気づいたこと
ゆっくりと過ごした、五日目だ
5日目
朝起きた、何かがおかしい、明らかにおかしい、昨日よりも、さらに小さくなっている.....
「ゆっ.....ゆっ..................」
声が小さい、何故か小さい、体に比例しているようだ、なんでそんなこと、なんで、小さいんだ、わからない、そりゃそうだ、知っていたら苦労はしない
「ゆっ!」
.....そうだ、一緒に遊びに行こう、ゆっくりと一緒に遊びたい、どこか遠くへ行きたい、色々見てみたい
..................その後のことは考えたくない、何故か自分は、これからゆっくりがどうなるかわかっているような気がした
〜某山〜
僕はゆっくり山に来ていた、どこにでもある山だが、ここら辺にはここしかない
「ゆっ!ゆっ!」
始めて見る山の緑に、ゆっくりは驚いているようだ、反応が可愛らしい
僕とゆっくりはそこでひとしきり遊び、観光したあと、昼ごはんを食べた、僕特製の弁当だ、誰得なんだよ、まったく..................
「ゆっー!モグモグ」
ゆっくりは美味しそうに食べてくれた、あふれんばかりの笑顔で、ボロボロこぼしながら
「さて.....帰るか..................」
僕とゆっくりは、山をおり、歩いて家までかえった、もちろん直行ではなく、ぶらぶら街を歩いたり、買い食いをしながらだ
「ゆっ!ゆっ!」
このゆっくりの笑顔を、あと何回見れるだろうか、もしかしたら今日までかもしれない、と、考えたくないことを考えてしまう
「明日も......仕事休むか..................」
今はゆっくりと過ごす時間が大切、仕事はあとからどうとでもなる
明日もどこかに行こう、ゆっくりと遊ぼう、ゆっくりと一緒にいよう
..................いなくなってしまう前に..................
5日目 END
投稿遅れてすまそん