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僕とゆっくりの1週間   作者: わかさぎ姫
ゆっくりとの一週間
5/15

気づいたこと

ゆっくりと過ごした、五日目だ

5日目


朝起きた、何かがおかしい、明らかにおかしい、昨日よりも、さらに小さくなっている.....


「ゆっ.....ゆっ..................」


声が小さい、何故か小さい、体に比例しているようだ、なんでそんなこと、なんで、小さいんだ、わからない、そりゃそうだ、知っていたら苦労はしない


「ゆっ!」


.....そうだ、一緒に遊びに行こう、ゆっくりと一緒に遊びたい、どこか遠くへ行きたい、色々見てみたい


..................その後のことは考えたくない、何故か自分は、これからゆっくりがどうなるかわかっているような気がした


〜某山〜


僕はゆっくり山に来ていた、どこにでもある山だが、ここら辺にはここしかない


「ゆっ!ゆっ!」


始めて見る山の緑に、ゆっくりは驚いているようだ、反応が可愛らしい


僕とゆっくりはそこでひとしきり遊び、観光したあと、昼ごはんを食べた、僕特製の弁当だ、誰得なんだよ、まったく..................


「ゆっー!モグモグ」


ゆっくりは美味しそうに食べてくれた、あふれんばかりの笑顔で、ボロボロこぼしながら


「さて.....帰るか..................」


僕とゆっくりは、山をおり、歩いて家までかえった、もちろん直行ではなく、ぶらぶら街を歩いたり、買い食いをしながらだ


「ゆっ!ゆっ!」


このゆっくりの笑顔を、あと何回見れるだろうか、もしかしたら今日までかもしれない、と、考えたくないことを考えてしまう


「明日も......仕事休むか..................」


今はゆっくりと過ごす時間が大切、仕事はあとからどうとでもなる


明日もどこかに行こう、ゆっくりと遊ぼう、ゆっくりと一緒にいよう


..................いなくなってしまう前に..................



5日目 END





投稿遅れてすまそん

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