☆ バレた⁈
sideアレン
あれからいつまで経っても来なかったが、遠くから足音が聞こえてきた。それも複数。おそらく獲物の音だな。
俺は久しぶりに自分の剣を手にした。
弓は、遠距離攻撃には有効だが至近距離だと不向きすぎる。
それに相手はあのミスティア。
さっきみたいなお子ちゃまな仕掛けは効かないだろう。
ならば、先に他の奴らをヤルべきか?
いや、それだと4対1、分が悪い。
ヴィーは、体術の心得は皆無だしな。
なら、奇襲法で行くか。
俺は矢に催眠作用のあるポピレティを塗った。
○○○○
ザッザッザッザッ
「ッチ,何なんだよさっきのは⁈」
「流石、ディアドロイだな。俺たちのことを殺すつもりだったんじゃ無いのか。」
「大方、ミスティアがあいつらのフォースを持ってる事に気がついたんじゃないのか?」
「そう言えば、ミスティア。お前、持ってるのか?」
ミスティアは胸ポケットから紅い宝石のようなものを取り出した。
(ミスティアが持ってるのかよ。めんどくさくなったぞ………………。)
アレンは吹き矢を取り出し、トールを狙って放った。
………………………が
ヒュッ
ミスティアの華麗な剣捌きで矢は弾かれた。
さらに
「この香りは、、、、、アレン?」
一本の大きな木から不自然な音がした。
その音で、マモン達は一斉に身構え、戦闘態勢へと入った。
同時に、アレンも木から降り剣を持った。
「さぁ、楽しい楽しい狩の始まりだ。」
アレンは、狩人らしくニヤリと笑い挑発をした。
が、本心はこうだ。
(は⁈なぜ俺だと分かった⁈このポピレティはよく使うが、ほぼ無臭なはずだぞ!未来の王都専属騎士ってバケモンの集いかよ!
コレは、、先が思いやられるぞ、、、、、早くヴィーがきてくれないか?
こんなのと、相手したら俺がもたねぇぞ。)
だが、アレンは知らない。
ミスティアが吹き矢から僅かに香るアレンの(ニゲラの)香りが僅かにしたため分かったのだ、と。
なんか、、ミスティアちゃんが変態っぽくなってしまった、、、、解せぬ。




