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高溝創香の場合

前のでは言い忘れましたが、サブタイトルには語りのキャラの名前入れていこうと思います。

嘘でしょ…??噂だと編入生は魔力200越えの天才の中の天才だって言ってたわよね…でも待ってよ、あ、今私夢見てんのかな?そーよね、そうしか有り得ない…だって、編入生が今目の前にいるこいつな訳がな…

「おい、創香?おーい」

「はっ!なによ!うるさいわね!」

「えぇ…んな理不尽な怒られ方あるかよ…」

「なんでよりにもよってあんたなのよ!」

「そんなん俺が1番思ってるっつーの、お前は5歳で基準上回ってからずっと学園にいたから知らないと思うけど、俺ついこの間までずーっと魔力13だったんだぜ?何がどーなってんだか…」

「はぁ???13???嘘でしょ…それ5歳児の平均じゃないの…え、てことは妖、あんた5歳の時から全く魔力が上がらなかったってこと?それなのにいきなり200超えたって??そんなこと有り得るの?」

「だからー、俺が聞きたいっつってんの!」


おかしい。こんなの有り得ない。確かに私は5歳で学園の入学基準を超えてここに入学した。でもそこから9年間努力して努力してやっと187なのよ?なのに何なのこいつ…いきなり現れて、私よりも魔力が高いなんて…ほんと腹立つ…

思い出してみれば(こいつ)は昔から腹立つやつだった、気がする…((


「そんなことより創香!俺並立の魔力図書館行きたいんだけど!案内してくれよ、学生連書記様ー」

「何がそんなことよ!!あんたにとってはそんなことでも私にとっては大事件なのよ!少し黙ってなさい!!」

「えぇぇ…あのー…創香さーん??もしかしてあの日だったりs」

「うるっさい!!!!!」

食い気味の私にかなり引き気味な妖があほ面で固まった。はぁーーー、嘆いてもどうにもならないかー…

「妖」

「は、はひ!」

「そんなビビんなくても…行くんでしょ?図書館。さっさと行くよ」

「お、おう…」


9年ぶりにまともに会話をするのはかなり難しいということを私はこの日知ったのだった。

短かったですが、読んでいただき、ありがとうございました!

良ければ次もよろしくお願いします!

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