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0、夢と願望と妄想
お嬢様の物語ですが上品なお嬢様ではありません。
性的な描写が多く登場すると思いますので苦手な方等は見ない方が良いと思います。
少女は夢を見る。
いつか白馬に乗った王子様が私を迎えに来てくれる。
そして少女の前で跪いて愛の言葉を呟く。
少女から女性へと成長すると夢は現実的な願望へと変化していく。
白馬はベンツやポルシェに王子様は美男へと変身する。
年収で愛の言葉の重さが左右されるようになる。
夢は願望は妄想のままで殆どの女性は手の届く小さな幸せを見つける。
その小さな幸せを胸で暖めて大きな幸せへと成長させていく。
しかし生まれながらに全てを叶えていたら・・・
その少女はどのような夢を見るのだろうか。
女性へと成長した時にどのような願望を持つのだろうか。
ベンツに乗り自家用ジェットを乗り回し、寄ってくる王子様は数知れず。
愛の言葉は数々の国の言葉で呟かれる。
年収と言う言葉は彼女には必要はない。
彼女の願望はただ1つだった。
この退屈な毎日から抜け出す事。