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理系ジョが送る、異世界攻略冒険物語  作者: 福寿草
第三章 小鳥を救え
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☆ 始まり

次の日


ヂヂヂ ヂヂヂ


カチッ


煩い目覚まし時計を止め、カーテンを開けると、外はいい天気………………な訳もなく辺りはまだ真っ暗だった。そりゃ、まだ5時30分だからね。

この学校、7時30からHRが始まるんですよ。

で、10前には校門が閉まるから7時15分にはつかないといけない。更に極め付きは、この騎士団寮、体力を鍛えるため何故か学校から徒歩30分かかるんですよ。

マジで、寮の意味な。何なら、外のマンションの方が近い説あるぐらいだし。まぁ、大気魔法が使える人は飛んだり、使えない人は馬で来るらしいけど。


【おはよう!きょうのごはんなぁに?】


シェンヌは今日も部屋の周りをぐるぐる回っています。

え?『いつの間に見えるようになったの?』ですって?

シェンヌの姿は見えないけど、シェンヌの通った軌跡なら見えるようになったんですよ。

なんか、光ってるから分かるようになった。


「ご飯は、パンケーキで良いよね?」


【おにがいいー!ぱんやー!】


「はいはい。分かりましたよー。」


昨日は、【ずっとぱんがいい!】とか、言ってたくせに今日はおにぎりかよ。

シェンヌは光の精霊らしくものすごいめんどくさ…………………げふげふ、こだわりの強い性格をしています。

今日のお昼のために炊いたお米をとし出し、適当にふりかけをとると、味は“モントプレティア”だった。初めて食べた時は、『どんな味だろ?名前からしてお洒落だしフレンチ系とか?』と、思ったけど実際はまさかのワカメ味。いや、普通に美味しいけどさ、期待値が大きかった分ね、、、。


【まだー?】


「あと、もう少しだから箸並べといて。」


【はーい。】


おにぎりを作り終え、お弁当に卵焼きとプチトマト、そしてラソスィス(ウインナーのことね)を詰め完成。余った分はシェンヌに上げりゃいいや。


「出来たよー。」


【やったー!いたきます!】


「いただきます。」


シェンヌはまだ子供?だから、“いただきます”は言えません。コレでも、進歩した方なんだけどね。最初は【いたっきー】でしたから。某人気ジャンクフード店みたいだから、スープ吹きましたよ。それから小一時間頭に白い髭を生やしたおじさんが頭に浮かぶから困ったものよ。


で、何だかんだで今は6時40分。

もうそろそろ出ないと、遅刻するな。


「シェンヌ、鞄の中に入ってちょうだい。」


【えー、きょうはかたのきぶんなのー!】


いやいや、バレたら私の首がえらいことになるから、やめて下さい。

無理やり、シェンヌを鞄の中に入れ、寮の外に出ると、、、


「遅い。」


まさかまさかの、ウィルがいた。

え、、何?

こいつストーカーなの?


「別にストーカーじゃない。俺らはバディだから朝は共に登校しないと遅刻じゃないがペナルティがつく。」


バディって運命共同体なの?初耳ですが。

早く、クラス替えないかしら?


「お前、今ものすごく失礼なこと考えなかったか?」


「イエイエ、ソンナコトアリマセン。」


「棒読みだぞ。まぁいい。早く行__」


「早上好、艾伦先生!

本日もとても凛々しくてカッコいいです!今日の私は、椿のオイルを髪に塗ったのですがどうでしょうか?」


女の子らしい高い声の方を見ると、アレンと有栖河皓鑭がいた。

あの二人は今回もバディになったのか。

今日はアレンにカイのことを聞こうと思ったけどやめといた方が良さそうだな。

死にたくないし。


「じゃあ、行くか。」


「了解。」


こうして、私たちの1日が始まるのであった。




何とか、大晦日に投稿できました!

明日、出来るかは分かりませんが努力はします。

それでは,残りあとわすかですが2020年を満喫しましょう!

良いお年を。

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