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PC☆レボリューション  作者: ポーラ・ポリタス
第四章 ~岡崎夕貴 沙夜~
29/42

パソコン部員の合宿

沙夜ちゃんはまだ出ません。今回は短め。

今日は一日、新入部員の夕貴ちゃんの歓迎会という名目を兼ねた雑談で部活が過ぎて行った。


しかし…



「そういえば、明日で一学期も終わりなんでしたねー」



「あっ、そうじゃん」



明日は終業式だけで一日が終わり、そのまま自主解散だ。



「なんか、パソコン部だけで集まったりしたいよね」



そういうのは千夏ちゃん。



「パソコン部の夏合宿みたいな…?」



「夏合宿!?」



そんな運動部のようなことをやる必要が私たちに存在するのだろうか。



「ま、合宿とか称して一日中ずっとしゃべってるんだろうけどな」



「そうですね」



私たちならやりかねないだろう。


でも、それはそれで楽しいのだ。



「私の家ならいつでも空いてるから、来るならいつでもいいよ」



「そういえば、春香ちゃんは一人暮らししてるんだよね」



「そうだよ」



まだ優華以外の他人に私の部屋を見せたことはないが、それができるとしたら「合宿」くらいになるのだろうか。



「じゃ、今度の土曜日に春香ちゃんの家で『合宿』しようよ」



「いいよ。じゃ、それまでにいろいろ用意しとくね」



食器とかその他もろもろ、2人分しか存在しないため、紙コップ等買い出しが必要だろう。


優華と二人だけだったら面倒だとか言ってそうなことも、あまり面倒だと感じない。


私って少しは成長してるのかな……少し自嘲的に言ってみる。



明日の午後にでも買い出しに行くか……そう決めたのだった―――――










「へぇ。合宿するんだ」



「うん。私の家でやるんだー」



「じゃ、土曜日はあんたの家に遊びに行くわけにはいかないわね」



「えっ、なんで」



「だって…。パソコン部の合宿でしょう。私が行っても」

「何言ってんの。私の友人なんだから、別にかまわないよ」



「あんたね。あんたはいいかもしれないけど、私千夏以外には面識ないのよ?」



それはそうかもしれないが……私よりは社会性がある優華なら大丈夫に決まってるじゃないか。


これを口に出すのはなんとなく恥ずかしいので口には出さなかったが、



「ま、彼女らならいいって言ってくれると思うけどね」



私たちのパソコン部とはそういう人たちばかりだから。










次の日、夏休み一日目。


その日の昼間―――



「お邪魔します」



「あぁ。千夏ちゃん、夕貴ちゃん、尾鷲先輩!上がって上がって」



初日から、パソコン部の合宿が開始となった。


メンバーは、パソコン部女子部員たち。


合宿=泊まりなので、さすがに男子部員を誘うわけには……。


ちょっと恥ずかしい。


上野先輩にはあとで何らかの埋め合わせをしよう。


部員全員でそう決めた。



「で、なんで私たちまで?」



「私たちパソコン部じゃないのに…」



「まぁまぁいいからいいから」



パソコン部部員だけじゃない。


真朝ちゃんと優華も呼んでいた。


真朝ちゃんは、私と初作品を一緒に作ったわけだし、優華にいたっては、ポスターの設置なりといろいろ世話にもなっている。



「いっぱいで遊んだほうが楽しいじゃん」



「そうだね」



さぁ、夏休みの部活動が始まった―――――

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