表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
理系ジョが送る、異世界攻略冒険物語  作者: 福寿草
第二章   可笑し?お菓子?な家
44/64

☆ 女は怖い?





『リオ、準備はできたか?』


『勿論ですわよ。私達は何時でも大丈夫ですが、そちらは如何かしら?』


『そうか、こっちも大丈夫だ。

_________ぶちかましてやれ。』


カイが微笑んだと同時に…………………




ドオオォォォォォォォォォォォォン



巨大な爆発音と共に家が燃え始めた。


「さぁ、マモン狩りの始まりだよ。」


その一言で、悪魔達は解き放たれた。





~遡ること85分前~


私の作が認められたことにより、本来はリオがいる立ち位置に私がきた。

つまり、このグループのリーダーが私になったのだ。

…………………なんかコレ、研究室のこと思い出すなぁ。


「先ず、リオとアレンはお菓子の家を見張ってマモン達がフォースを見つけたら合図を出して。そして、ヴィーは今から私の指定する金属の中で出せる物を教えて。」


ヴィーは何が何だかよく分かっていなさそうだけど、頷いてくれた。


「リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、フランシウム、この中で作れるものはある?」


「リチウムなら…………………後は、分からないけど。」


「分かった。じゃ、リチウムを作って。そして、リオの水を合わせて爆発させるの。」


「そんなこと出来んのか?」


あぁ、そうか。此処は化学のかわりに魔法があるもんね。

みんなも高校化学を学んでるなら聞いたことあるはずだよ!

ただし、実際に試すのはやめてよね、私、責任持たないからね!

けど、この馬鹿に舐められるのは不愉快だ。


「ええ、なんなら今試しても良いけど?」


ドヤ顔で言うと、アレンは顔を真っ青にして首を横に振った。


…………………いつもと立場が逆だなんて思わないでくれよ。ただ私はプレゼンしてるだけであって脅したりなんかしないからね。


「いや、いいです。」


「そう?で、その爆発であのお菓子の家を破壊するの。そしたら、フォースを持った彼らをアレンの炎でとらえて。」


「………………ちょっと待った。」


「ん?あ、ああ。彼らがフォースを見つけれなかった場合、若くは爆発でフォースを落とした場合は致し方ないから私の大気の魔法で探すから、やっぱりアレンはマモン達を捕らえちゃって大丈夫よ!」


「いや、そこじゃねぇよ!

…………………お前、ホントにユイなのか?」




……………………何馬鹿なこといってるの?

私は私に決まってるでしょ。


「もういい。お前、天然なのかどうかわたらなくなってきたわ。」


失礼な‼︎

私の何処が天然なんだ。


「そういうところだろ。」


意味分からん。


「わからなくて結構よ、ユイ。じゃ、お手並み拝見といきましょうか。」


「そうですわね。いつもは私が作戦を練っていましたけれど、他の人が練ったもので動くのも案外アリですわね。」







___ニコニコと笑う美少女二人、そして急にキャラが変わった(美?)少女達に男どもはこう思った。


((女って、、、怖ぇぇ。))





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