セーラー服と機関砲
敵機来襲ッ!
見張り員の悲鳴のような叫びがこだまする。艦内から何人もの水兵が飛び出し配置につく。すぐさま敵機の高度、距離が射撃管制から伝わり、操作員が忙しくハンドルを回す。すでに高射砲は火を噴き、黒い花をドンドンと咲かせるが一向に当たらない。
見えた。戦友に緊張が走る。
撃ーッ!
光線のような曳光弾が敵機を包む。一瞬だった。火達磨になりながら敵機は水面に水柱を上げたのだ。
万歳!万歳!
歓喜の声がこだました。
なんかこの小説のタイトルが頭に浮かび、200文字小説とかやってみたいなーとか思ってたんで書いてみました。