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01-自堕落と異世界-

まずは1つ。

前作は申し訳ありませんでしたぁぁぁ!

モチベが上がらず未完で終わらせていただきます!

今作は既に書き上がったものを上げていきますから安心してください。

では、俺TUEEEEものばかり読んで飽きたから書こうと思い立った作品。

皆さんに楽しんでいただければ幸いです。

 チューハイ、タバコ、ポテチ・・・よし。

一人酒でエロゲでも消化するか実況でもみてるか。

明日は2限からだから2時とかに寝ればちょうどいいか。


「・・・時間あるでしょ。中心街の方に行こうよ」

「課題あるからそれ片付けないといけないから無理だな」

「うんうん、私も手伝うからあなたの部屋でいいわよね」


キャッキャ・・・


 はぁ・・・リア充どもが。

って嫉妬してもな虚しいだけか。今日はギャルゲでもしよう。


チリン・・・


「夏だな。春なのに夏だな。暑だから夏いな」


友達の2人は実家。1人は就活。1人は金平糖と骨集めしてるし。

人肌恋しいね。


 片道10分程度の帰り道。

部屋はタバコの臭いとかろうじて足場のある部屋。

そろそろ片付けないとな、なんて思って早2ヶ月。


「風呂は・・・明日でいっか。

風呂って言ってもシャワーだけども」


 いつもの流れでPCをつけると普段見ないアイコンが追加されていた。


「えっと、バグじゃ。あー、オンゲが1つ消えてるのか」


 アプデでアイコン変わったんだべ。

それよりも酒とタバコ、あとはギャルゲ立ち上げて・・・


 ほろ酔いの予定のはずが思った以上に酔は周り、ベットで横になったときには軽い頭痛とめまいに襲われ最悪だった。


「はぁ↑きっも・・・明日の講義は休めるけど目覚まし・・・

ダル、明日はサボろう」


 自堕落最高ー。

いい夢見れますように。





「で、なんぞこれ?」


 どこここ?

目覚めると白い部屋なんて小説の異世界転生物だと見たけどいいもんじゃないな。

不安感パないんだけど。

腰いてぇし、白い鎧の変な人おるし・・・

はっ、これはまさか。


「異世界転生キタコレ・・・

騒いだら第一印象が」


 んで、気づいたんだけどケータイは持てるのね。

中世に転生だとしたら俺氏既にチート持ちじゃね?


「起きたか。お前が最後だ。早く王室に向かってもらおう」

「あ、はい。お待たせしてし、ししまって申し訳ないです」


 俺のコミュ障が悲しい。

男の人についていくと随分と豪勢な部屋に連れてかれた。

悲しいかな、俺の部屋の4倍以上あって無茶苦茶綺麗。フローラルな香りまであるなんてすごいここすごい。

そこにそぐわない、太った男の人が椅子に座っていた。


「さて、揃ったか」


 おう、随分と渋めの声。これだけで心臓が破裂しそうです。

それといきなりのことがあると全然対処できないね。なんにも考えれないわ・・・


「いきなりのことで驚いているようだがもう一度説明させてもらおう。

君たちを呼ばせてもらったのはこの世界を救うためだ」


 はいテンプレ。思うんだけど俺らになんのメリットもないよね。

かと言って逆らったらこの世界に無一文で野ざらしで困ったことになるから仕方ないね・・・ちゅらいね。


「とりあえずこれを飲むといい」

「あ、ありがとうございます。頂戴します」

「うむ、一気に飲むといい」


 こっわ!?なぜに一気


「フゴッ!?ゴホッゴホッ・・・グエー喉が」

「ははは、それは気付け薬だよ。スッキリとしただろ」


 クリアになったけどもうちょっとやり方がなかったかね。

鼻に入って泣きそう、てか泣いてるんだが。


「ぐはは、あんまり人を信用しすぎないことだよ少年」

「は、はい。貴重な体験あ、ありがと、とうございます」


 おかげで涙目だよこのやろう。

横の3人もポカーンとしてんじゃん。

てか、この3人昨日のリア充じゃん、もう俺の恋愛フラグないじゃん。


「さて、戯れはここまでだ。

君たちには魔王と呼ばれてる魔族を倒し、危険な魔族を滅ぼして欲しい。

もちろん君たちが絶対安全とは言えない。むしろ危険な立場にいることを理解して欲しい。

しかし、私たちには君たちを元の世界に帰す術はない。魔王を倒したら晴れて元の世界に戻れるわけだ」


 これも見たことがあるやつだな。

これって絶対なステータス差がないと死ぬな。

俺に辛い世界だな。だがここで主人公かどうかはわかるな。


「もし私たちに反逆するようならここで処分することも厭わないがどうかね?」


 空気が明らかに変わった。

うん逆らえないね。ここで死ぬのは遠慮したい。


「そ、そんなこと言われて逆らえる訳ないじゃないですか!!

