◆レギュラー紹介・あらすじ/結婚観編◆
▼主人公
<概要>
・別世界に迷い込み、労せず強い力を手に入れてしまった三十代半ばのおっさん。
・その力と魔物を倒して得たアイテムを頼りに、道楽の旅に出る。
・普段は力を隠しており、生活の安泰と道楽のためだけに全力を尽くす。
・素性を隠すため、場面に応じて名前、職業、格好を使い分けている。
・オタク。少女好き。考え無し。サド気多め。情が薄い。必殺技は餌付け。
<容姿>
・地球人。36歳。やや太めの体躯。のっぺり顔。猫背。総じて冴えない中年男。
<結婚観>
・結婚願望は無いと断言しているが、潜在的な憧れを持つ。
・仮に結婚するなら、ありのままの自分を理解してくれる人だと乙女のような願望を持っているが、一方で本当の自分を好むような見る目がない相手は嫌だといった矛盾に囚われており詰んでいる。
<一言>
「離婚せずに済む方法を知っているか? それは結婚しないことさ」
▼コルト
<概要>
・主人公が拠点にしているオクサード街で働く少女。
・普段は帽子を被った少年の恰好をしており、将来の夢は冒険者。
<容姿>
・人族。12歳。薄汚れた格好をしているが可愛らしい顔立ち。胸は無いに等しい。
<主人公との関係>
・主人公を怪しい変人だと認識しつつも、良い金づるとして付き合っている。
・段々と主人公のダメさっぷりにほだされ、放っておけなくなっている。
<結婚観>
・主人公のようなダメな変人とは結婚したくないと強く感じている。
<一言>
「結婚なんて、大人になってから考えればいいだろ?」
▼ミシル
<概要>
・オクサード街に住む付与魔法に長けた少女。
・主人公のサポートを受け、歌って踊る人形を作り販売している。
<容姿>
・人族。16歳。ブラウンの三つ編みとソバカスが似合う素朴な雰囲気。
<主人公との関係>
・付与魔法の有用性に目を付けた主人公と契約してしまい、今日もせっせと付与アイテムを作り続ける苦労人。
・白馬に乗った王子様に救われる事を夢見ていたが、実際に現れたのはオジサマだったので混乱している。
<結婚観>
・まだ若いので結婚願望はさほど強くない。
・今は念願の人形売り業に没頭しているため、恋愛について考える余裕がない。
<一言>
「けけけ結婚ですかっ!? わたしにはっ、まままだまだ早いと思います!」
▼ウォル
<概要>
・オクサード街の路地裏でひっそり買取業を営む裏番長。
・元トップクラスの冒険者。領主のクマラークとはマブダチ。
<容姿>
・ドワーフ族。136歳。灰色の髪と髭をした初老。ずんぐり体型。
<主人公との関係>
・重度の毒に侵されていたが、主人公から買い取ったアイテムで回復。
・主人公にとっては、何も聞かずアイテムを買い取ってくれる貴重な資金源。
・その実、強力なアイテムを持つ主人公の存在を懸念し監視している。
<結婚観>
・恋愛や結婚には一切興味がない。欲は酒に特化。
<一言>
「結婚じゃと? そんなものは、やりたい奴がやればいいものじゃ」
▼クマラーク
<概要>
・オクサード街の貧乏領主。トップクラスの元冒険者。ウォルとはずっとも。
・妻、娘、息子持ち。貴族には珍しく妾を持たない愛妻家。もげろ。
<容姿>
・人族。43歳。欧米風の彫が深い金髪の似合うイケメン。爆発しろ。
<主人公との関係>
・主人公に二度助けられた恰好で縁が深いが、主人公と正反対の誠実な性格と容姿であるため、致命的に馬が合わないと感じている。主人公が。一方的に。
<結婚観>
・結婚するのは当たり前であり、深く考えた事がない。
<一言>
「結婚なんて、貴族でなくとも当然の義務だろう?」
▼ソマリ
<概要>
・オクサード街の領主家の長女。一応れっきとしたお嬢様。
・街の利権を狙う賊から襲撃され、危ない処を主人公に助けられる。
<容姿>
・人族。17歳。金髪ポニテ。白い肌に整った容姿。悪戯好きの子供のような瞳。
<主人公との関係>
・特異な存在に反応する特殊スキルを用いて、主人公を追い回す困ったお嬢様。
・主人公にとっては恰好の弄り相手となっており、ある意味相性が良い。
・お付きの行き遅れメイドとの仲を取り持とうと画策しているが空回りしている。
<結婚観>
・貴族の責務として政略結婚する覚悟はあるつもりだが良縁に恵まれていない。
・主人公やメイドと同じ「結婚できない人種」に括られる事を心底嫌がっている。
<一言>
「エレレの引取先が決まらないと、私の結婚どころじゃないわ」
▼エレレ
<概要>
・ソマリの護衛兼メイド。ソマリと同様に主人公に助けられる。
・元冒険者。オクサード街の女性で最も高いレベルを誇る女傑。
<容姿>
・人族。25歳。黒髪ショート。冷ややかながら可愛さも残す端麗な顔立ち。
<主人公との関係>
・ピンチから救い婚約指輪を渡してくれた主人公に思慕らしき感情を抱いている。
・男女の距離感が分からず、主人公に雑に扱われて喜びを感じる残念美人。
<結婚観>
・実際はそれほど結婚願望が強い訳ではないが、これまで自分を鍛える事に費やしてきた時間を取り戻すため、普通の幸せ=結婚に憧れがある。
・ソマリに最後のチャンスだとそそのかされ頑張ってアピールしているつもりだが、恋愛初心者のため盛大に空回りしている。
・甘い食べ物と恋愛との重要性を比較して悩む程の甘党。概ね男運が悪い。
<一言>
・「人の価値を容姿や性格、そして結婚の有無で判断するのは如何かと思います」
▼ネネ姉妹
<概要>
・主人公と愛人契約を交わした元娼婦の姉妹。
・人族の少女。十代後半なのでギリギリセーフ。(主人公の希望的観測)
<容姿>
・姉のルーネは、長い銀髪、白い肌。外見は儚げだが口調と性格は江戸っ子風味。
・妹のティーネは、短い茶髪、褐色の肌。外見は気が強そうだが引っ込み思案。
<主人公との関係>
・何も持っていない自分達が普通になるために、何でも持っているのに普通であろうとする主人公の近くに居る事にした。
・少なくとも今まで会った男性の中では、主人公が一番優しいと思っている。
<結婚観>
・結婚なんて考える余裕や資格があるとは思っていないが、もしも誘われたらそれも悪くないかなと考えている。
<一言>
「結婚かい? そんな普通の幸せにありつきたいものだねぇ」
「お姉ちゃんと一緒にお嫁さんになりたいです」
▼魔族
<概要>
・人類の天敵。人類を圧倒する強さを誇る。
・雑兵たる魔物は獣型、幹部の魔人は女性型、頂点に立つ魔王は不明。らしい。
<主人公との関係>
・冒頭の探索時代に、魔人の一部にちょっかいを出している模様。
・詳細は今後語られる予定。
<一言>
「「「…………しくしく」」」




