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漂流物と漂流者 2/3




「……これが噂の知らない天井、もとい、壁か」


 海辺の街へとやってきて二日目。

 朝起きた俺の目に映ったのは、見知らぬ宿の、壁。

 お決まりの天井ではなかったのは、寝る体勢が仰向けではなく横向き派だからだ。

 仰向けが最も体に良いと聞くが、どうしても俺には合わない。

 テレビでは右側を下にした横向きが疲労回復に一番とか言っていたから、結局自分が寝やすい体勢で良いのだろう。

 人によって見解が異なる似非情報はほんと止めていただきたい。


「――――あらっ、おはよう旅人さん。ちゃんと朝早くに起きられたのね」

「おはようございます、グリン様。本日の天候は良好のようです」

「あんちゃん、おはよう」

「……ああ、おはようさん」


 服を着て食堂へ移動すると、既にモリモリ食している女性陣から挨拶された。

 昨日は一日中動き回っていたのに、この元気っぷり。

 若いっていいよなー。


「旅人さんは何だか憂鬱そうね。今日はお船に乗って遊ぶのだから、そんな心持ちじゃ駄目じゃないっ」

「……船?」


「もう忘れちゃったのかよ、あんちゃん。しっかりしてくれよな」

「そうよそうよ、しっかりしてくれないと困るわよ、旅人さんっ」

「……」


 母親ヅラするお嬢様がうざすぎる。

 だが、食事して糖分を頭に入れたことで、段々と記憶が蘇ってきた。

 俺は昨日からお嬢様とメイドさんとコルトと一緒に、海へ遊びに来ていたのだ。

 そして本日二日目の午前中は、観光船で周辺を巡る予定である。



「腹ごしらえも済んだし、早速船場に向かいましょう!」


 慣れない街のはずなのに、お嬢様は我が庭とばかりに胸を張って先を歩く。

 エスコートが苦手な草食系男子にはちょうど良い彼女なのかもしれない。

 ……お嬢様を肯定してしまうとは、だいぶ疲れているな、俺。




「あっ、旦那さまっ!」

「おっ、おはようございますっ、旦那様っ!」


 宿から外に出たところで、二つの大きな声が聞こえてきた。

 日に焼けた髪の短い少年っぽい少女と、全く日に焼けていない髪の長い少女っぽい少年である。


「えっと、君達は…………」

「はいっ、昨晩旦那さまにもらった果物を食べたら、本当に弟が元気になったので連れてきましたっ」

「旦那様のお気遣いでこうして外に出られるようになりました。今日は精一杯頑張りますのでよろしくお願いしますっ」


 あー、そうそう、そうだった。

 船の上で魚料理を満喫しようと、昨日の夜に釣り人と料理人を手配していたのだった。

 よくやったな、昨日の俺!

 明日の自分を気遣えるとは、のび太君とは違うぜ。


「うんうん、それは良かった。これで船旅が楽しめそうだ。今日はよろしく頼むよ」

「「はいっ」」


 昨夜は酔っていて投げやりだったからうろ覚えだが、姉の方が釣り人、弟の方が料理人だったはず。

 普通は逆だと思うが、海や船は女性の象徴だし、板前さんは男性ばかりだし、この方がしっくりくるのかもしれない。   

 あべこべな白黒ペアを見るとネネ姉妹を思い出すので、ついつい優しく接してしまう。

 給金はずむから頑張って俺を満足させてくれ。


「旅人さん、その、言いにくいのだけど、オクサードと懇意にしている街で誘拐事件を起こされると、同行している私達も困ってしまうのだけど……」

「人様を勝手に犯罪者にするな。失礼なことばかり言うお嬢様には、魚料理をご馳走しないからな」


「わっ、冗談よ冗談よっ。旅人さんは冗談も通じないのだから困りものねっ」

「結局困るのかよ」




 簡単に自己紹介を済ませ、料理姉弟を加え六人態勢となった俺達は船に乗り込む。

 科学が進んでいない世界なのでショボい船かと覚悟していたが、木造ではあるもののしっかりした造りで安心した。

 家や神殿など、築造技術は発展しているらしい。


「あら、がっしりしているように見えたのに、船の上ってすっごく揺れるのねっ」

「足場が安定してないと、こんなに不安になるのですね」

「うわっ、揺れてるっ、船の上こわっ」


 乗船初心者の三人娘が騒いでいる。

 お嬢様の怖い物知らずは、ある意味才能かもしれない。


 船の規模は、大きめのフェリーってところ。

 観光用に機動性重視の造りらしい。

 コースは、街の近くの離島をぐるっと旋回するだけ。 

    

