ここまでのことを整理してみる
ほぼ、つじつまあわせなんで、短いです。
俺は、その日暇だったから、近くの公園で、気晴らしでもしようと来ていた。
その公園のいつも座っているベンチに座ろうとすると、そこには、先客がいた。
制服を着ているから、たぶん、高校生あたりだろう。
顔はとても可愛いのに、なんか、暗い顔をしている。
俺は、思い切って喋ることにした。
「君、どうしたの?」
運がいいのか、彼女は、自分の悩みを離してくれた。
とにかく、彼女の話をまとめてみると、要するに、気が弱いから、上手くいかないらしい。
俺は、そんな彼女にがんばれと、応援してあげた。
まあ、俺には、それぐらいしかできないが…
彼女は、ベンチから立ち上がったが、少しよろついてしまい、俺と頭をぶつけてしまった。
「す、すみません!」
「いや、大丈夫だよ、気にしないで」
「いや、でも…」
確かに気弱過ぎる。
だから俺は、彼女に大丈夫っていうことを、なるべく説明した。
やっと彼女は、理解してくれたらしい。
「今日は、ありがとうございました」
彼女は、そう言って、俺のほうに笑顔で手を振って、公園から去っていた。
「ふう、疲れたぜ。さてと、俺もそろそろ帰るか…」
俺は、家に向かって、歩き出した。
家に帰ると、俺は、まず母さんが用意してくれた、夜ご飯を食べる。
それから、お風呂に入って温まる。
いつもは、お風呂に入った後は、だらだらと遊んだり、テレビを見ていたりとしてたが、今日は、ぶつけたことからなのか、頭が痛い。
それから俺は、すぐに眠りについた