☆ 皆のプロフィール帳(4)
明日は部活の三年生の先輩たちとの最後の思い出作りのBBQ!(言いたかっただけです。だって、楽しみなんだもん)
バチーン
乾いた音がこの部屋に鳴り響く
そして………………………、
「お前は馬鹿かっ!」
大声で罵られた。いや、叩かれる前にも言われたけど。
なんか、ここに来てから(子供に!!)罵倒されまくりな気がするなぁ。
「お前も子供だろう。」
なぬっ⁈
確かに此処ではそうかも知れんが、あっちでは違うぞ!
「郷に入っては郷に従え、ということわざ知ってるか?」
大人をバカにすんな!バーカ、バーカ!
「お前の方がガキクセェんだけど。」
五月蝿い、五月蝿い、ウルサーイ!!
「………あの、、、テレパシーで会話しないでくれる?何の話をしてるのかが、中途半端にわかる分、全て知りたくなるんだ。」
アレンさんが冷たい笑みを浮かべ(この人、炎の使い手だよね。氷の使い手じゃ無いよね⁈)、私達に
『話が進まないからいい加減にしろ。この自己紹介だけで4話もしてるんだぞ。』と、訴えているように思えた。
何か、………………すみません。ちょっと口論してしまいました。大人たるもの此処でグッと堪えないと、ね。
「はぁ、まだまだツッコミ足らんが仕方ない、が。__で、さっきまでの話に戻すがユイ、お前覚えてるよな?」
それは勿論!!………………って本当に何の話をしてたっけ?
うーん、うーん、あっ!!
「何で、カイは平民なのにこのお嬢様ガッコに入学できたのか__答えは貴方が何処かの貴族を脅して入学した、と答えたら何故か罵倒されて、そのハリセンで叩かれたんだっけ。」
恨めしそうにハリセンを見つめる。
「まぁ、子わんこちゃんはこの子をお気に召したのですか?でしたら__」
スッとハリセンを手にする金髪の美女。
絵にはなるけど、何だろう嫌な予感しかしません。
「ちょっとまた話が脱線しかけたよ。アレンをマジギレさせたいのかな?」
ちらっとアレンさんを見る。
手には…………………弓と矢が握りしめられていた。
「コホン、カイ説明して挙げて下さいませ。そうでないと、アレンがこの部屋を赤黒く染め上げてしまいますわよ。」
おいおい、物騒な話しないでよ!
それに、此処私の部屋だから、誰が掃除すると思ってんのよ!
「そういう問題じゃねぇよ。はぁ、リオ並みにキャラ強すぎだろ。」
「はいはい、また脱線の気配がしたよー。もう、ヴィオラ先生にお子ちゃまニ人はキャパオーバーだよ。」
「「私・俺はお子ちゃまじゃない」」
「まあまあ、落ち着き遊ばせ。もう、話が進まなさすぎて、アレンが弓を引く一歩手前ですので、リオお姉様がお教え致しましょう。」
「これで元のレールに戻った……………。」
アレンさん、なんか、、、、ごめんね?
「魔法については先日お話した通りですわ。」
確か、魔力の大きさに寄ったり精霊達の加護によって使える魔法の種類が違うんだったっけ。
「カイの属性魔法『心情操作』を扱える人は年々減少し、今ではほんの一握りの人数だけとなってしまったのですわ。」
「そうそう、で彼の母国『アルメニア帝国』の国王オスカーが、彼と妹を特待生としてこの学校に入れたんだよ。」
一個質問、なんでカイさんとその芋さんを特待生対象者にしたの?
あと、カイさん。妹いたの?
マジで似合わないんですけど。
「十中八九、将来、次期国王の補佐を務めて貰う為、だろうな。」
恩を返せよ、とでも言われてるの?
だいぶ、嫌そうだけど。
「ユイは知らないと思うけど、その皇太子さん、だいぶココが弱くてねぇ。」
頭を叩くアレンさん。うん、察した。自分より下な方にお仕えするなんて私にも無理だ。
でも、これで一つ理解した。
「だから、学院長先生はカイのことだけ呼び捨てにしたのね。」
皆んながコクリと頷く。
この世界も色々事情があるのね、と彼らに同乗するユイであった。
「さぁ、次は最難関!!私の出番ね!」
あ、、そういえばまだ皆んなの身分当てゲームが終わってなかった…………………。
次で第二章完結です!
最後の大トリはヴィオラ!
皆さんもヴィーの身分を考えてみて下さいね。
もし正解したら、ヴィーから何か素敵なプレゼントがある…………………かも




