目次 次へ 1/5 プロローグ 「シア、これが欲しい!」 と義妹に全て奪われた日々がやっと終わると思ったのに 「お姉様の婚約者、シアにちょうだい?」 と悪びれもしない声でそう言った 私から全てを奪ったのに、テオドール様さえも奪っていくの? 「っ、」 と声にならない声しか出なかった 「いいでしょ?テオもシアの事が好きだって!」 なんで?テオドール様?どうして…?頭が追いつかなったそんなことを考えるより先に言葉が出ていた 「…うん」 それ以上の言葉は出なかった いや、出せなかった