マリオネットの悲劇__突然の死
そして数日たったある日の朝。 テレビをつけて、学校の用意をしながら食パンを食べていた。
すると・・・
『…次のニュースです。 昨夜、椿山高校の新田幸太さんが自宅で自殺していたことが分かりました…』
椿山… 新田?
俺は食べかけの食パンを床に落とした。
新田幸太とは、あの金髪のダチのことだ。 俺は頭の中がぐしゃぐしゃになってしまった。
俺は、食パンをくわえて、かばんのチャックも閉めずに家を飛び出した。
学校に着くと、パトカーやマスコミの車でいっぱいだった。俺は小走りで門を抜けると、
マスコミがこちらを向き数十人で俺に向かって走ってきた。
『新田幸太さんのお友達ですか? 新田さんはどんな方だったんですか? ・・・・・・・』
カシャ カシャとフラッシュ音が雑音のように耳に入ってくる。
すると校長が小走りでこちらに来た。 すると瞬時に反応し、忍者のように全員校長の方へ
向かった。
俺は逃げるように校舎に入り、教室に入るとクラスメートのみんながざわざわと騒いでいた。
俺は新田の席を見つめた。 ボーとしていると、担任の澤田真由子、澤りんが入ってきた。
いつもは楽しい感じだが、さすがと悲しい顔をしている。
『はぃ 静かにして。』
いやな空気になった。
『みんなも知ってると思いますが、昨夜ここのクラスの新田君がお亡くなりになりました。』
すると、またざわざわ騒ぎ出した。俺はまだこの話が信じれなくて、
頬をつねったり、自分ででこピンをしたりした。
『そして最低でも今週中は、マスコミがひどいので、今週は休みにします。申し訳ないけど、今日はもう帰ってもらいます。 あと天魔くんは悪いけど、いっしょに職員室に来てもらいます。』
そして話が終わるとクラスメート全員が騒がしい感じだった。
俺は澤りんと職員室へ行くと…
『来たな。 緊急会議を行う。 悪いが天魔くんも一緒に参加してもらう。』
校長が真剣な目つきで話していた。
『みんなも知ってると思うが、今日、新田幸太くんが自殺された。 そこで天魔くんに聞きたいことがある。』
『…なんでしょうか?』
『新田君は、なにか辛いことや、憎んでいることなど、なにか言っていなかったか?』




