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僕とゆっくりの1週間   作者: わかさぎ姫
その後の僕
8/15

その後 その1

ゆっくりがいなくなった、その後の話

やぁ、久しぶりだね


今から、ゆっくりがいなくなった「その後」について、少し話そうと思う


〜その後〜


僕はゆっくりがいなくなった後も、変わらず毎日仕事をした、土日は家にいるか、同僚と飯でも食べるくらいだが。


そう、ゆっくりがいなくなってから、遊びに行く時間は減った、会社では仲良くしてる人も多いのだが、どうにも気が乗らない


ゆっくりの時は何故だろう?時間がないと解っていたからか?このままだと何も残らないと思ったからか?


まぁ、それもあるだろうけど、一番は......そうだな......


ゆっくりだったから、かな


犬とか猫とか、寂しさを紛らわせるような生き物は沢山いるけれど、僕はゆっくりといる方が楽しかった


理由はそう......ゆっくりだったから


意味が解らないって? はは、そうかもね


例えるならばハンバーグが好きな理由が「ハンバーグだから」とか言ってる様なものだもんな


けど、それ以上の理由が僕には見つけられない、いや、うまく言葉で表現出来ないんだ、高校の時は文系だったんだけどね、恥ずかしいよ


でも、僕は僕が考えついた理由「ゆっくりだから」に不満はないよ


あれは、あの一週間は、ゆっくりがメインヒロイン、さしづめ僕が主人公といった所だったから


主人公、一回なってみたかったんだよ、小さい頃からね


それはともかく、あの一週間はゆっくりと過ごした、それが「ゆっくりだったから」の最大の理由、かつ最大の思い出なんだ


おっと......そろそろ時間だ、仕事のに向かおう


「行ってきます、ゆっくり」


......もちろん、あの手紙を持って


僕は会社に向かう



end



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