表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

第二話

今回は繋ぎなのでかなり短いです。御了承下さい。すいません。m(__)m

「ジリリリリ」

今日も不快な目覚ましで目をさます。今日は開校記念日だから、学校は休み。健太と遊ぶ予定だ。


俺はいつものように、準備を始めた。

右ポケットにはタバコとライター。これは必需品。左ポケットには財布。

俺は基本的に鞄は持たない。なんか欝陶しい。そして最後に髪を軽くセットして準備完了!

九時に駅前だけど今から原チャで飛ばしても間に合わない。まぁ出来る限り急ごう。そうして俺は出発した。


「ゴォォォォ」

ヘルメットしてないから、風の音がうるさい。もうすぐ駅。遠くにその姿を確認した。「健太!ごめんな?待った?」

恐る恐る聞いてみた。健太は振り返り、

「別に。」と言った。

これは完全に怒らせたな。健太は怒ると口には出さないが、態度に出る。今だって目も合わせてくれない。はぁ。面倒臭いことになった。機嫌とるの大変なんだよなぁ。

そんな事を思いながら、ふと後ろを向くと、ちょっと先には紛れもない翼の姿があった。男と居る。なんだか揉めてるみたいだった。なんか苛々してきた。


俺は健太の事はそっちのけで、苛々と戦っていた。理性フル回転で考えた。


そもそも何で俺が翼と男が一緒に居るの見て苛々しなきゃなんねぇんだよ。考えてみろよ。翼に男が居たって不思議じゃないじゃん…

その時、

「バチッ」まわりに聞こえるような音が聞こえた。振り向くと、男が翼に殴り掛かろうとしていた。


それを見た俺は

「ブチッ」という音と共に走りだしていた。

「なぁ翼、何やってんの?」

自分でも何やってんのか分からない。


「えっ!?高城君?」


「てか、お前誰?」

男が聞いてきた。でも俺はそいつをシカトして翼の手を引いた。


「おいコラ!てめぇ待てよ」

後ろから声が聞こえる。それもシカトして、俺は歩き続けた。…健太の事はすっかり忘れて。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