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理系ジョが送る、異世界攻略冒険物語  作者: 福寿草
第三章 小鳥を救え
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☆ 出会い

ガヤガヤ


ザワザワ



一週間の休暇が終わりようやく本格的な学校生活が始まった。


「あ、いましたわ!子わんこちゃん!こちらですわよ!」


「遅いー!この日に寝坊するとかダメでしょ。」


「早く来い!」


「こっちは、待ってんだから!」


いやいや、皆さん。

まだ待ち合わせの五分前ですよ!

しかも、クラスはもうわかってるんだから急がなくてもさぁ。


「ったく!いいから来い!混んぢまうだろ!」


………………………何処が?

アレンに引っ張られ、みんなが走り出した。どんだけ遅刻が怖いんだよ、と思ってたら何故か校舎をガン無視して運動場へ向かった。


「え?なんかあったっけ?」


「今から運命のジャッジですわ!」


…………………はぁ?  


意味がわからずポカンとしていると、アレンに引き摺られた。


「理由はあとだ!今回こそ、アイツから離してもらわねぇと!」


いやいや、先に理由から言いなさいよ〜!




ザワザワ


ガヤガヤ


ザワザワ


「あー、やっぱり混んでるか、、、」


着いたところは、生徒で溢れ返った競技場だった。

なんでこんなに混んでんの?


「今日から新学期が始まるからクラス替えがあるの。で、それの発表が此処な訳。」


学期ごとにクラス替えとかあるの⁈

それはそれでめんどくさそう。


「仕方ない。お前ら行くか。」


「ええ、早く行きましょう。」


四人は何やら悪い笑みを浮かべたかと思うと、堂々と歩き出した。

その姿に周りは困惑はしながらも道を譲った。

この異様な光景に驚いていると、


「行くぞ。」


ドンっと背中を押され私も歩き出した。

そして、一つの大きな掲示板の前についた。


「ユイは俺と同じ科だからこっちだ。」


アレンについて行くと、上に『騎士道科』と大きく書かれた下には三クラスに分かれていた。

えーと、私は何処だ?


必死に探していると、


「マジか、、、またアイツがいる、、、」


顔を真っ青にして項垂れたアレンがいた。


「アイツって?」


「アイツは龍山しゅっ____。」


「艾伦先生!!お久しゅうございます!ご無事でなりよりです!」


「⁈」


綺麗な長い黒髪の子が走りながらアレンに抱きついてきた。

アレンもびっくりしたのか逃げるのが遅くなって苦虫を潰した。

いろいろ、ツッコミどころ満載な子だ。


「今年も同じクラスだなんて、運命を感じますね、艾伦先生?」


「た、たまたまでは?あと、私のことを名前で呼ぶのはやめて頂けませんか、有栖川さん。」


アレンは彼女を話し、紳士的な猫を被った。


「まぁ、私と艾伦先生の仲なのですよ?」


「私は大切なものに名前で呼ばれたいのです。」


アレンはニコニコと笑いながら言った。

それって、“お前は大切でもなんでもないから呼ぶな”ってことだよね。彼女が可哀想に見えてきたわ。


「あら?艾伦先生は将来、有栖川家の者になるのですよ?何を今更、照れてるのです?」


「だから、私は…………………。」


といい、私の方を見た。

あ、これ巻き込まれる奴だ。

そうと分かったら、逃げるしかない!!

その場を急いで去ると


「待て、ユイ!」


「衣井?誰ですの?」


「いやぁ、それはだな………………。」


アレンがあの少女にタジタジになっている隙に掲示板を見ると、C-1組に私の名前が載っていた。因みにアレンは3組、トールも3組。

うん、ボッチ確定だわ。少し、いやかなりショックを受けていると、


「おい、お前がユイだな。」


声の主を見ると、身長の高い威圧感のある青年で、カイとはまた違う怖さを持っていた。

こんな怖い子いたら覚えてるはずだけど全く身に覚えがなくて今はカイより怖いわ。


「え、はい。そうですが?どちら様で?」


青年はフッと鼻で笑うと


「いいか、俺は必ずお前を越えるからな。」


それだけ言い残しこの場から立ち去った。



え、、、何この学校。

厨二病じみた奴多すぎでしょ⁈

あと、あの子だれなの?






今回もありがとうございました。


来週からテスト&模試が続くので投稿頻度が落ちるかもしれません。すみません。

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