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Next is this side(ネクスト イズ ディス サイド)

ごめん!あんまり前の話は見れてなかったけど、どう考えても同じ内容が続いていたep.6、ep.7と、途中で話の名用が終わっていたep.14を修正しました。これで少しは読みやすくなったかな…

本当にすいませんでした!!!!!

活動報告書くので、そこのコメントで「ここおかしいんじゃない?」というところがあれば一杯教えてほしいです。双狐炎狼伝の方でもいいです。ご迷惑おかけします!!!!!そしてご協力お願いします!!!!!

「クッ………なんでこんな短い間に二回も攻めてくるの?」

「レイダの野郎はしくりやがったらしいが、俺たちは違うぜ。見てみたら、お前が一番つえーみてぇだしな。一番最初に調理してやるぜ。」

「チッ…」

『どうすれば……』

「お困りみたいだな。加勢はいるか?」

「っ……!」

ハナが振り返ったその刹那。その周りにいた魔物の軍勢が吹き飛び、半径5mの空間にいたはずの、すべての魔物が消滅していた。

「アビスキュラ……何のつもり?」

「何のつもり、か。説明なんていらないだろ?加勢だ。」

「ゼルガと、そのパーティー全員殺したくせに!!」

「もとより殺すつもりなんかなかんだ。俺たちの言うことをしないから殺したまで。もともとは、ここに加勢するために来たんだ。」

「あっそ。」

「俺に向ける奴らの敵対の目が、その何よりの証拠だろう?」

「私は、あなたが味方だってわかっていてもああいう目をする。」

「そうか。」

実際、ハナは用心深い。いろいろと支援してくれていた四公爵すらも疑う徹底ぶりだ。もし事前に味方だと知っていても、警戒されないなんてことはないだろう。

「状況は?」

「相手が5万。対してこっちが、限界まで集めても2万。とても張り合える数じゃない。そっちは?」

「俺を入れて13人。」

「………へ?」

「安心しろ。それぞれが一騎当千だ。戦ってみるか?」

「機会があれば。じゃあ援護頼める?」

「ああ。前衛でもいくらかおいておこう。カーミラ、マルティラ、ルクレツィア。ノワールも行けるか?」

「まあ、必要とあらば。」

「よっしゃ!やっと暴れられるぜ!!行くぞルクレツィア。全員ぶっ殺す!!!!!」

「じゃ、マチアス様。行ってきますね♪さ~て、今日はカレーでも作ろうかな~」

「私の操る兵士たちも、心なしか喜んでいるようです。さっさと死んで、黄泉の兵の一員にして差し上げましょう。」

「頼んだ。貴公はどのような攻撃をするつもりだ?」

「スピード重視。速攻、一撃。これ以上伝える必要ある?」

「いや、それで十分だ。なら………セレナ。お前の未来視で援護してやれ。」

「マ……主様。あいにく、今日は半月ですが…」

「貴公は何秒後がいい?」

「一秒後。大まかな方向だけでいい。」

「いけるか?セレナ。」

「無論。お任せください。」

「…………本当に信頼していいのね?」

「ああ。心配なら、ほかの者に見張りをさせればいい。」

「了解。」

そういうとハナは、セレナを引き連れ敵陣に切り込んでいく。その後ろ姿は、パーティーを組んでいたころの彼女と全く変わっていない。

「さて、こっちも始めるか。まずは……」

そういって僕はイヴを引き連れ、テクノマギアの王がいる本陣に降り立つ。王自ら出てくるとは、なかなか剛毅なものだ。戦闘が得意なトルナスはまだいいが、テクノマギアの王は武闘派ではなく知性派。正直なところ、今なら誰にも見られず殺害することもできる。ま、今はする必要がないから、そんな無駄なことはしないけど。

「お前は、アビスキュラ……」

「久しぶりだな。テクノマギアの王よ。」

「貴様に王と呼ばれる筋合いなぞない。」

「あの巨大なゴーレム兵器はどうなった?しっかり置き土産はしてきたはずだが?」

「完成したが……お前、やはりあれはわざとだったか。」

「いろいろあって、完成してもらわなければ困るのでな。」

『きっと、どこかで使わないといけないタイミングが出てくるだろうし…その時に、出して3秒起動して1秒で壊れるような代物じゃ、使い物にならないからな。』

エーテリオン・ガイアスなら、町一つ吹き飛ばせるだけの火力をたたき出すこともできるだろう。そうすれば、いつか来るであろう大魔王との戦闘でも役に立つはずだ。もっとも、それまでに、こうやって魔物の襲撃を受けて壊される可能性があるから、もっとも狙われやすい完成直前に来たわけなのだが。

ちなみに、研究所を襲撃した日も、この国の技術力やそのと諸々を計算して、この日に間に合わせられるようにしている。

「では、完成品はどこに?」

「お前みたいな輩に壊されてはかなわんのでな。今は隠してある。もっとも、戦況が危うくなれば、出すことをやむを得んかも、だが。」

「そうか。では、完成を見るまでは、気候らに加担することにしよう。戦況はあのアサシンから聞いた。具体的な兵は?」

「歩兵5千、機械歩兵5千、機械騎兵1万、魔法兵1万、機械魔法兵2万だ。」

王の言う機会兵というのは、かつて人類が作り上げた兵装である電磁砲や電磁式の戦斧などを装備した兵のことで、その攻撃力は通常装備の兵士をはるかに凌駕する。その代り、その製作に膨大なコストがかかるのが難点だ。

「ほう、機会兵に機械騎兵、それに機械魔法兵…か。なかなか面白いものを持っているな。イヴ。サブの杖は持ってきてるか?」

「はい。ここに。」

そういってイヴが差し出すのは、この前、鍛冶屋のおじさんに作ってもらったルクル・ハルパスを手にするまで使っていた愛用の杖、コスミック・セージだ。これは4人で旅に出るときに、トルナスからもらったもの。が、いかんせんこの杖。相当な暴れ馬なので、使う機会はめったにない。

ちなみに、これを使って正体がばれる、なんてことになってはいけないので、僕のアビスキュラ化に合わせて、杖のほうもその見た目を変えるようにしてある。

「その杖、相当な技者だな。このようの者をつくれるのは、ログレスか、それともクリスタリア王国か……いや、今はいい。頼んだぞ。」

「了解です。じゃ、イブ。行こうか。大丈夫?」

「もし体調が悪ければ、ここに私はいませんよ。」

「実際前科があるから心配してるんだけど?」

「……」

「軍師も置いて行っていいか?」

「ああ。戦況を維持できるものが増えれば、こちらとしても百人力だ。」

「わかった。ネフィラ、アストリッド、頼むよ。」

「オッケ~、陛下。」

「承知しました。マ……先生(センセイ)?」

「よろしくね。リリス、ヴァレリア、ミレナの三人は一緒に動いておいて。心配だから。また後ろから頼める?」

「わかった。」

「了解です。」

「はぁい。私たち、そこまで信頼されていないみたいだねぇ…」

「信頼してないわけじゃないけど、正直、君たち一人一人だと、囲まれたときにどうしようもないだろ?」

「………そんなことないです。」

「そんなことはありません。」

「そんなことない、らしいよぉ。私は無理だと思うけどぉ。私は二人についていこうかなぁ。心配だしぃ。」

「だそうだから、二人はミレナを連れて行ってあげて。」

「まあ、それなら……」

「……わかりました。」

「さて、指示も出し終わったし………そろそろ行こうか?イヴ。」

「はい…………………♪」

今回はちょっと豆知識待ってください。すいません。

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