私の隣りの206号室のご近所さん。
私はつい最近、一人暮らしをする為にあるマンションに引っ越してきた。
ワンルームマンションの205号室だ!
セキュリティもしっかりしていて、歩いて駅も近く大きなスーパーが近く
にあり、物凄く便利がイイところ。
家賃もそんなに高くないのに、部屋の間取りもいい。
私は直ぐにここが気にいった。
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引っ越してきたその日に、、、隣りの206号室の住人にバッタリと
出会ったので、、、。
『あぁ、今日から205号室に引っ越してきました! 町田と言います!
これから、よろしくお願いします!』
『あら? 可愛い女の子が隣りに引っ越して来たのねぇ~私の名前は春日と
言います、よろしくね!』
『ははい!』
...その時は、挨拶だけで終わった。
私の第一印象のお隣さんは、、、?
『物凄くおっとりとした優しそうなおばちゃんと言う印象。』
私は、上手くやっていけそうだなと思っていた。
▽
しかし、、、1か月もすると、、、?
206号室から聞こえる騒音が凄くて、テレビの音量が大きい。
206号室のお隣さんは、おばちゃんと言っても、、、?
おばあちゃんに近いと思っていたので、、、耳が聞こえにくくなっている
のかなと思って、気にしないようにしていた...。
それから数週間後、、、。
今度は、異臭が206号室からしてくる!
これ! なんなんだろう、、、?
ナマものが腐った、鼻をつく臭いがしてきた。
流石に、これは! お隣さんの206号室のおばちゃんに言わないと
いけないんじゃないかと思い、意を決して言う事にした!
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【ピンポン♪】
『はい! あら、町田さん? どうしたの、、、?』
『すみません! あのう...? 大変、言いにくい事なんですが、、、?
なんだか、春日さんのところから異臭がするみたいなんです! ナマものが
腐った臭いといいますか、、、? それが気になったもので、、、。』
『えぇ!? 私がそんな臭いをしてると言う事なの!!!』
『いえいえ、そう言う事ではなくて、、、臭いが少し気になったんで!
ひょっとしたら、、、そうかなと思っただけなんです! すみません...。』
『わかったわ! 調べてみるから、わざわざ言いに来てくれてありがとう、』
『はぁ、ははい、』
...こんな事を、これからずっとご近所付き合いもあるだろう、、、。
お隣さんに言うのは嫌なものだ!!!
それに春日さん、かなり怒っていたし! 最後の言葉は、ほとんど嫌味に聞こえた。
春日さんに私が嫌われていなければいいのだが、、、。
▽
でも私の想いとはうらはらに、悪い方へ進んで行った。
あの事があって、私は春日さん206号室の住人に嫌がらせ行為をされる
ようになったのだ!
例えば、、、?
朝、仕事に行く為に玄関を開けると、、、?
生ゴミがまき散らかされていたり、ありもしない噂話が広がっていたり
騒音も日に日に酷くなる...。
*
私はこのワンルームマンションを半年もしない間に引っ越す事を決める。
ご近所さんとトラブルになると、、、?
部屋でゆっくりも出来なし、安心もできなくなった。
後で、管理人さんから聞いたら、、、?
どうやら、206号室の春日さんはトラブルメーカーらしく、、、。
隣りに引っ越して来た人には、必ず嫌がらせ行為をするらしい。
最後に管理人さんから私に言ってくれた言葉は、、、?
『町田さんはイイ人だから、ここは進めないよ。引っ越してくれて
嬉しい! ごめんね、管理人が言う事じゃないよね、、、!』
『...いいえ、』
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今はまた、違うワンルームマンションで住んでいる。
部屋の番号は、、、206号室。
今のマンションでは、物凄く穏やかな時間を過ごせている。
『早い決断をして、ここに引っ越してきて良かった。』
最後までお読みいただきありがとうございます。