3話 「町に戻りに【ゴブリンの草原】」
「キュウ……」
トウリに首を絞められてじわじわとHPを削られた角兎は最後に小さな鳴くとHPが0になって消滅した。
トウリは角兎を抑え込んでいた体勢から立ち上がると、大きく伸びをした。
「ふぅ……結構狩ったな。そういやこの兎って何をドロップするんだっけ? 」
一度北門に戻った時にアイテムボックス内を確認してからは一度も開いてなかったトウリはふとそう思い。アイテム欄を開いて見た。
「えーっと、ホーンラビットの角に肉、それに毛皮か……ドロップするのはこの3種類だけみたいだな」
角兎がドロップしたこの3種類のアイテムはどれも70個を超えていた。肉に至っては103個もあった。
角兎1体で、ドロップするアイテムは1種類1つまでしかドロップしないので、トウリは角兎を最低103体は倒しているということになる。1時間で狩る数としては他のプレイヤーでも無理をすれば不可能ではない量ではあるが、それをゲームを始めたばかりの初心者がやったとしたのならそれは十分異常なレベルだった。
「………この肉食えないかな? 」
タクヤからSMOでは、味覚も再現されているので食事も疑似体験できると聞いていたトウリはふと兎肉を食べてみたいと思った。
兎肉なんて現実では一度も食べたことがないトウリは、『ホーンラビットの肉』がどんな味なのか想像できず少し気になった。
食べてみたいなーと思うトウリ。
「あっ、そういや俺、調理スキル取ってたな。多分あれで料理作れるよな」
スキルを選ぶ際に興味半分で調理スキルを取っていたのを思い出した。
その時は、ゲームでの料理ってどんな風に作るんだという疑問を確かめる為だけに取ってみたスキルだったが、意外にも早く役に立つ時がきたようだ。
「んじゃ素材とスキルはもうあるから後は道具と場所か」
兎狩りで体を動かして少し小腹が空いた気がするトウリは、調理道具類を揃えるために一旦街に戻ることにした。
「……………あれ? 」
しかしその時になってトウリはある問題に気付いた。
「街はどこいった? 」
ゴブリンを探して【初心者の草原】の奥へ奥へと進み、兎狩りで動き回ったトウリは、見事『始まりの町』への帰り道が分からなくなってしまっていた。
迷子である。
遠くからでもよく目立つ『始まりの町』を囲む大きな城壁も、気付いたら見当たらなかった。
本来なら、ここでメニュー画面から『MAP』を開いて確認するば、すぐにわかる話なのだが、生憎チュートリアルを受けてないトウリはまだそういう機能があることを知らなかった。確認しようともしない辺りが、トウリがゲーム慣れしてないのを如実に表していた。
「うーん。勘で進むしかないな」
妙案が思い浮かばなかったトウリは結局、自分の勘を信じて赴くままに歩き始めた。
◆◇◆◇◆◇◆
そして、トウリは再び【ゴブリンの草原】に迷い込んでいた。
更に不運なことにエリア内に入るなり、トウリは5体のゴブリン達と遭遇した。
自分の勘を信じた結果がこれである。
『ゲギャギャギャギャ!! 』
「もうちょい空気読めよ……」
ゴブリン達の耳障りな鳴き声に顔を顰めながらトウリはため息をついた。
待ち望んでいたゴブリンとの再戦だったが今は街に帰る気になってたのだ、空気読んで欲しいとトウリは心底そう思った。
自分からゴブリンのいる戦闘エリアに踏み込んだとは露にも思っていないトウリだった。
トウリの目の前に現れた5体のゴブリン達は、それぞれ剣持ちが2体、槍持ちが1体、弓持ちが2体の構成で、どの武器も手入れがされていないボロボロの外見をしていて見るからに武器の質は良くなかった。
