私の幸せ
違和感
〜4日目〜
私はゆっくり、という名前をもらった謎の生物である
だからこの身に何があってもどうする事も出来ない、どうにかしようがない
彼と過ごして今日で4日目、言葉を話せない私にご飯を暮れたり、いっしょにいてくれる
迷惑は...かけたくない
「...り.........ゆっくり!」
...ふぁぁ、と言う擬音はでないが、彼が私を起こしてくれた、ご飯が用意されている
私はいつもどうりに彼とご飯を食べ、仕事に行く彼を見送る
さて、今私は1人、我慢することは無い
...痛いのだ、昨日から...今も痛む
大きな圧力に押しつぶされるような、ゆっくり内側に引っ張られるような
昨日の夜までは痛くなかった、むしろ幸せでいっぱいだったくらいだ
なぜだろう、顔がひきつる、彼と過ごせて幸せのはずの私の顔が、ひきつっているのはおかしい
彼だってそんな私は見たくないはずだ
だから私は我慢する、痛みも彼との日々で中和、いや逆に感じなくなるくらいだ
その後私は彼が作ってくれたご飯を食べ、時間を過ごした
・
・・
・・・
彼が仕事から帰って来た、私は痛みを忘れる、とまでは行かないが、我慢できる
彼とご飯をたべ、お風呂に入る、彼と過ごす
こんなに楽しいことは無い
そんな気分で私は眠った、幸せな気分だ
ちなみに私はご飯に対して「ありがとう」と書きたかったのだが、恥ずかしくてやめてしまったのはここだけの話だ
こんな生活が、続くといいな
...痛い
end
これから