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第33話 時代は変わるもの

受験の夏です…。 ちょっと早めに投稿しました!

「わかったよ、じゃあ気をつけて」


 そういって時雨君との会話を終えて、僕はポケットにスマホをしまった。

 うーん、時雨君と早苗お嬢様が二人っきりでねぇ…まぁおそらく、今度の早月お嬢様の誕生日のことなんじゃないかな。

 

「ねぇ、笠神! 今時雨と話してたわよね!?」

「え? そうですけど…」


 早月お嬢様は少し勢いよく僕に声を出す。どうしたんだろう…


「早苗も一緒なのね?」

「そうらしいですけど…」

「どこ行くって言ってた!? えっと…その何で二人で?」


 あ、察し…やっぱり早月お嬢様も女の子だよね、時雨君と早苗お嬢様が二人でお出かけしてるから嫉妬してるんだよね。


「……早苗大丈夫かな……どうか無事で帰ってきて……!」


 ………うん、察しました。


「本当にマ○クでいいんですか?」

「私あんまりこういうの食べたこと無いから」


 折角ここまで来て、マッ○で夕飯か…まぁ俺も久しぶりだからいいけどさ。

 しかしまぁ、フードコート混んでるなぁ、○ックでさえ、意外と並んでるもん。

 ついに俺らの番が回ってきて、店員さんが笑顔で声をかけてくる。女性…というより女の子だ。俺の目に狂いが無ければ恐らく17歳…そう、つまり俺の大好物女子高生だ!


「いらっしゃいませー!」

「スマイル1万個ください。テイクアウトで」

「ふざけないでください」

「あ、すいません…」


 店員さんに怒られちゃったよ、お客様は神様だよね!?


「コホンッ……早苗お嬢はハッピーセットでいいですよグフッ」

「よくない」


 ふくらはぎ蹴られた。痛い。


「じゃあ俺はマッ○ポークでも頼もうかな」

「申し訳ありません、そちらの商品はもう扱っていなくて」

「…なん…だと…?」

 

 なんということだ…俺が一番好きなマック○ークがないだと…? 俺がしばらくの間○ックに行かない間に何があったというのだ…


「時雨だっさ」

「だ、だまらっしゃい! えっと…じゃあメニューは……な、ない!?」

 

 …はっ!? 巷で聞いたことがある。マ○クは結構前の話ではあるが時間短縮のためとか何とかで…

 

「……じゃあテリヤキバーガーセットと…ハッピーセットで…ドリンクはコーラとオレンジで」

「だからなんで私はハッピーセット…てか勝ってに…」

「大丈夫です、おもちゃは俺がもらいます」

「そういう問題…」

「じゃあそれで決定!!」

 

 正直なんか恥ずかしかったから早く終わらせたかったのが理由の一つでござる。



「やっぱ出来立てのポテトはうまいなー」

「うまうま」


 早苗お嬢が俺より早いペースでポテトを食っていく。す、すごいな…。

 …それにしても早月お嬢のプレゼントどうするか…。何か結構のんびりしてるけど店自体閉まるまで2時間程度しかないんだよね…こんなペースだと今日中に決められないんじゃないの? 


「ってお嬢! 俺の分まで食べないでくださいよ!」

「足りないんだもん」

「…じゃあそこにクレープ屋もありますから後で買ってあげますから、俺のを食わないで!」


 必死に俺は自分の分のポテトを死守する。中を見てると半分以上なくなってた……まぁ、いいんだけどさ…俺も結構腹へってるんよ? 後で体で支払ってもら…流石にやめておこう。でも言ってみたい!



次回の更新は9月?どうかな

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