食事(ラグルside)
『食堂にて』辺りのラグルside。
ラグルさんside、なかなか終わらない…
取り敢えず、路地裏シーンまでは書きたいので、気長にお付き合い下さい。
書けた端からUpしてるので、矛盾してるとことか有るかも…汗
並んだ料理を前にしても、ソレは難しい顔をしていた。
何か、嫌いなモノでも有ったのか?
危惧する俺を余所に、語られる理由らしき事。
名も知らない誰かに、奢られる。
その、何処に問題があると言うのか?
害を成そうとする目的でも無い限り、疑問なく、いつでも与えられるモノは、遠慮なく貰った。
『好意からの贈り物』とやらは、拒否した場合の方が、騒ぎが大きくなる。
裕福そうであれば有るほど、拒否しない方が良い。
彼らは、自己満足のためにそうするのだ。
今の俺のように。
その辺は、教えておいた方が良いかも知れない…。
いわれの無い贈り物を拒否出来る、ソレの精神と、置かれていた環境は、俺に羨望と喜びと嫉妬を与えた。
だけど、今はただ甘い時間に浸りたくて。
食べ物付きのフォークをソレの口元へと寄せた。
ダボッとしたローブを身に付けて、体型が外から判別付きにくいが、ソレがとても小さくて細いのを、俺は知っている。
今もフカフカだが、太らせたらきっと、モットイイ。
ソレはなかなか、食べようとしない。
促してみる。
「お前、沢山食べた方が良いぞ」
「解りました、食べます。でも、あーんはしません」
返された言葉に、俺は落ち込むのを隠せなかった。