 離島観光と聞いて思い出すのは、軍艦島。

 上陸せずに見るだけで楽しめる島なんてそうそうない。

 中から見るよりも外から見た方が楽しいのが玉に瑕ではあるが。

 人が住んでいない離島なんて、そんなものかもしれない。


 こんな風に感傷に浸りながら、船の旅は始まった。




 ◇ ◇ ◇



 

「船が動くと、一段と風が凄いわねっ。ほらっ、コルト君、鳥が一緒に飛んでいるわよっ」

「あっ、あそこで魚が跳ねてるぜ、ソマリお嬢様っ」


 お子ちゃま二人は船に乗るのが楽しくて仕方ないらしく、船上を走り回って騒いでいる。

 俺とメイドさんは、微笑ましくもやれやれといった感じで見守っている。

 甥っ子と一緒に乗った時のように子守りしている気分だ。


「そうだお嬢様、俺の地元では大きな船に乗ったらやっておくべき儀式があるんだが、手伝ってくれるか?」

「いいわよっ、旅人さん。私はどうすればいいのかしら」


「船の先端で、前を見ながら両腕を横に広げてくれ」

「これでいいの、旅人さん?」


 人間十字架になったお嬢様の腰を後ろから掴み、高い高いする。

 いわゆるタイタニックポーズである。

 

「何だか面白そうな儀式ね、旅人さん。いったいどんな意味があるのかしら?」

「船の上で男女がこのポーズを取ると、その船は必ず沈没するんだよ」


「何でそんなことするのっ!?」

「乗って、走って、沈むまでが正しい船の楽しみ方なのさ」


「沈んだら楽しくないでしょ!」


 よし、お約束も終わったし、子守りの時間は終了だ。

 後は勝手に楽しませてもらおう。




「それじゃ、お姉ちゃんの方はどんどん魚を釣ってくれ。それを弟君の方でどんどん捌いていってくれ。俺はその後の調理と盛り付けの準備をするから」

「「はいっ」」


 船の後方部を陣取り、魚パーティーを開始する。

 料理姉弟は釣り竿と包丁を持参していたがボロボロだったので、複製魔法で出した新品を渡している。

 海育ちに加えスキル持ちは伊達じゃなく、姉は慣れた手つきで次々と釣り上げ、弟は見事な腕前で解体させていく。

 こんな簡単に魚が釣れるなら、釣りを趣味にするのも悪くないかもしれない。


 俺は俺で忙しく、飯ごうで米を炊いたり、鍋用の野菜を切ったりと、様々な魚料理ができるよう準備を進める。

 木造船で火気の使用は危険だが、事前に船長に金を掴ませているから注意してくる船員は居ない。

 外野の視線を気にしていたら旅は楽しめないのだ。


「まずは、刺身だな」


 色白な弟君の魚捌きは見事だが、それ以降の味付けや盛り付けまではあまり知識が無いらしく、多少日本料理の知識を持つ俺の指示のもとで完成させていく。

 最初は、新鮮な素材を最大限に活かせる料理、刺身である。

 小切りにした生魚を魔法で創った氷の上にずらっと並べて鮮度を保ち、適当に箸で選び取りながら、ワサビを溶かした醤油に付けて食べる。


「旦那様、その黒い汁と緑の塊は何ですか?」

「これは醤油とワサビと言って、世界で一番刺身との相性が良いタレなんだ」


「外の街には、そんな凄いものがあるのですか……」

「弟君も調理しながら食べるといい。料理人は作るだけでなく、食べながら上達していくものだと思うぞ」

「あ、ありがとうございますっ」


「もちろん、お姉ちゃんの方もな」

「はいっ、いただきますっ!」


 見て食べて学んで料理スキルが上がれば、包丁さばきが更に巧みになるだろうし、料理法も覚えてくれれば俺が楽になる。


「あら、昨日は怖くて頼まなかったけど、お魚って生のままでも美味しいのね」

「魚が、甘い? 魚も、お菓子?」

「釣ったばかりの魚って凄く美味いんだな、あんちゃん」


 いつの間にか俺の横に座っていた三人娘も好き好きに食べている。

 もっと海の景色を眺めていればいいのに。

 こいつらは食い意地が張っているからなぁ。


「おっ、カツオもあるのか。だったら、ワサビの代わりに醤油に入れるのはコイツだな」


 取り出したるは、マヨネーズ。

 マヨラー自重しろと思われるかもしれないが、意外にも生カツオとの相性は良い。

 何しろ、究極のメニューが至高のメニューに勝利した数少ない料理が、このカツオwithマヨネーズである。

 