でも、これから僕たちはどうしたらいいかわからないんです」

「そ、そうね。頭がこんがらがっちゃってわからないわ」


 いいぞ、いいこと言ったぞ少年。


「ふむ。確かに混乱はするか。

おい」

「はっ」


 部屋の中にいた男は宝石のようなものを俺らに見えるように出してくれた。


ディナン

Attack:53

Defense:78

Speed:36

Magic:6

スキル

【剣】Lv3

【楯】Lv4


「これが騎士団のステータスだ。

この世界ではこれが全てだ」


 なるほどな。なんというゲームチック。

新手のVRをやってる気分になるね。


「君たちにステータスを確認してから朝食に移ろう」


 キター。ステータス確認だ。さてこれで主人公かどうかが


カズヤ

Attack:0

Defense:0

Speed:1

Magic:1


スキル



「ブッフォ!?」


 やべぇ、自分のことなのに思わず笑っちまった。

雑魚すぎる。厳しすぎて生きる希望すら持てんわ。


「ふむ、終わったようだな。

では朝食に移ろう。私の妻と娘を紹介しよう。

2人をみて惚れるんじゃないぞ」


 お?姫さんをおがめるのかいいね。

それと朝食か。朝食を食べるなんて何ヶ月ぶりだろうか

騎士団に守られながら食堂にむかうとそこも破格だった。

とにかくでかい。


「わぁー」

「圧巻ね」


何もかもでかいけど机までこんなに大きいと家族の話とか無茶苦茶やりづらそう。


「まだ時間はかかるがあちらの席に座り給え」


 座る席に悩んでたけど指示くれるなら楽で助かるー。


「そういえば自己紹介がまだったね。

僕の名前は翔平(ショウヘイ)、よろしく。2年生だ」

「あ、はい。俺は一谷(カズヤ)4年生ですね」

「先輩でしたか。よろしくお願いしますカズヤ先輩」


 なんといコミュ力。

タメ語だったのに許してしまう不思議。


「ショートカットの髪の方が夏美(ナツミ)

髪結んでる方が綾香(アヤカ)って言います。

どちらも2年生ですね」

「おー、助かる。名前覚えんの苦手だけど」


 えーと、ショウ・・・ヘイ?君とナツカさんとア、アー・・・アヤ?やべぇ、早速忘れた。年なのか?


「待たせた。朝食ができたようだ」

「おはようございます、お父様」

「今日はお客様がいらっしゃるんでしたっけ?」


 扉から現れたのはピンクの派手なドレスを着た女の人と黒を基調とした女性だった。

これは驚いた。思わずガン見レベルだ。


「ふふふ、驚いているようだな。

我が娘のアリスと妻のダリアンだ。

見惚れてるようだが夫は選ばせてもらうがな」

「そんなに見られると照れてしまいます」

「この歳でも気恥ずかしいものね」


 おーっと、あまりのことに思考が回らなかった。

それと国王?俺は見惚れてるんじゃない予想の斜め上だったんだ。


「さぁ朝食にしよう」

「勇者様方頂きましょう」


 とりあえず、パッと見だからあれだが。

140~150センチで体重は70とかかな?

力士が着飾ってるかと思った。

妻さんのほうは身長と体重共にプラス10くらいした感じだ


「こちら朝食です。

パンは足りなければお申し付け下さい」

「おkです」


 ステーキ、お肉たっぷりのスープ、肉団子・・・

野菜の姿確認できず。

胃GAAAAAAA!胃もたれ半端ない朝食だなおい!?


「俺らに優しくねぇ・・・」

「あはは、そうみたいですね」


 結局食べきれず半分以上残してしまった。

どうして、あの一家は30分もかからず完食してんだよ。


「やはり朝食は軽くに限りますね」


 まじかよ・・・


投稿は2~3日に一回。

投稿遅いはよと嬉しいコメントがあれば早くなるかもしれません。


日本語弱い私ですが誤字脱字があれば報告していただけると嬉しいです。

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