人は2度死ぬ
平成の初めごろ、大事MANブラザーズバンドが歌う「それが大事」という曲が流行っていた
そこで少々気になる歌詞があった。〈ここにあなたが居ないのが淋しいのじゃなくて/ここにあなたが居ないと思う事が淋しい〉。幼い頃は恋愛の歌かと思ってきたが
年を重ねていくたびに印象が変わっていった
さびしいのは今あなたに会えないことではなく、もうこの世界に存在していないとかみしめること-。そんな意味ではないかと。私に問いかけた
歌詞には〈高価な墓石を建てるより/安くても生きてる方がすばらしい〉という一節もあった
普段離れていても、たとえ病気や障害で意思の疎通が図れなくても、生きていると思えばこそ心の支えにもなる。もういなくなったんだというのは悲しい
漫画 ワンピースのヒルルクの名言がなんとも有名だ
「やめておけ お前らにゃあおれは殺せねェよ
人は いつ 死ぬと思う?
心臓を銃で撃ち抜かれた時… 違う
不治の病に犯された時… 違う
猛毒キノコのスープを飲んだ時… 違う」
ヒルルク「人に忘れられた時さ…!!」
1度目は肉体的な死、2度目は人々の記憶や心の中から忘れ去られた時を指す言葉で、故人を忘れずに思い出すことの重要性や、今を生きる意味を教えてくれたのだ