ゴブリン達が、手に持つ武器でトウリに攻撃をしかけようと一斉に動き出した。そこに連携は全くなく、それぞれが思い思いにバラバラで行動していた。
最初にトウリに接触したのは2体の剣持ちゴブリン達だった。
それぞれが左右からトウリに襲いかかった。トウリはその場から一歩退いてその攻撃を避ける。
2体のゴブリンの剣はトウリに届かず空を切った。
「おりゃあ! 」
「グギャ!? 」「ゲギャッ!? 」
攻撃が失敗して体勢を崩した片方のゴブリンの顔面にトウリの拳が入った。殴られたゴブリンはもう1体の剣持ちゴブリンも巻き込んで地面に倒れ込んだ。
「よし! ちゃんと入った」
確かな手応えを感じて殴ったゴブリンのHPを確認すると目に見えて減少していた。まともに攻撃が入ったことにトウリは小さくガッツポーズをする。
「ガアアアッ!! 」
トウリが喜んでいると、槍持ちゴブリンが雄叫びを上げながら槍を突いてきた。同時に弓持ちゴブリン達がそれぞれトウリに狙いを定めて矢を放った。
トウリは、脇腹を狙って突いてきた槍を体を捻って回避すると、顔面に飛んできた矢を体を無理に仰け反らせて避けた。もう一本の矢は、避けるまでもなくあらぬ方向へと飛んで行った。
「あぶないあぶない」
そう言っている割にはトウリは余裕の笑みを浮かべていた。トウリはすぐに体勢を整えると目の前にいる槍持ちゴブリンの胸に強烈な後ろ回し蹴りを放った。
「ギゲッ――!? 」
蹴られたゴブリンは奇声を上げながら後方に吹き飛んだ。
「まだまだぁっ! 」
トウリの攻撃はそれだけでは終わらず、吹き飛んだ槍持ちゴブリンを追撃すると一切の躊躇いもなく足を大きく振り上げてゴブリンの顔面を蹴り上げた。更に拳を握りしめて、ゴブリンに止めの顔面パンチを放った。
「グゲェッ!? 」
潰れたカエルのような鳴き声を上げてゴブリンは消滅した。
この間、約五秒の出来事で秒殺だった。
以前は1体のHPを削り切るのに3分近くかかっていたトウリが、スキルの補正によって僅か5秒でHPを全損させることができた。この世界では如何にスキルが大切なのかがよく分かる結果だった。
槍持ちゴブリンを倒したトウリは、次の標的に手負いの剣持ちゴブリンに狙いを定めた。狙われたゴブリンは、ようやく地面から立ち上がろうとしているところだった。
トウリは地面を蹴って距離を詰める。【蹴】スキルの補正がかかったその行動は、5メートルの距離を一瞬で詰めた。
「シッ! 」
「グギャア!? 」
ゴブリンが気付く前にトウリの強烈な拳がゴブリンの顔面に入った。剣持ちゴブリンは再び宙を舞った。
「ガアアァァッ!! 」
「うおっ!? 」
巻き込まれて地面に倒れていたもう片方の剣持ちゴブリンが隙だらけのトウリを攻撃してきた。油断していたトウリは避け損なって脇腹を斬られた。
「ぐっ……はっ! 」
お返しとばかりに放ったトウリの回し蹴りが斬ってきたゴブリンの脇腹に命中し、ゴブリンは蹴られたボールのように地面を跳ねるように吹き飛んだ。
「あいてて。いくら痛覚が現実より鈍いからって剣で斬られるとやっぱ痛いな」
反撃した後になってトウリは、斬られた脇腹から伝わってきた染みるような鋭い痛みに顔を顰めた。
痛み自体はすぐに消えたが、斬られた箇所を思わず擦る。ダメージもしっかりと入っていたようでトウリのHPはで1割近くも減っていた。装備を整えてスキルをセットしたことで多少防御力が上がったとはいえトウリの防御力はまだまだ低いようだ。
減ったHPが思ってたより多いことにトウリは舌打ちした。
「攻撃力は上がったのに、防御力は大して変わらないのか……」