「……うん、いける」


 いつもとは違った酸味がして美味しい。

 刺身に醤油ワサビは鉄板だが、偶には違う調味料を試すのも良いアクセントになるようだ。



「次は、寿司にするか。こんな感じの大きさに切ってくれ」


 手本として、複製魔法で寿司を一つ出す。


「旦那様、その白いものは何ですか?」

「これは炊いた米に酢を付けたシャリだ。俺がシャリを丸めるから、その上に魚の切り身を乗せていってくれ」


 炊き上がった白米を飯台に移して酢と砂糖を入れてかき混ぜ、適当に握り、そこに切り身を被せて完成。

 外国人もビックリな雑な寿司もどきだが、こうやって食べるにはそこそこ美味しいはず。

 料理を美味く感じる要素は、味だけでなく、匂い、見た目、空腹度、そして雰囲気。

 お祭りで素人が作った焼きそばを美味く感じるように、海上で捕ったばかりの魚なら何でも美味しくいただけるのだ。


「ねえ、旅人さん。下の白い奴がボロボロ崩れて食べにくいんですけど?」


 そう思っていたのに、お嬢様が駄目出ししてくる。

 シャリってのはなぁ、固めすぎず適度に空気を入れないと美味しくならないんだよぉ。

 寿司漫画でやってたから間違いないんだよぉ。

 だから、無駄に意識が高い素人が作ったらボロボロになるのも当然なんだよぉ。

 むかついたから、お嬢様用のシャリはギチギチに固くしてワサビ盛り盛りにしてやる!


「あの、旦那様、よければぼくが握りましょうか?」

「う、うむ、そうだな、何事も勉強だ。失敗を恐れずチャレンジしたまへ」

「はいっ!」


 そうか、複製魔法で出したお手本があるから、俺じゃなくて弟君に作ってもらえばいいのか。


「あらっ、旅人さんが作ったのよりも断然美味しいわねっ」

「これもまた、甘い魚料理ですね。美味しいです」

「あんちゃんは無理せず、食べるのに専念した方がいいぜ」


 料理スキルを持つ弟君はさすがで、すぐに適切な握り方を会得したようだ。

 お嬢様方はいたく満足しており。

 俺も日本料理の素晴らしさを伝えることができて、満足。

 だから悔しくなんてないんだからな!



「お次は、普通に焼き魚にするか」


 今度は横で準備していた七輪に乗せて魚を焼いていく。  

 定期的にひっくり返しながら、うちわを取り出して油を落とすために扇ぐ。


「わぷっ。ちょっと旅人さんっ、何で私の方に煙を送るのよっ」

「偶々だ。海の風は気まぐれなんだよ」


 綺麗に焼けた魚はコルトとメイドさんに、失敗したヤツはお嬢様に渡して実食開始。


「ねえ、旅人さん。私の魚だけ真っ黒なのだけど気のせいじゃないわよね?」

「魚の中には人体を害する寄生虫が住んでいるから、お貴族様であらせられるお嬢様にはしっかりと焼いた物をお出ししているのだよ」


 魚は鮮度が命。

 それは、焼き魚も同じだったようだ。 

 焼き魚は刺身ほど新鮮さが関係しないと思っていたから、嬉しい誤算である。

 

