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奴隷少女の日常 5/7




≪ 第7話/スペシャルレシピ ≫




 定期的にレシピを完成させる腕と知恵が備わってきた頃、一つの問題が発生した。


「もうっ、どうして上手くいかないのよっ」


 ベルーチェだけの完成速度が落ちたのだ。

 天才肌で気分屋な彼女にムラがあるのは常だが、今回はいつも以上に長引いている。

 噂に聞くスランプというものだろうか、と心配したリエーが声を掛けようとしたのだが……。


「放っておいていいよ、お姉ちゃん。ベルーチェさんの調子が悪いのは、自分のせいだから」


 妹のコニーから溜息交じりに止められてしまった。


「えっ、自分のせいって、どういうことなの、コニー?」

「だってベルーチェさんは、難しいと分かってるレシピを作ろうとしてるんだから、時間がかかって当然だよ」


 様々な材料と知識と技術を要するレシピ作りは、少しは慣れたといっても一筋縄にはいかない。

 だからこそ少女達は、シンプルで理解しやすい料理を選ぶことでどうにか数をこなしてきた。

 それなのにベルーチェは、命令されてもいないのにあえて困難な道を選択し、再現が難しい料理に挑戦している。

 主人から課せられたレシピ作りには、難易度の評価項目は無い。

 数だけしか評価されないのだから、複雑な料理に時間を使うのはそれこそ時間の無駄である。


「あっ、もしかしてベルーチェちゃんは……」

「そうだよ、お姉ちゃん。ベルーチェさんはスペシャルレシピを作ろうとしてるんだよ」


 スペシャルレシピとは、三人が勝手に決めた名称だ。

 ご主人様である中年男は、レシピに優劣をつけないのだが、明らかに異なる反応を示す場合がある。

 男は明言しないが、ずっと反応を窺ってきた少女達にはよく分かる。

 無作為に作られたレシピの中で、とりわけ男が喜ぶレシピ。

 それこそが、スペシャルレシピ。

 男が好物とする料理のレシピなのだ。


「そっか、スペシャルレシピが完成すると、すっごく喜んだ旦那さまがいっぱい褒めてくれるよね」

「あたしにとっては鬱陶しいだけなのに、きっとベルーチェさんは違うんだよ」


 無駄口が多いくせにあまり感情を顕わにしない男だが、料理に関しては違いが明確になる。

 懐からお手本となる料理を取り出す時、その料理について説明する時、そして食べる時の様子を観察していれば、好き嫌いが丸分かり。

 基本的に肉料理を好み、野菜料理を嫌う。

 しかし、味が安定している肉料理の中にはスペシャルが少なく、それ以外の癖が強い料理の中に多い。

 ベルーチェはその一つに狙いを定めて作ろうとしているのだ。


「この前、わたしが偶然スペシャルレシピを完成させた時、ベルーチェちゃんがすっごく羨ましそうにしてたよね」

「お姉ちゃんが褒められるのを、すっごく恨めしそうに見ていたんだよ」


 理由は追及するまでもないだろう。

 男に対して少女が主導権を握ることができるのは、料理だけなのだから。


「ちょっと、好き勝手に憶測するのはやめてちょうだい。私はただ、私自身が気に入った料理のレシピを作っているだけよ」

「ベルーチェちゃんって、素直なのか素直じゃないのか、よく分からないよね」

「そうだよっ、面倒くさいところはあいつとそっくりだよ」


「……それは本当に嫌だから、やめてちょうだい」


 どうせ作るのであれば、より喜んでくれるものを選ぶのは、何も特別な心理ではない。

 相手が嬉しいと、つられて自分まで嬉しくなる。

 ただ、それだけ。


「くふふっ――――」


 スペシャルレシピが完成した時のことを想像し、ベルーチェは無意識にほくそ笑んでいる。

 完成せずとも試行錯誤している段階でもう、十分楽しそうに見える。


 成功したその先に幸せがあるのではなく、目指している過程こそが幸せ……。

 とは、誰の言葉であったか。


 その理屈で考えると。

 健気な少女の頑張りが報われない可能性もあるわけで。


「「…………」」


