☆ 前門の虎後門の狼
今はお昼時。
学校の中庭の隅で、今はお昼ご飯中です。
この学校には、意外にも学食は無いのでお弁当を作って食べてます。
え?『一人で食べてるの?アレンたちは?』ですって?
それはね、、、
「おい、お前は幼少期どういう風に魔法を学んだんだ。」
あの、厨二病ヤロウとだよ!
何が悲しくてこいつとお昼を一緒にしなくちゃならないんだよ!
「おい、無視するな、ユイ。お前のあの魔法をもう一度俺の前でやってくれ。」
あー!うざい、死ぬほどうざい。
構ってくれなくていいのに、、、、
ぜんぶ、、、そう、、、このバッチのせいだ!
〜遡ること5日前〜
は、何でコイツが同クラ、しかも隣の席なわけ。神様、マジで恨むぞ。
ガラガラ
扉が開き、緑色の長い髪の若い女性が入ってきた。
それと同時に周りの生徒も席に着き始めた。
「諸君、久しぶりだな。C-1の担任プレヒティヒ・ルクソンだ。」
女性の名前っていうより男性の名前っぽいな。プレヒティヒ先生はパチンと指を鳴らすと、みんなの目の前にバッチが届けられた。
「それを今からつけなさい。」
バッチを手に取り制服につけると、急にバッチが青く光出した。
他のみんなもそうで、赤や紫などたくさんの色で埋め尽くされた。
「では、同じ色に光った奴同士で固まってくれ。このクラスは18人だからきちんと決まるだろう。次のクラス替えまではそいつがバディだ。」
へー、成る程。
私のバディは誰だろ?
辺りをキョロキョロしていると、
「おい、動くな。」
…………………は?
振り返ると、そこには青色に光り輝くバッチを持つ厨二病が、、、、、
まさか、、、、
「ウィル・リンドルとユイ・アルベール、バディとなりました。」
「分かった。………………ん、お前は、、、」
先生はなぜか私の前に来てガシッと肩を掴んだ。
離れてたからわからなかったけど、この人背が高い!そこら辺のプロの女子バレー選手並みに高い。後、痛い。握力強すぎでしょ。
「お前がユイ・アルベールか!あの課題テストでの大気魔法は素晴らしかったぞ!磨けば私以上の精度となるだろう!期待してるぞ!」
「は、はい、、、ありがとうございます。」
だから、肩を掴んで揺らすな!
酔うから!
そして、私の後ろにいる厨二病、睨むな。
怖い!
こうして、バディ決めは終わった。
「では、バディは決まったな。これからはそのバディと共にしろ。今学期最後のテストでもどちらかが規定以上の結果じゃなければ二人とも退学だから気をつけろよ。」
えー、つまり、ずっとこいつと一緒なのか。
めんどくさいな。
でもまぁ、此処は大人として挨拶ぐらいはするべきか。
「今学期、よろしくお願いします。」
「あぁ。じゃ行くぞ。」
「…………………何処へ?」
「昼飯食べねぇのか?昼から授業だぞ。」
いやいや、何でお前と食べないといけないんだよ。
厨二病はやれやれと言いたげにため息を吐くと、
「俺とお前はバディなんだから行動は共にするもんだ。常識だろ。」
んな常識知るかぁぁあ!
今回もありがとうございました〜