「グリン様、どうぞ」

「ああ、いただくよ」


 メイドさんがお酌してくれる酒がよく合う。

 酒の肴というだけあって、酒と最も相性が良いのは魚なのかもしれない。

 昨日買った生魚は、酒をこよなく愛するウォル爺へのお土産にしよう。


 せっかくだから、味噌を使った西京焼きやバターを使ったムニエルも試してみよう。

 まともな調理方法は知らないが、漬け込んで焼くだけでもそれなりに味が付くはず。


「旅人さんは食べるの専門だと思っていたのに、料理もできるのね」

「料理ってのは工夫の積み重ねだが、完成されたレシピに従えば誰でもそこそこ美味しく作れるところが素晴らしいのさ」


 珍しくお嬢様が褒めてくれる。

 俺は褒められて調子に乗るタイプだからどんどん褒めてくれ。


「旅人さんは何でも一人でできちゃうから、伴侶を必要と思わず、結婚しない結果になっているのじゃないかしら。逞しすぎて可愛げがないエレレと同じよね」

「ほっとけや」

「……余計なお世話です、お嬢様」


 人が気にしていることをズケズケと……。


「あっ、凄いのが捕れちゃったっ!」


 驚きの声に視線を移すと、釣り人のお姉ちゃんが変わった魚介類を釣り上げていた。

 ちょうどいい。

 不可視の魔法の糸を使って、こっちに手繰り寄せって、と。


「うぎゃーっ! 赤くてヌルヌルした気持ち悪い奴が飛んできたわよっ!?」


 胸元に軟体動物を張り付けたお嬢様が悲鳴を上げている。

 取り除こうにも気味が悪すぎて触れないらしい。


「グリン様、あの赤くて奇妙な物体も魚なのですか? まるで魔物のような恐ろしい風貌なのですが……」

「あれは『悪魔の魚デビル・フィッシュ』と呼ばれているから、『三十の悪魔サーティー・デビル』なエレレ嬢のお仲間だぞ」


「――――っ」

「うぎゃーっ!! 今度は真っ黒な汁を吹いたわよっ!?」


 無言で立ち上がったメイドさんが、お嬢様に絡みつくタコの頭に短刀を突き立てると同時に墨が発射された。

 黒くてドロドロしたものを顔面にぶっかけられたお嬢様はのたうち回っている。

 見事なコントだな。


「おいお嬢様、そんなに暴れられるとタコスミが飛び散って汚いから離れてくれ」

「まず最初に私を心配してよっ」



 ……その後、泣き喚くお嬢様に屈し、替えの服を出す羽目になった。

 選別するのも面倒なので、巨人族の姉と同じくワンピースを渡しておく。

 海といえばワンピースだから、ちょうど良いだろう。


「それにしても、タコまで釣れるとは、ここの海には色々な魚が住んでいるんだな」

「そうなんですよ、旦那様。ぼく達の街にある海は世界中の魚が集まるって言われてるんですっ」


 なんと、オールブルーはここにあったのか。

 もしかするとここは、ひとつなぎの大秘宝が眠る世界なのかもしれない。

 道楽者に、おれはなる!



 冗談はさておき、タコはどうやって食べようか。

 タコといえば真っ先に思いつくのはタコ焼きだが、タコ焼きを魚料理と呼ぶには疑問が残る。

 それに小麦粉やら鉄板やら準備に時間がかかるので、タコパはいずれ俺の部屋でリリちゃんにやってもらおう。

 なので、続々とフィッシュされるイカやカニと一緒に、シンプルに焼いて食べる。


「こんな魚も居るのね……。海って大きいだけじゃなく、深いわ……」

「生きたままの魔物を食べる気がして覚悟が必要ですね……」

「なあ、あんちゃん、本当に食べられるのかよ……」


 タコ、イカ、カニの組み合わせは、初見勢には食べ物以前に恐怖を与えるらしく、この街に来て初めて乙女らしい姿を披露するおぼこトリオ。

 いつもこのくらいお淑やかならいいのだが。


「魚介類ってのは見た目が悪いほど美味しいものだ。騙されたと思って、まずは一口食べてみるがいいさ」

「いつも騙してばかりな旅人さんが言うと、全く説得力がないのだけど?」


「あ、あのっ、本当の本当に美味しい魚なんですっ」

「この魚は見た目こそ変わってますが、街でも高値で取り引きされる高級魚なんです」


「あら、この街に住む二人がそう言うのなら間違いないわね。是非いただきましょうっ」


 俺の言葉は全く信じないくせに、料理姉弟の言葉は全く疑わないお嬢様。

 今度ウニが釣り上がったら、顔面にぶつけてやる!


「このカニっていうのは硬くて食べにくいけど、海そのものが沁み込んだ味って気がして美味しいわ」

「タコとイカは、味といい歯ごたえといい、お酒によく合いますね」

「うめーっ、全部うめーーっ!」


 三人娘は少し食べただけで評価をひっくり返した。

 鱗の無い魚はある地域では神に捧げるほど清い動物だから、美味しくて当然なのだ。

 これ、すなわち、神がグルメである証明なり。


「うぷぷ、エレレが悪魔の魚を食べると共食いね、共食い」

「…………」


 メイドさんの方から、お嬢様はタコに襲われたままにしておけばよかったと悔やむ気持ちが感じられる。

 笑ったら俺も同罪にされそうだから、そっぽを向いて誤魔化さねば。




「さて、最後は鍋で締めるか」


 いい加減、料理するのも面倒になってきたので、手っ取り早くて美味しくてかつ健康的だと評判の鍋料理でゆっくりしたい。

 そう、思った矢先。


「――――か、海賊だーっ!!!」


 船員の慌てた声が聞こえてきた。


 ……そうか、本当にここは、ワンピースな世界だったのか。 

▼あとがき

文庫版2巻の発売日が決定しました。

戦略的連続発売の予感。

詳細は、活動報告にて。

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