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Act.18 白晶の幽獣・1

三つ首獣──そう形容するしかなかった。


結晶のように白く輝く体は、体長15メートル、首の長さは5メートル、大きく波打つ尻尾を入れると全長は25メートル近い。長い首が3本畝(うね)り、四つ足に加えて前胸にもう1対の腕肢。頭は獅子か竜のようでもあり、手足の先には鋭い鉤爪が生えている。頭の付け根には、まるで獅子の(たてがみ)のように、白い流気が渦巻いていた。体躯は下敷きにしているギャリアより一回り大きい。固まっていた3体のエンジェルの死骸は、跡形もなく失せていた。


「3頭が・・・1つに・・・なったのか・・・?」


ジィクの驚愕の声に、その白い結晶様の凶暴そうな巨獣は遠吠えで応えるかのように、踏み付けているギャリアの上で、3つの頭が天に向かって大口を開けた。


その刹那だった。


遠くからの魂消る悲鳴が、閑寂の寒気を切り裂く。


反射的に3人のドラグゥン(傭われ宇宙艦乗り)が、辺りを見回す。


悲鳴の元は、従前に横を通り過ぎた、エンジェルの死骸にリギング(玉掛け)の事前準備をしている連中だった。撤去される筈のエンジェルの死骸は無く、そこには四つ足の氷の蜥蜴(とかげ)のような凶悪そうな獣が、身構え咬牙を剥き出しにしていた。


結晶のような体躯は三つ首の獣と同じだが、姿容がまるで違った。エンジェルの二回りほど小さい体躯なので、三つ首獣ほど大きくはない。それでも頭胴長が5メートルはあり、人間が丸呑みされそうな程に口蓋が大きく、背中には鋭い棘状の突起が並び立っている。


作業に従事していたヒゴ社の連中は、その獣を前に恐怖のあまり立ち尽くしていた。


「何だか、とってもヤバそう・・・!」


ネルガレーテのその言葉が終わらぬうちに、蜥蜴(とかげ)のような白い獣が大きな口で、目の前の作業員の女に噛み付いた。それは目にも留まらぬ俊敏な動きで、逃げ出すどころか悲鳴を上げる間もなかった。

だが驚くべきは次の瞬間だった。


鋭い牙が女の体を貫き、ブチャッと肉を引き裂くような音が立ったと同時に、その女の体が爆発して粉微塵に飛び散った。


光となって消滅したのではない。かと言って、噛み千切られた風でもない。女の体が内から破裂でもしたかのように、血肉が血飛沫とともに肉片となって、着ていた制服もろとも跡形もなく粉々になった。生身の体が、内から爆発した、と形容するしかなかった。


噛み殺した白い蜥蜴(とかげ)様の巨獣は、その口の端を獲物の血潮で真っ赤にしていた。


「出せッ! ネルガレーテ! 危険だ!」


そのジィクの怒鳴り声に、ネルガレーテが我に返る。ユーマは慌てて助手席に乗り込んだ。


ドアを閉じるのももどかしく、ネルガレーテは運転席に飛び込むなり、ブースト・ペダルを踏み込んだ、その矢庭。


ドラグゥン(傭われ宇宙艦乗り)の車を目掛けて、3頭のエンジェルが1つになった、他の結晶獣より一際大きな結晶獣の竜のような頭が、襲い掛かって来た。間一髪の紙一重で、巨大な咬牙がリアを(かす)める。だが左真横から別の、額の中央に(やいば)のような角が生えた、足の無いまるで巨大な蛇のような結晶獣が、蛇行しながら凄い勢いで襲い掛かって来ていた。


「ネルガレーテ! 左!」


ユーマがそう叫ぶのと、ネルガレーテがステア(操向)を切るのとが同時だった。


「こなクソッ!」


突進してくる蛇の化け物を(かわ)そうと、車体が弧を描くように右を向く。だがスパイク・タイヤのグリップ力の限界を超え、リアが滑った。フロント・ウィンドウ越しの風景が左から右へ流れ、鼻先に棟屋の姿が映る。


「すぐ後ろッ! 追って来るわ!」


ユーマの言葉に、ネルガレーテは咄嗟にシフトをチェンジして、ブースト・ペダルを思いっ切り踏ん付けた。


一瞬ギアの保護機構が働いて遊走したかと思ったら、いきなりギアが噛み合って強烈なショックが突き上げる。ユーマとジィクが、車内で前方に吹っ飛ばされ、車輛が急後進する。サイド・ウィンドウの真横を、大きな角の蛇頭が擦れ違う。ネルガレーテが安堵したのも束の間、リア・モニターの映像に、車体目掛けて向かって来くる、振られた尻尾が映っていた。


