登場人物設定
【ブラスト】
年齢:29歳
身長:173cm
体重:
イヅナ精密電子の私兵部隊の一つ『法務部一課』に所属する、部隊で唯一の二刀双銃を扱う兵士。
死を顧みない戦闘スタイルと吹き抜ける風の如き剣術から『蒼き突風』と呼ばれている。
刀剣術や銃技の使い手が揃う法務部一課の中でもその実力は飛び抜けており、一般階級ながら上層部にも一目置かれている。
10年前の下層街区大虐殺事件の唯一の生き残りであり、仲間達を虐殺した【鎧の男】を探している。
事件当時、惨殺される仲間を目の前に何も出来なかった弱い自分を嫌悪しており、飄々とした言動の裏に強さへの執着心が見え隠れする。
【ヒューズ】
年齢:34歳
身長:182cm
体重:
傭兵派遣会社『バード商会』所属のBクラス傭兵。
機能性を重視した武装と、強化外骨格アーマーの背部に取り付けられたスラスターが特徴であること以外は目立った戦績もない、ごく一般的な傭兵。
9年ほど前に突然現れバード協会の門を叩き、身元不明のまま登用された。
荒くれ者の多い傭兵界隈では珍しく穏やかで丁寧な物腰。
正体は10年前のI.P.E.における事件『烏の落日』以降行方不明になっているかつての部隊長『黒死鳥』で、己の名も実力も隠して市井に潜伏している。
何故彼がその実力を隠してまで潜伏しなければならないのか、その答えを知る時、物語が動き出す。
【ハムド】
年齢:23歳
身長:169cm
体重:
京極ハイテックスの精鋭隠密部隊『Void』Δチームの若きエース。
元々の身体能力の高さに加えてサイボーグ化の適合率が非常に高かったため、部隊史上類を見ない早さで幾多の戦功を上げ、サブリーダーにまでなった。
その飛び抜けた身体能力から繰り出す格闘術を得意としており、無音のうちに敵を仕留める様は『橙の空蝉』の異名に相応しい。
元は企業オリンピアの陸上代表選手だったが9年前の大会で起きた大規模な爆発事故で脚を失い、半ば自暴自棄にサイボーグ化を受け入れた過去がある。
『二度と己の脚で走れない』哀しみを隠すように、普段は明るく陽気な姿を演じている。
【セイナ】
年齢:28歳
身長:178cm
体重:
キサラギ化成が誇る精鋭部隊『B.A.B.E.L.』に所属する異能力者で、赤線を基調とした姿から『レッドライン』の異名で呼ばれる。
人体実験により『不死身』とまで言われる驚異的な再生能力を有しており、クールな言動に反して、その異能力を活かした苛烈な戦闘を展開する。
もともと孤児院の出身で、11年前に唯一の肉親である妹を法闘争に巻き込まれる形で亡くしてしまう。
この事件で妹を亡くした失意の中、混迷する法への怒りと、幼い頃に交わした『正義の味方になる』という、妹との約束だけを心の支えにして人体実験に志願し、B.A.B.E.L.の一員となった経緯がある。
【ファル】
年齢:26歳
身長:190cm
体重:
極東重工が誇る最強最速の騎兵部隊『黒備え』の一員。
黒備えの中でも群を抜いて強力な武装を多数有しており『青の武器庫』の通り名を持つ。
かつて11年前に多数の死者を出して全滅したザフト地区最大のギャング集団『S.S.E』の斬り込み隊長だった。
『S.S.E』全滅は一部チームメンバーの原因不明の反逆が発端とされており、仲間を裏切り消息を絶った者への復讐を固く誓っている。
結束の強さで有名だった『S.S.E』の一員らしさは残っており、面倒見が良く、冷徹非情な性質の強い極東重工においては珍しく感情的になりやすく、涙もろい一面がある。
【タロス】
年齢:30歳
身長:174cm
体重:87kg（機動義肢の重量含む）
『國』直属の組織である特務機関スサノヲに所属する諜報員。
部隊全員が鬼面や狐面で顔を隠した『鬼神衆』と呼ばれる実働部隊の隊長の1人であり、『真紅の鬼』の異名を持つ。
『天帝』と『神託の姫巫女』に絶対の忠誠を誓っており、またこの2人からも格別の信頼を寄せられている。
10年前の「神託の姫巫女暗殺未遂事件」の折にクーデターの首謀者の駆る機動兵器『神威』の斬撃から天帝と姫巫女を庇い右半身の大部分を欠損したが、後に特別製の機動義肢によって部隊への復帰を果たしている。
性格は慎重かつ苛烈。
機動義肢のスペックを活かした高機動戦闘と、大太刀による一撃必殺のカウンター戦法を得意とする。