 期待に胸を膨らませるベルーチェを見た兎族姉妹は、恋する乙女って大変だなー、と思うのであった。






≪ 第8話/姉なるもの ≫



 その夜。

 珍しく年下のコニーだけが早めに寝たため、年長組の二人が談話室で会話していた。


「そういえば私、リエーに聞きたいことがあったわ」

「えっ、何かな、ベルーチェちゃん?」


「レシピが完成して、彼からどんなご褒美がもらえるのか相談していた時の話よ」

「あっ……」


「あの時は聞けなかったけど、リエーも二回目のご褒美を使えば奴隷から解放できるって気づいていたわよね?」

「えっ、ええー、それはー」


「リエーは誤魔化そうとする時、間延びした喋り方になるのよね」

「そ、そんなことはー」


 ベルーチェが問い詰め、リエーが誤魔化そうとしている理由。

 それは兎族の姉が、最愛の妹に嘘をついてまで、奴隷で居続けようとしているからだ。


「本当に酷い男だわ。こんなにも健気に尽くそうとしている女を簡単に手放そうとするなんて、ね」

「……ベルーチェちゃん、わたしはただ、旦那さまに恩返ししたいだけなんだよ」


 観念したかのように、リエーは語り出した。


「奴隷館に閉じ込められていた時、わたしはどうやったらコニーを守れるのか、それだけをずっと考えていたんだよ。奴隷になってしまったからには、もう普通の生活には戻れない。そもそも、選ぶ道も残されていない。……それでも、男の人に好き勝手されたあげくに殺されるような終わり方にならないよう、毎日毎日ずーっと考えていたよ」

「それが、彼を選んだ理由なのね?」


「……うん、そうだね。初めてお話しした時、旦那さまはわたしの体には興味を持ってないように見えたんだ。そう、わたしなんかより料理の方がずっと大事だって伝わってきたの。だから、この人なら少なくとも無闇に暴力を振るったりはしないだろうって思ったから、コニーと一緒に買ってもらうようお願いしたんだよ」

「でも、女としての魅力を否定され、料理を作るためだけの道具として扱われるのも大概だと思うわよ」


「わたし達はもう奴隷という商品になったんだから、それは当たり前なんだよ。どれだけ物扱いされても、壊されなければ生きていけるはずだから」

「…………」


「きっと旦那さまは、飽きたら売ったり壊したりしないで、ただ捨てちゃうと思うから」

「――――っ」


 その言葉には、強い覚悟を抱いて男の奴隷になったはずのベルーチェさえも、息を飲み込んでしまう。

 つまり、それは、捨てられることを前提にした選択に等しい。


「……あなたって、妹の前では甘い顔ばかりしているけど、本当はとっても強かなのね」

「そ、そんなことないよー。わたしには何の力も無いから、コニーの傍に居ることしかできないんだよ」


「でも、あなたの選択が今の状況を作ったのは確かだわ。先のことまでは分からないけど、姉として妹を守る役目は立派に果たせていると思うわよ」

「ううん、それも全部旦那さまのお陰だよ。旦那さまは最初に思ったように料理ばかり見ているけど、こうして普通以上に暮らせる場所まで用意してくれた。それも料理のためなんだろうけど、でも、きっと、それだけじゃない」


「……それについては、疑問を感じるわね。彼にとって料理以外はどうでもよく、ただのついででそうなっているだけかもしれないわよ?」

「旦那さまが本当に全てに無関心だったら、コニーもあそこまで過剰に反応しないと思うの。あんなにも怒ったり笑ったりするコニーは、奴隷になる前も見たことがなかったんだよ。だからやっぱり、旦那さまのお陰なんだよ」


「まあ確かに、コニーに意地悪する時だけは生き生きしているわよね……」

「大丈夫だよっ、ベルーチェちゃんが言い寄っている時も、旦那さまはちゃんと戸惑った顔をしているからっ」


「……何が大丈夫なのかさっぱりだけど、ほんのちょっとは私達にも気を向けているのかもしれないわね」


 ここで一旦話を止めて、二人は顔を見合わせて笑った。


「――――だからわたしは、旦那さまのために料理を作り続けることで恩返しをしたいと思っているの。……せめて、あの人がわたし達の料理を不要だと思うようになるその日までは」

