逃亡後故郷を思うも…?
皆様お久しぶりでございます!
投稿遅れてごめんなさい!
もうちょっとしっかりとしたシナリオを組まなきゃなー…とか、新シリーズを書きたいなーとか思って気が付いたら2ヶ月も経ってしまいました…
ども、リーンです。
森に逃げた後、三日ぐらい探索しながら住み着く場所を探していると、そのまま飲んでも大丈夫そうな位綺麗な湖があったので、そこに住み着く事に決めた。
「これ、すっごい良いとこ見つけたんじゃないかな?」
さっそく鍛冶場作成スキルで自宅兼作業場を作る…でいいのかな?
ふと思ったんだが、この鍛冶場…誰が作ってんの?材料は?
あの女神(笑)かな?
まぁ…いいか。
さて、住み着く場所が完成したところで忘れちゃ行けないのが、ここが魔の森と言われる、Bランク冒険者がパーティを組み、万全を期して挑んでもそのほとんどが死んでしまうといったとんでもない魔境であると言うことで。
「何でこんな場所が町から近いのか不思議でならないんだけど。まぁ…隠れる場所を探し回らなくてよかったけども」
で、そんな所で生活できるか!ってなったところに出てくるのが空間魔法である結界なわけで。
鍛冶場周辺と湖の一部を結界で覆い、僕の害になるものを遮断と設定する。
危険なのは魔物だけじゃないからね、多分これで良いはず。
「さて、安全が確保できたところで次の問題は…」
ぐぎゅるうぅぅぅぅぅ…
「獣の唸り声?おかしいなぁ…結界はちゃんと張ってるのに…」
ぐぎゅるうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……
うん、わかってる、わかってるよ、ただお腹がすいただけなんだ。
アイテムボックスから串焼きと予め炊いておいた白米を取り出して空腹を満たす。
「はぁー…おいしかった。」
ただね?僕のお腹の虫…自己主張激しすぎだよ…僕、今女の子なんだけど?はしたないって皆に怒られちゃうよ?
誰に?
誰も居ないね。
うん、解決。
ここには誰もいない。
怒る人もいない。
笑う人もいない。
もちろん悲しむ人も。
周りに音はなく、呼吸音がやけに大きく感じた。
「やっぱ異世界に来たんだなぁ…」
「夢じゃない…」
街に行ってもすぐに逃げることになり、また一人。
「なんのしがらみも無い人生…さいっこう!」
ゴーーーン!!
と、頭の上から降ってきたナニかがリーンの頭に直撃する。
「いったい!!」
何事かと頭の上に落ちてきたとものを見ると…
たらいである。
「何でタライが頭の上から降ってくるのさ!?」
と涙目になりながら叫ぶと上からひらひらと紙が降ってくる。
それが神(笑)からの手紙であると知っているリーンは、何でたらいが落ちて来たのか不思議に思いながらその手紙を読む。
『ねぇ!おかしくない!?そこは普通さ、もう帰れぬ故郷を思い出して泣いたりとか落ち込んだりとかする場面じゃないの!?
あぁ…悪いことしたなーって罪悪感がすごかったよ!?でもそのあとで全部台無しだよ!?』
それに対するリーンの反応は
「いや、普通に感謝してるよ?前世に比べたらここは天国みたいなもんだよ」
『いや天国って…そこまで言わせるような前世っていったい…!?』
一回リーンの前世を見てみようかと、本気で悩む神(笑)であった。
小説書き終わって、ふとブックマーク件数が気になって見てみた所、なんと126件となっており、びっくりしました!
まさに嬉しい悲鳴と言うかなんというか…
最近投稿ペースがナメクジですが、絶対に完結させますので、これからもよろしくお願いします!