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人間

僕等は、四つ葉のクローバーを手に入れる為に周りの草花を踏みつけ、その栄光を探す。


僕等は、道路に横たわる犬や猫の名前も知らずに、可哀想なんて道徳と言う概念に洗脳された言葉を発する。


それが普通で常識でとても美しい世界で、皆が笑える世界だ。


僕等は等しくそれを受け入れて「当たり前」と呼ぶ。


もしも、僕等なんかより頭が良くて、僕等なんかより理性的で、僕等なんかよりも、もっと優れた何かが現れたなら


そいつらの普通や常識に飲み込まれて、僕等が道端に血を流して転がっていても「可哀想」と言って、避けられるのだろうか?


そして、数分後には忘れられてしまうのだ。


それで、そいつらにとって等しく美しい世界の完成だ。


いつからか、そいつらはそれを「当たり前」と呼ぶのだろう。


この世界なんてエゴと理不尽と大多数の我儘で出来ている。世界が賛成すればそれは正解で、世界が反対すれば間違いで


正義で、悪で。


人間で。



本質をただせばやっぱ弱肉強食で、尊重だとか思いやりだとかがなければ、ただの猿で、殺人やレイプだって横行していて、そこに感情がなければ、理性がなければ、ほら



ありのままの世界だ。



僕等は、四つ葉のクローバーを手に入れる為に周りの草花を踏みつけ、その栄光を探す。


僕等は、道路に横たわる犬や猫の名前も知らずに、可哀想なんて道徳と言う概念に洗脳された言葉を発する。


それが普通で常識でとても美しい世界で、皆が笑える世界だ。


僕等は等しくそれを受け入れて「当たり前」と呼ぶ。







あいわなびーひゅーまん

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