「……本当の本当に酷い男だわ。全てを理解した上で、それでも尽くそうとしている女に気づきもしないなんて、ね?」


「それもきっと、旦那さまらしさだよ」

「まったく、私もあなたも厄介な男に囚われてしまったものね」


「あ、あー、それについてはどうかなーって思うけどー」

「くふふっ」


 二人は、もう一度笑い合う。



「……そういえば、『健気に尽くそうとしている女』には、ベルーチェちゃんも入っているよね?」

「さあ、どうかしら。もしかしたら、あなたの妹も入っているかもしれないわよ?」


「そ、それはさすがにー」

「今はそうかもしれないけど、先のことは分からないわ。意固地なタイプが一度引っ繰り返ってしまったら反動が凄いそうだから」


「それって、ベルーチェちゃんの体験談だよね?」

「……あなたって、本当にいい性格をしているわね」


 子供が寝静まった夜、少しだけ大人な少女達の密談は続く。






≪ 第9話/ご主人様のお仕事 ≫



 料理のレシピ作りは、すこぶる順調である。


 言い出しっぺの俺の役割は、有能な従業員を揃え、快適な職場環境を整えた時点でほぼ完了している。

 後はただ、十日に一度の品評会に顔を出し、是非を判断するだけ。

 それ以外にも呼び出されて買い物に付き合わされたり、名物料理を探す旅に同行させられたりもするが、これもレシピ作りに欠かせない歯車の一つ。

 成否の全ては三人の少女の腕にかかっているのだ。


 だから決して、小さなレディーのご機嫌を損ねてはいけないのである。



 ◇ ◇ ◇



「うーん、一つめの料理はまだ形になっていない気がするなぁ。味にまとまりがないって言うか、苦みが強いって言うか。それに比べ、二つめの料理はもう十分に完成されているだろう。とってもジューシーで素晴らしい出来映えだ」


 本日は、品評会の日。

 ベルーチェ、リエー、コニーの三人が用意した料理を口に入れ、その口で偉そうに感想を述べる。

 料理評論家になったようで気持ちいい。

 渾身の料理を上から目線で酷評し鼻で笑う海原先生のお気持ちがよく分かる。


「ちょっと、好き嫌いで判断するのは駄目だと何度も言っているでしょうっ。どう考えても、二つめの肉料理よりも一つめの野菜料理の方が完成されているじゃないっ!」

「だ、旦那さま、野菜も食べないとお体に悪いと思いますっ」

「デカい図体して野菜嫌いだなんて、こんな大人になっちゃダメだよね、お姉ちゃん」


 料理スキルと根性が相まって、少女達は短い期間で見違えるほど成長した。

 料理の腕前や知識だけでなく、味覚ももう敵わない。

 海原先生のように鋭い味蕾と己の意見を押し通す強い精神力が欲しい。


「いやいや、好き嫌いが駄目ってのは正論だが、食べる相手が人である以上避けて通れない問題だと思うぞ。どんなに凄い料理人が作った料理でも、審査員が嫌いな食材が入っていたら素人にも負けるだろうし。あの料理の鉄人の加賀さんだって、腹を満たすだけの料理に価値はないという理由でうどんを毛嫌いしていたからな」

「相変わらずあなたの例え話は分かりにくいけど、いまさらレシピ作りの根底を覆すような発言はやめてちょうだい。ここまで大見得を切って大層な準備までしておいて、当の本人が味の深みを判別できないお子様舌でしたとか笑えない冗談だわ」

「旦那さまは、わたしの作った野菜料理はお嫌いですか?」

「お姉ちゃんを悲しませるなんて許さないからっ。ちゃんと全部食べてよねっ」


 おかしい、何かがおかしい。

 どうして評価する側が怒られるのだろうか。

 これはもう、料理の品評会ではない。

 稼ぎが悪いくせにグルメを気取る駄目オヤジが家族から責められている様子がこんな感じだろう。


 ……まあ、これも一つの家族団らんだと思えば悪くない。

 プラス思考だけが俺の心の支えである。


「ふむ、どうやら今日は体調が優れないから、味覚も鈍くなっているのかもしれないな」

「それは女性の体の特徴でしょう。本当に気分が悪いのならいつも無駄遣いしている回復薬を飲めばいいじゃない」

「この野菜をたっぷり煮込んだおかゆを食べれば元気になりますよ、旦那さま」

「ちゃんと残さず食べきるまで帰さないからねっ」


 どうやら本日も、やたらと多い料理に阻まれ、実家に帰ることができないらしい。

 酒も次々とお酌されるから、ついつい長居してしまい、けっきょく泊まる羽目になってしまう。

 きっと、過食とアル中でじわじわと殺害する作戦なのだ。

 罪のない少女を金で買って仕事を強要しているのだから嫌われて当然である。



 ◇ ◇ ◇



「だんなさまぁ~、これもたべてください~」

「おねえちゃん……、だめないもうとでごめんね……」


 兎は夜行性のはずなのに、兎族姉妹の活動時間は短い。

 真夜中になる前にウトウトしだして、しばらくするとテーブルに伏せて眠ってしまう。

 そんなに夜が苦手なら、無理して長時間のディナーに付き合わなくてもいいのに。


「わたしのなにがきにいらないのよぉ……」


 ベルーチェはもう少し長く起きているが、やはり日付が変わる頃には寝てしまう。

 俺に合わせて酒を飲んでいるからだろう。

 未成年の飲酒には注意するべきだが、酒は料理の必需品だし、この世界では年齢制限されていない。

 だからといって、酒に強いわけでもない。

 背伸びしたいお年頃なのだろう。

  

