえ!!
「ち、ちがうんだっ。このプレゼントは、そういう意味じゃないんだっ」
……この後、俺は二人の誤解を解くために多くの時間を要した。
でも、最後はちゃんと納得して、プレゼントを喜んでくれたのだ。
だから、贈り物をするという目標は達成されたと考えていいだろう。
結果さえ良ければ万々歳である。
…………。
明日からは、もうちょっと真面目に生きよう。
◇ ◇ ◇
「あの、これ、貰い受けて頂いても宜しいで御座いますでしょうか?」
心が折れかけている俺は、誠心誠意、へりくだってお願いしてみる。
「……なに、それ?」
眉をひそめて俺の方を見てくるミズっち。
プレゼントを渡す前から、もう声が怖い。
ミズっちは、いつになったらデレてくれるのだろうか。
「のど飴にて御座います。甘いお菓子でありながら、のどの調子も良くする、一石二鳥な優れもので御座います」
「……」
「いつも素晴らしい歌を聴かせてもらっている、せめてものお礼にて御座います」
「……だったら、もらうけど」
やった!
ミズっちが譲歩してくれたぞ。
デレの道も一歩からだ。
「――ねえ、パパ。私には?」
「…………」
せっかく達成感に浸っていたのに、自称俺の娘こと水の巫女さんから催促の声が届いた。
そういえば、彼女については頭からスッポリ抜けていたようだ。
一緒にお昼寝する仲なのに、何故だろうか。
「のど飴が、欲しいのか?」
「うん、メイも欲しい」
巫女さんから、「何で私には渡さないの?」みたいなプレッシャーを感じる。
しかし、ここで屈する訳にはいかない。
「でもな、のど飴ってヤツは、のどの調子を良くするんだぞ?」
「メイもさっき聞いてたから、知ってるよ?」
「そのメイちゃんの、のどの調子が良くなったら、どうなる?」
「…………どうなるの?」
「メイちゃんの歌が披露されたら困るだろう、主に俺が?」
ジャイアンリサイタル、お断り。
「なによっ、そんなにメイの歌が嫌いなのっ!?」
「好き嫌い以前に、心が不安になるんだよなー」
「むーーー」
可愛く頬を膨らませても駄目である。
美声の持ち主が隣に居るのに、わざわざ下手な歌を聴きたいと思う訳がない。
巫女さんには控えてくれと頼んでいるのだが、隙を見つけて歌い出すから困っている。
もしかして、ミズっちの美声に張り合おうとしているのだろうか。
無謀にも程がある。
「だったら、メイには何か他の物をちょうだいよ!」
「…………」
我が侭な子供は、とうとう直接的に催促してきたぞ。
初対面の時は貢ごうとしても全部断ったくせに、変われば変わるものだ。
もっとも、好ましくない方向への変化なのだが。
加えて、巫女様シンパであるミズっちからも催促する視線が投げられる。
ちょっと甘やかし過ぎじゃありませんかねぇ。
きつく叱るのも保護者の大事な役目だぞ?
「それじゃあ、これをプレゼントしよう」
「わーい……って、なに、これ?」
「これはマスクという病気を防ぐ道具だ」
「すごいっ、そんな道具があるんだっ!」
「外に出る時は病気になりやすいから、いつも口に付けておくといい」
「うん、そうする! ありがとうパパ!!」
巫女さんは早速マスクを装着。
ご満悦で何より。
「…………」
ミズっちが巫女さんに憐憫の目を向けたあと、俺を非難するように睨んでくるが気にしまい。
これでしばらくは、静かに眠れるだろうさ。
――――その後。
マスクをしたままでは歌えないと気づいた巫女さんから、お叱りの言葉を頂戴したのは言うまでもないだろう。
お互いが満足出来るプレゼントって、難しいな。
◇ ◇ ◇
「ミシルっ、これ、よかったらもらってくれっ!」
「わわわたしに、ででですかっ!?」
予想通り、ミシルがいつも以上に慌てた声を出した。
そして予想外に、俺も緊張している。
何故だろう。
異性へのプレゼントは緊張して当然だが、特にミシルが相手だとその度合いが強くなるようだ。
溺愛する姪っ子に嫌われたくないような不安に駆られる。
……まあ、俺の知り合いで普通の少女っぽい子は、彼女だけだからな。
「かか可愛い服ですねっ! ああありがとうございますっ!!」
ミシルはいつも、上着とズボンが繋がった作業着みたいな服を着ている。
職人としては相応しく、作業着仲間としても好感度が高い服であるが。
一瞬で過ぎ去ってしまう少女時代にしては、身なりを飾る事も重要であろう。
だから、お出掛け用の可愛い服をプレゼントに選んでみたのだ。
「――ここ今度の反省会に着ていきますっ」
「あ、ああ……、楽しみに、しているよ?」
プレゼントを抱きしめるミシルから、いつもと違う気迫を感じる。
