☆ この世で一番恐いのは…………
私がグレーテルになる?
「えーと、リオちゃん。一回、落ち着きましょうか。」
まず、なんで私がグレーテルなんかにならんといけないのだ?
そんなの、、、嫌に決まってんだろっ‼︎
魔女にこき使われ、挙げ句の果て殺されそうになるんだよ!
そして、最後には魔女殺しをしなきゃいけないんだよ!
嫌だよ!絶対に嫌っ‼︎
こき使われたくもないし、自分の手を汚したくもない!
「成る程、それはいいな。」
「流石、ウチの軍師は考えることがすごいね〜。そうと決まれば、ユイ、行っといで‼︎」
「リオの言う通りだ。これは、お前にしかできない芸当だ。期待してるぞ。」
あんたら、鬼かなんかか⁈
あと、芸当ってなんだよ!
私は道化師か何かか?
「さぁて、作戦は決まりましたわっ!では皆の物、行きましょう!」
「「「おー‼︎」」」
ちょっと待てや、ゴラァァァァァァァ。
私は、納得しとらんぞっ!!
誰か、別の人が行けば万事解決だよね、コレ。
「もう子わんこちゃんったら。いい加減言うこと聞かないと、メーですよ。」
リオ、、私は赤子じゃないんだから、そんな風に子供扱いしないでくれ………って、ん?
ガッシャン
「な、何するのよ!ヴィー、この鎖を早く外しなさいっ。」
いつのまにか鉄の鎖で拘束されていた。
ヴィーはニヤリとまたあの時のようにニヤリと笑い、告げた。
「勿論解放させますよ……………あのおかしな家に着いたらね。」
ヒィィィ
「あ、悪魔だ………………。」
彼らはニヤリと笑い、こう言った。
『お前ももう私らの仲間だぞ。』
と。
その時、私は確信した。
この世で怖いものは魔女でも、人でも、人狼でもない。
今ここにいる、4人のディアドロイ達だ、と。