そうぼやいたトウリの耳に矢を射る音が聞こえた。
視線を向ければまた弓持ちゴブリン達が矢を放ったところだった。
咄嗟に身構えるトウリだが、どちらの矢もトウリの方には飛んでこずに大分逸れた方向へと飛んでいった。
そして飛んで行った矢の一本が立ち上がろうとしていた仲間のゴブリンの頭に突き刺さった。
「ギャ――!? 」
弓持ちゴブリンの命中率は基本的にかなり低い。5回に3回の割合で矢は狙った所に飛ばずに外れてしまう。そして、その3回の内1回という割と高い割合でその流れ矢が周囲にいる仲間のゴブリンに刺さるのである。
「お前ら……」
トウリは呆れたように呟く。思わず力が抜けて脱力してしまう。
SMOではモンスター同士の攻撃もダメージが入るので、連携の出来ないゴブリン同士でHPを削り合うことも珍しくはなく、前回トウリが複数のゴブリンを相手に戦っていた時にHPの5割近くを仲間に削られたゴブリンがいたほどだ。
しかし、分かってはいても実際にその場面を目にしてしまうとトウリはいつも微妙な気持ちになってしまう。
取りあえず、トウリは頭に矢が刺さり瀕死のゴブリンに歩み寄ると手刀をゴブリンの首に振り下ろした。既に1割を切っていたゴブリンのHPは呆気なく0になり消滅した。
先に残った剣持ちゴブリンから倒すことにしたトウリは、剣持ちゴブリンに接近する。
これを剣持ちゴブリンは雄叫びを上げて応じると、剣が届くところにまでに接近したトウリに剣を振り下ろしてきた。
「ガアッ!! 」
「当たるかよっ!! 」
トウリはそう叫んで振り下ろしてきたゴブリンの剣をギリギリで回避して、下からすくい上げるような強烈な右アッパーをゴブリンの顎に放った。ゴブリンの顔が上を向いたところで今度はトウリの左拳がゴブリンのがら空きの脇腹を貫いた。そして、止めにトウリの後ろ回し蹴りがくの字に折れたゴブリンの側頭部を打ち抜いた。
ゴブリンは錐もみしながら宙を舞い、空中で消滅した。
「ラストぉ!! 」
トウリはそう言うと、地面を蹴って最短距離で残った2体の弓持ちゴブリン達に接近した。
近づけさせまいと飛んできた矢をことごとく避けたトウリは、数秒足らずで距離を詰めると弓持ちゴブリン2体のHPをあっという間に削り取って倒してしまった。
一度近づかれると弓持ちゴブリン達に為す術はなかった。
「よっしゃっ! 」
最後のゴブリンを拳で撃沈させたトウリは、そのゴブリンが消滅したのを確認すると、ガッツポーズして体全体でその喜びを表現した。
前回だと同数のゴブリンを倒すのに15分近くかかったこと考えると、僅か2分足らずで5体のゴブリン達を倒せたという事実は、トウリにとって大きな進歩だった。
その後もトウリは【ゴブリンの草原】に入っていることにも気づかぬままにを進んで行き、その過程で何度もゴブリンと遭遇し戦闘になったが、連携のできないゴブリンは既にトウリの敵ではなかった。
◆◇◆◇◆◇◆
「またゴブリンが5体か……」
目の前の茂みから出てきたゴブリンを見て、遭遇する回数の多さにいい加減うんざりとした表情を見せるトウリ。
「ん? 新たに杖持ってるのがいるな」
遭遇したゴブリン達の持っている武器を確認すると新たに杖持ちのゴブリンがいることに気付いた。
他のゴブリン達が威嚇のような耳障りな鳴き声を上げているのに対して、そのゴブリンは聞きなれない呪文のような言葉を詠唱していた。
トウリは、何となく魔法使いだろうと予想してすぐに動けるよう身構えつつも初めて見る魔法に対する興味からわざと詠唱が終わるのを待った。
他のゴブリン達もそのゴブリンの詠唱が終わるのを待っているのかすぐには攻撃してこなかった。