もしかして、着飾った自分を褒めてほしいのだろうか。
思い返すと、俺は女性の服を褒めた経験がない。
そんな事をする機会も必要もなかったし、これからもそうだと思っていたのだが。
……でも、プレゼントしたからには、感想を述べない訳にもいかないだろう。
気の利いた台詞が勝手に出てくるスキルは、どこに落ちているのだろうか。
しがらみの無いプレゼントって、難しいな。
◇ ◇ ◇
「ご用っすか、マスターっ!」
「ほらっ、用があるなら、ちゃんと命令しなさいよ!」
「……マスターは、アンコ達に会いたかっただけです」
「…………」
「「「?」」」
「…………」
「「「???」」」
「やっぱり、お前達は無しだな」
「「「!?」」」
「命令。さっさと帰れ」
「「「――――っ!!!」」」
命令とともに、うるさいのは消えていった。
……ふう、気の迷いとは恐ろしい。
うっかりポンコツトリオにまで、プレゼントするところだったぞ。
あいつらとは、不本意とはいえ上司と部下の関係だからな。
クリスマスプレゼントは、あくまで私用。
会社のイベントには、相応しくない。
公私混同はよくないよな、うん。
◇ ◇ ◇
最後は、お嬢様とメイドさんか。
「……」
彼女達には、常日頃から適当な物を渡している。
だからこそ、改めて特別なプレゼントとなると、難しい。
無駄に考えてしまう。
「…………」
珍しい物と甘い物さえ渡しておけば満足するくせに、悩ませやがってっ!
「………………」
いやいや。
変に難しく考えるから駄目なのだ。
ありのままの、素直な気持ちを、彼女達に伝えよう。
そう、純粋で、真っ白な気持ちを――――。
「これが、俺の気持ちだ。受け取ってくれ」
◇ ◇ ◇
「今日の旅人さんは、珍しく素直にプレゼントしてくれたわねっ、エレレ」
「お嬢様、プレゼント云々ではなく、グリン様と親密になる事が重要です」
「でも、エレレだっていつもお菓子をもらっているじゃない」
「それこそが、ワタシを女性として意識してくださっている証拠です」
「その言い方だと、毎回プレゼントを出し惜しみされる私が駄目な女みたいに聞こえちゃうわね?」
「人は自覚して初めて己を正せるようになる、とグリン様が言われてました」
「いい感じの言葉も、旅人さんから聞くと台無しに思えるのは気のせいかしらね」
「それはまだ、お嬢様がグリン様を理解していないからでしょう」
「むしろ逆だと思うけど。エレレは旅人さんに毒されすぎじゃないかしら?」
「お嬢様が思うよりもずっと繊細な方です。本日も思い詰めているご様子でしたし」
「旅人さんはいつも変だから、よく分からなかったわ。変な物でも食べて、お腹が痛かったんじゃないの?」
「お嬢様ではあるまいし、あの完璧なグリン様に限ってそのような失態などありえません」
「…………」
「…………」
「そうよ、お腹が痛くてエレレに構っている暇がないから、素直にプレゼントしたんだわっ」
「いいえ、お嬢様に付きまとわれると面倒なので、プレゼントしてさっさと追っ払ったのでしょう」
「…………」
「…………」
「だったら、確かめてみようじゃないっ。どちらのプレゼントに愛が感じられるかを!」
「……お嬢様、やはりグリン様を狙っているのですね?」
「やはりって何よっ!? ただの言葉の綾じゃない!」
「……今回は見逃します。それでは、ワタシのプレゼントから確認してみましょう」
「…………」
「…………」
「……白い粒が、たくさん入っているわね?」
「ぺろ…………、砂糖です」
「ぷくくっ、確かに箱一杯の砂糖は高価だけど、砂糖のままプレゼントするってところに旅人さんの愛を感じるわね!」
「――――」
「きっと、エレレに立派なお菓子を渡しても無駄だと気づいたんだわ。何でもいいから甘い物を渡しておけば喜ぶチョロい女だと思われているのよっ!」
「そ、そんな…………」
「ふふっ、これは間違いなく私の勝利ねっ。さあ、私のプレゼントの中身は何かしらっ?」
「…………」
「ぺろ…………、塩だわ」
「…………」
「箱一杯の真っ白な、ただの塩だわ…………」
「それが、グリン様のお嬢様に対する、愛の形ですか」
「……やっぱり、私って嫌われているのかしら」
「嫌っている相手にプレゼントなどしないと思いますが?」
「そうかもしれないけど、ねぇ…………」
「お嬢様とワタシは、この塩と砂糖の意味を考えるべきでしょう」
「…………」
「…………」
「今度からは、もう少し、旅人さんに優しくしましょう?」
「ワタシは、いつもそうしているつもりですが、同感です」
▼あとがき
自分に、プレゼント。
書籍化、決まりました。
詳細は、活動報告にて。




