マンション前の女の子
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:マンション前の女の子
ある日、僕が学校から帰ってくると
マンションの前に女の子がいた。
天気が良いのに傘を手に持ち、
ロビー前の花壇の所でじっとしている。
変な子だなぁなんて思いながらその子を見ていた。
歳は僕と同じぐらい。
小学校高学年と言ったところか。
でも僕がその子を見ていたもう1つの理由は、
「ふーむ。にしても、めっちゃ太ってる子だなぁ…」
と言うもの。
そうやってちらほら見ていると、
その子は急に僕の方を振り向き、
「あんた、ウチのこと見えんの?」
と言ってきた。
「え…」
「ウチのこと見えんの?」
→「本来なら見えない」
→「幽霊?」
の図式がまた瞬時にして出来上がり、
見ちゃいけないものを見てしまった??
みたいな気になってめちゃくちゃ焦った僕は、
そのまま走ってエレベーターに乗り、
すぐに自分が住んでる5階のフロアへ上って行った。
「はぁ〜焦ったぁ…」とか思いながらも
「…あの子、関西弁しゃべってたなぁ。関西出身だったのかなぁ?」
なんて、その子の事をちょっと思ったりしていた。
そして5階フロアに到着し
エレベーターを降りた時、
「…え?」
太った女の子「ハァハァハァハァハァハァ」
階段で登ってきたのだろうか。
めっちゃ息を切らしながらさっきの子がそこに居た。
「………」
訳わからず黙って見ていると、その子が近づいてきて、
太った女の子「ハァハァ…ちゃうねん、ほんまはな、あんたがエレベーターでここまで上がった時に、すでに私そこにおってさぁ、んで『さっきはごめんな、変なこと聞いて』って言うはずやったんやん!」
「………」
太った女の子「あかんわ。もうちょっと走り早ならなあかんわほんま…!あ?あんた、この話知ってる?」
実は知っていた。
『マンション前の女の子』という怪談があり、
今までと同じような展開で
主人公がエレベーターで
自分の住むフロアに上がった時、
間髪入れず、1階で別れたその女の子が
エレベーター横の階段の所に立っていて、
この子が今言ったように
「さっきはごめんね、変なこと言っちゃって」
とか言ってそのまま階段を降りていくと言う話。
実はその子は、
雨の日にエレベーターで事故に遭ってしまった
女の子の霊で、
よく晴れた日なのに傘を持っているのはそのため。
小学校児童の足でエレベーターと同じ速さで
階段を上ってくるなど有り得ない、
と言うのがオチであり、
その子が霊的存在である事がその時にわかる…
か、もしくはその後になって気づく…
というモノだったのだ。
「……うん、一応、知ってるけど…」
太った女の子「あ、知ってたんや。ほんなら話早いわな。やっぱあかんな、こんな太ってたら階段早く上がってこられへんわほんまに」
「……き、君も、その霊なの…?」
太った女の子「ん?あーまぁ一応そやけどな。こういう子って結構いっぱいおんねん。私みたいに太ってる奴もおったら痩せてる奴もおってさ」
太った女の子「痩せてる奴なら霊力って言うの?まぁそんな力でパッて上がって来れるみたいやねん。もーうちょっと足速なるようにするわ」
太った女の子「そやないとこの話、成立せえへんしwんじゃ……あ、ほんまはそこの階段降りて行くねんけど、このままパッて消えさせてもらうな。じゃあまたね♪」
それだけよーしゃべったこの太った女の子は、
僕の目の前でふっと消えた。
これが、僕が2度目に体験した
『マンション前の女の子』のエピソード。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=fb1uZdloex4
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サクッと読める幻想小説です(^^♪
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