「ガアッ!! 」
詠唱を終えたゴブリンがその杖の先を向けると、杖の先から赤い炎の塊が現れトウリに向けて放たれた。
その火球の速さは矢と同等かそれ以上で大きさは頭一つ程だった。
《火球》と呼ばれる【初級火魔法】で覚えれる魔法の一つだった。定番の魔法の1つを見てトウリは内心歓喜しつつ、それを横に飛んで躱した。
しかし、火球ばかりに気を取られていたトウリは火球の後に飛来してきた矢に気付くのが遅れた。
「しまっ――! 」
咄嗟に庇おうと動かした両腕の間をすり抜け矢がトウリの胸に突き刺さった。
「ぐっ……」
矢が刺さったことによってHPが2割近く削れた。戦闘が始まる前から減少していたトウリのHPはそれによって半分以下にまで減った。
トウリが体勢を整える頃には、2体の剣持ちゴブリンが肉薄してきた。
タイミングをずらしての2体の連携攻撃がトウリを襲った。
一撃目は辛うじて躱せたが、遅れてきた二撃目を避け損ねてトウリは脇腹を深く抉られてトウリのHPは更に減少した。
「イッテェ! 」
2体のゴブリンはその後も付かず離れずでトウリを攻撃してくる。トウリは躱すのが手一杯で反撃する余裕はなかった。
「くそっ、なんだこいつら! やり辛い! 」
明らかに2体のゴブリンは連携して戦っていた。
今までのゴブリンとは明らかに違うゴブリン達の動きにトウリはこれはやばいかも……と危機感を覚えた。
取りあえずHPを回復しようとトウリは、2体の攻撃を辛うじて避けながらアイテム画面を操作してアイテムボックスから初心者ポーションを取り出した。手元に現れた初心者ポーションを地面で叩き割った。減少していたHPが最大まで回復した。
ついでに石ころも取り出したトウリは、隙を見て詠唱していた杖持ちゴブリンに投げつける。
「ガアッ!! 」
「ちっ」
石は杖持ちゴブリンに届く前に槍持ちゴブリンの槍によって叩き落とされた。槍持ちゴブリンが弓持ちゴブリンと杖持ちゴブリンを守るように槍を構えていたことから予想していたとは言え、めんどくさいことになったとトウリは苛立ちから舌打ちをした。
「調子に乗んなっ」
「ギャッ!? 」
トウリは肩目掛けて振り下ろしてきた剣を躱すと素早く顔面を殴った。悲鳴を上げて体勢を崩すゴブリンに追い打ちで蹴りを鳩尾に入れた。
もう片方のゴブリンの水平に振った剣によって体を斬られるが、トウリは知ったことかとばかりに伝わってくる痛みを無視して、回し蹴りを放ってゴブリンを蹴り飛ばした。
連携はするようだが、身体能力自体は大して変わってないらしくトウリの攻撃を受けたゴブリンのHPは前と変わらぬくらいに減少していた。
「さっさと1体倒さないと……ってうわっ!? 」
飛んできた火球と矢に気付いたトウリは慌てて横に転がって躱す。
躱した先にいた剣持ちゴブリンがトウリに剣を振り下ろすが、籠手で上手く弾き返した。そして、バンザイをしたゴブリンの肩を掴んで顎に飛び膝蹴りを喰らわせた。
崩れ落ちたゴブリンに更に攻撃しようとしたところで割って入るように現れたもう片方のゴブリンが剣を振るってきた。
「チッ」
トウリは仕方なく後ろに下がって距離を取った。
剣持ちゴブリン達はどちらもHPは半分を切っていた。トウリもダメージを受けて3割近く減っていた。
「ふぅー……前のゴブリン達よりかなり手強いな」
そう呟くトウリは楽しそうに笑みを浮かべていた。
再び矢が飛んでくる。
トウリは矢を避けると、アイテムボックスから槍を取り出して杖持ちゴブリンに投げつけた。
「グゲェ!? 」
今度は狙い通りに当たった。