「さて、と……」


 品評会という名のディナーが終わり。

 三人の少女が寝落ちした後。

 俺には最後の仕事が残されている。


「よっこらせ」

 

 料理作りに風邪は御法度なので、テーブルの上で潰れている少女達をベッドまで運ばなくてはならない。


「いくら力があっても、片手に一人ずつだと持ちにくいよな」


 右腕に姉のリエー、左腕に妹のコニーを抱え、二人の寝室を目指す。

 一人ずつ運ぼうとすると、妹ちゃんが目を覚まして騒ぎ出すから、二人一緒に運ぶしかない。

 姉を想う妹の第六感は恐ろしい。


「はいはい、ちゃんとベッドの上で眠りなさい」


 二人をベッドに降ろすと、妹が寝返りを打って姉に抱きつく。

 妹は嬉しそうにしているが、両腕で腰をぎゅっと締められた姉は苦しそうだ。


「おやすみ。いい夢を」



 最後の最後は、前髪ぱっつんの元ダウナー娘。

 長い黒髪がテーブルの上に散乱し、まるで幽霊みたいだ。


「相変わらず、小さいな」


 性格は変わった気がするが、身長に変化は見られない。

 二つ年下のコニーと同じくらいじゃなかろうか。


「あーあ、こんなに服と髪を汚しちゃって」


 面接した時と同じように、お姫様だっこで運ぶ。

 ちゃんと抱きかかえないと、長い髪と一緒に両腕もぷらぷら垂れ下がるから、死体を抱えているようで怖い。


「はいはい、お姫さま、ベッドに到着しましたよー」


 そう言ってベッドの上に乗せると、寝たまま表情を緩ませる。

 言葉が分からないのに「可愛いでちゅねー」と言われて喜ぶ赤ん坊みたいだ。


「おやすみ。いい夢を」



 これで俺の仕事は完了。


 転送アイテムを使えば今からでも帰れるのだが、それも無粋な気がするので、応接間のソファーに寝転がって天井を眺める。

 他人の家で硬いソファーの上ではろくに眠れないが、感傷にふけるにはちょうどいい。

 まあ、大して考えることなんて無いけどな。


「…………」


 カーテンが閉じられていない窓から、月明かりが差し込んでいる。

 窓枠でできた四角い影を見ていると、牢屋に閉じ込められた気分になる。


「必ずここから脱獄して、お前を迎えにいくからなっ!」


 拳を握りしめて囚人ごっこを楽しんでいると、廊下が軋む音が聞こえてくる。

 いつもの幽霊がお出ましだ。

 足はちゃんと付いているけど。 


「――――」


 ドアを開けて部屋に入ってきた幽霊は、ソファーの上で仰向けになっている俺の横に立ち、何も言わず見下ろしてくる。

 黒くて長い髪と白い寝間着。

 まんま貞子だ。

 その手に包丁が握られていないのを確認し、ほっと息をつく。


「また眠れないのか、お姫さま?」

「…………」


 月明かりの逆光で表情がよく見えないが、俺がまだ起きていることがご不満らしい。

 残念だったな、究極の料理を食べるまでは殺されてやらんぞ。


「…………」


 やがて根気負けしたように顔を背けた彼女は、ソファーに上がり込んで俺の隣に寝転ぶ。

 背を向けているため顔が見えないが、まだ怒っているらしい。

 だったらなぜ、自分のベッドに戻らないのだろうか。


「…………」


 こうして横に並ぶと、彼女の小さな体が浮き彫りになる。

 いつも怒られてばかりなので忘れがちだが、まだ十代半ばの子供。

 気丈な彼女も、誰でもいいから傍に居てほしい時があるのだろう。  


「…………」

 

 隣を見ると、そこには黒くて美しい髪が……。

 髪フェチの俺にとって、手を伸ばさない選択はありえない。

 指先に長い髪を絡めてみたり。

 枝毛を見つけてケアしてみたり。

 つむじを押してみたり。

 えいえい!


「――――っ」


 こうして、夜は更けていき…………。



 翌朝、日が差し込むと同時に幽霊は起き上がり。

 顔を真っ赤にさせて部屋から飛び出していく。


「つむじを押したから、もよおしたのかな?」


 これに懲りたら、君も早く独りの夜に慣れるといい。


 寂しさも、案外楽しめるからさ。




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