why me
目が覚めて暗い
闇雲に灯した光へ伸ばす指先
微睡みを操作に造作して
細める横目に入る真夜中の時刻
帯締めてお品書き
吹き消して閉じる蝋の光
一息ついて目を閉じて
私は何をしている
目を覚まして真っ先に
言葉を並べて戯れて
時も無く欲だけに
これは病だ、私は侵されている
これは呪いだ、私は呪われている
厳密にいえば病
正確にいえば呪
時からはぐれて
何を見て何を感じ
何を描きたい
時に触れれば
何を紡ぎ何を繋ぎ
何を見せたい
私は何を、何を貴方に
何を私は
辿れば美しいのだろうか
夕闇へ飛び込むあの飛行機雲のように