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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

一瞬

作者: さうざんと

500文字小説企画と見て三十秒で思いつき、十五分位で書きました。(誤字脱字、文章修正に二時間)一瞬の戦いを感じて下されば嬉しいです。

 数多くのギャラリーが見守る中、僕と彼の決闘が始まる。

 僕は相手を見る。既に闘気は高まり最高潮のようだ。

 もっとも僕もそうだ。既に拳は握った。闘う準備は出来ている。

 そう、次の一瞬できまる。

 手を伸ばせば届く間合いの中、

「初め」

 審判の声が響く。

 僕は拳を突きだす。

 その意味を知った彼は即防御した。

 間に合うか?

 僕は手元の得物を彼の頭に叩き込む。

 相手は刹那の嵳で防御が間に合わす、一撃を受けた。

 彼は衝撃を受けたおれた。僕は、得物を高くあげ勝ちどきを上げる。

 勝ったのだ

 そして左を向いた。学園一の美少女。

 彼女の為に決闘を受けたのだ。

 いつも普通に喋るだけの間柄。だか、その線を越えたい。そう強く思ったからここまで来た。

 僕は得物のぴこぴこハンマーを投げ捨て、彼女の名前を叫ぶ。告白するために。

「僕とつ」

「ごめんなさい」

 一瞬で撃破された。

 そしてヘルメットを手に項垂れる彼に駆け寄る。

「ごめんなさい、はっきりしなくて。やっぱりあなたが好きです」

 その言葉に、彼は言葉にならない様子で歓喜した。

 その言葉に、僕はただただ地面を見た。悔しい。

 ギャラリーはいろんな意味で沸いた。

 わずか15秒の出来事だった。

 穏やかな午後の学園祭の一ページ。

 イメージとしては、学園一の美少女コンテストに、告白しようという謎企画が立ち上がり、それを聞いて密かに付き合いたいと思っていた主人公が意を決して立ち上がり勝ち続けたと言う設定。付き合って下さいとさえ言わせてもらえなかった。

 勝負はぴこぴこハンマーとヘルメットを、準備し、じゃんけんをして、勝ったらぴこぴこびこハンマーで叩く。負けた方はヘルメットを被って防ぐ。間に合わなかったら負けのやつ。 

 ちなみに対戦相手は美少女のモブ顔の幼なじみ。こちらも意を決して立ち上がった。ある意味同じ穴のむじな。

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