頭に槍が刺さったゴブリンは、当たり所が悪かったのか一撃でHPを削り取られて槍を残して消滅した。
「よしっ」
再び槍を取り出したところで2体の剣持ちゴブリンが再び接近してきた。
「てい」
丁度槍を持っていたので、接近してきた片方のゴブリンに突き刺す。
「もういっちょ! 」
あんまりダメージが入らなかったので、トウリは槍の石突を思い切り殴って槍をゴブリンの体に押し込んだ。
「グギャァァアアアア!! 」
見る見るうちにゴブリンのHPは減少してゴブリンは、断末魔の鳴き声の中消滅した。かなり痛かったようだ。
残ったゴブリンの攻撃を躱すと、トウリの後ろ回し蹴りがゴブリンの鳩尾を打ち抜いた。吹っ飛んでいったゴブリンのHPはレッドゾーンまで減っているもののまだ辛うじて生きていた。
止めを刺しに行こうとするトウリに槍持ちゴブリンが槍で突いてきた。弓持ちゴブリンも矢を放ってくる。
それを躱してトウリは、射線上に槍を持ったゴブリンが被る位置に移動する。
「ガアアッ! 」
「とりゃ! 」
「ガッ……」
槍持ちゴブリンが突いてくる。
それを横に回って避けると槍の柄を掴んで引っ張りゴブリンを引き寄せるとトウリは体勢が崩れたゴブリンを強引に背負い投げをした。ゴブリンのHPが3割近く減少した。
「死ねっ」
地面に叩きつけられ硬直しているゴブリンの頭にトウリはかかと落としをした。
「もういっちょ――って、うおっ!? 」
更にダメ押しにもう一度やろうとした所で、死角から攻撃してきた瀕死のゴブリンの剣を辛うじて躱した。
空振りした剣は、丁度倒れていたゴブリンの頭にグッサリと刺さった。
「あ」
……その一撃が致命傷となって地面に倒れていたゴブリンは消滅した。
ちょっと面食らったトウリだが、すぐに正気を取り戻して瀕死のゴブリンに止めを刺した。
「ふぅ……これであと弓だけっと」
そう呟いたトウリに飛んできた矢を難なく避ける。お返しに地面に落ちていた槍を拾って投げる。
「グギャ!? 」
避けれずに弓持ちゴブリンの腹に槍が刺さった。
トウリは接近する途中で落ちていた槍を回収するとゴブリンに突き刺した。
投げた時と違って余り減らなかったがトウリは気にすることなく刺さった2本の石突を全力で殴った。ゴブリンのHPは真っ白になり消滅した。
「ふぅーやっと終わった……」
なんとか勝てたトウリは、思わずその場にへたり込んだ。
アイテム画面を操作してアイテムボックスから初心者ポーションを取り出し減ったHPを回復した。
「楽勝とか思ったけどやっぱ一人だとゴブリンと戦うのは少しキツイな」
一息ついたトウリは先程の戦闘を思い出してポツリと呟いた。
連携のないゴブリン相手なら楽勝だが、連携が出来るゴブリン達と今後戦っていくことを考えると厳しいだろうとトウリは感じた。
「まぁ、槍を投げるのも効果的だと分かったからまだ大丈夫だけど……あ、剣を投げるのもありか? 斬って、刺して、投げてが出来るなら牽制に使えるから―――」
トウリが街に帰るにはもう少し時間がかかりそうだった。
《火球》
【初級火魔法】で覚えられる魔法
詠唱時間や再詠唱時間が短く、MP消費も手頃なので序盤ではよく使われる攻撃魔法の一つ
威力はそこそこ。直進しかしない為動く的を狙う場合命中率は余りよくない。
ゴブリンのHP(体力)は同じです。
防御力は高い順に
剣≧槍>弓>杖
主人公は、まだHPも防御力も低いためよく減ります
主人公の場合
【槍】系スキルの補正がないので槍として扱うより投げ槍として扱った方が【投】の補正でダメージが増えます。
14/1/?? 14/8/09 17/03/28
改稿しました。