「しまった・・・!」


ネルガレーテが舌打ちした時には、既に遅かった。


猛バックするリアタイヤが、尻尾を踏ん付ける。勢い余って車体後部が跳ね上がり、前のめりに傾いて、次の瞬間には今度はフロント・タイヤが乗り上げた。


あっと言う間だけはあったが、どうする事も出来なかった。


気が付いたときには、車体は右側面を下にして、見事に横転していた。


「ネルガレーテ!」ユーマが喚くように声を上げる。「このビッチ(不埒)なヒップを早く退()けて・・・!」


助手席側にひっくり返った車内で、体をくの字に折って下敷きになっているユーマの、その顔に尻を押し付ける格好で、ネルガレーテがユーマの胸倉の上にへたばっていた。


「ああ、ごめん」ネルガレーテは四苦八苦しながら体を捩じ曲げ、シート座面を背に脇へ退()く。「──てか、ビッチ(毒婦)って言ったわよね? 今、さらっと」


「尻癖が悪すぎなのよ、あんたと言い、リサと言い」


ううっ、と呻きを一つ上げたユーマが、今や床になったサイド・ウィンドウの上で身を起こす。


「随分な言い草ね。尻癖が悪いのはリサで、私のは単に魅惑的なだけよ」


「ネルガレーテ、あんたそのうち、その(ばち)当たりなヒップが4つに裂けるわよ」


横倒しになり四方を、立ち上がるダッシュボードとフロント・ウィンドウ、それにシート座面と本来の天井に囲まれる格好の車内空間は、さすがに狭い。


「くっそう・・・!」後席のジィクも、息を()きながら起き上がる。「また横転かよ!」


「──全く、ツイてないわね」


ユーマが、ネルガレーテに密着するように立ち上がる。


今や天井になっている運転席側のドアに、上背が2メートルを超えているユーマは頭が付きそうだった。ユーマはサイド・ウィンドウのスイッチに手を伸ばし、窓を開けて少しだけ膝を折り、ネルガレーテに立てた親指で、行って、と合図した。


ネルガレーテは頷くと、ユーマの両肩に手を置き、両膝の上に足を乗せた。ユーマの両膝の上に乗ると、165センチのネルガレーテでも、充分に運転席側の窓枠に手が届く。ネルガレーテは弾みを付けると、窓の外に半身を乗り出した。


窓から出たのは、ドアを開いて這い出すと、万が一に挟まれる(おそれ)があるからだ。とは言うものの窓からでは、ユーマでは体躯が(おお)きすぎて両肩が突っ掛かるため、必然的に小柄なネルガレーテが最初に這い出る役を担う。後はユーマがドア口から出るため、ネルガレーテが外から開けたドアを支えるのだ。


ネルガレーテが外に這い出ようと、足掻く両足でステア・ハンドル(操向桿)を踏み付け、顔を上げた刹那。


気配を感じたネルガレーテが首を巡らせた途端、何かが向かって来るのが目の端に入る。


“何か”を確認する余裕など無かった。身を守る本能が、咄嗟にネルガレーテに身を(すく)めさせ、車内に飛び降りさせた。逆立ったネルガレーテの白橡(しろつるばみ)色の髪を、恐ろしい口蓋と鋭い咬牙が、紙一重に(かす)め過ぎる。


下に居たユーマの腕の中に、ネルガレーテが落ち込んで来た。


「どうしたの? ネルガレーテ」


ユーマの、その言葉が終わらないうちだった。


いきなり車体そのものが、半回転しながら転がり倒れた。


うわっ、と言う驚愕の三重奏が、車内に(こだま)する。


厳ついタイヤのオフロード車は、腹を上にして完全に転覆していた。


襲って来たのは、あの三つ首獣だった。3つの首のうちの1つが、車内から顔を覗かせたネルガレーテに噛み付き掛かり、同時に前脚で車自体を払うように叩いたのだ。象の3、4頭分はある三つ首の巨獣だが、さすがに車を簡単に踏み潰せる訳ではない。


「ユーマ! 早く退()いてってッ!」今度はネルガレーテが喚き散らす。「おっぱい凹んだらどうしてくれるのよ!」


「ああ、ごめんごめん」


「痛い、痛いって! だから胸に肘が当たってるって!」


ひっくり返り、フロント・ピラーが(ひしゃ)げて潰された車内は、もう身動きできないほど狭っ苦しい。その上モノコック・ボディが全体に歪んでしまったので、ドアが捻じ曲がってしまい、押しても蹴飛ばしても開かないのだ。


「ネルガレーテ、あなた、そっちの窓から出られない?」


庇うように四つん這いになったユーマが、懐の下のネルガレーテに声を掛ける。唯一開いているのが、運転席側のウィンドウだったが、ルーフ側のウィンドウ・フレームがへの字に折れ曲がっていて、ネルガレーテの華奢な体躯でも通り抜けられるか、ぎりぎりだった。


「ちょっと待って・・・!」


ネルガレーテがごそごそと、寝返りを打つように身体を(しな)らせる。


「こっちは開くぞ! 大丈夫だ」


後席の、今は床になった天井部分に這い(つくば)っていたジィクが、撥ね上げ式のハッチバック・ドアのラッチ(掛け金)に手を掛けていた。リア・ウィンドウから周囲を(うかが)った矢先、ジィクが開けるのを躊躇(ためら)い、困惑気味の声を上げた。


「──開くのは良いが、何時(いつ)の間にか、囲まれている・・・!」


「囲まれてる・・・?」


前席シートのヘッドレストと天井の隙間に身を潜り込ませたネルガレーテが、(ひしゃ)げた窓から外を見た。ひっくり返った車は、あのエンジェルの死骸から発生した白い結晶獣たちに、すっかり取り囲まれていた。何奴(どいつ)此奴(こいつ)も体長が5メートル近くあり、伸し掛かれるだけで圧死してしまいそうだ。


「凄い数だ・・・」


目の前を駆け集う結晶獣たちに、ジィクは呆然と見詰め、ネルガレーテが困惑の表情で呟く。


「あの死んでいたエンジェルたちが、全部、こんな怪物に変異したとなると・・・」


どこから湧いて来ているのか、いつも間にか、この辺り一面で朽ちていたエンジェルを上回る数が、わらわらと姿を見せていた。基地のスタッフたちが片付け終わって、どこかに纏めて破棄放置した死骸からも、この身の毛もよだつ化け物が出てきたに違いない。


さらに驚愕するのが、その結晶獣たちの姿容だった。竜のような結晶獣、狼、虎、獅子、鰐、蜥蜴(とかげ)、蛇、果ては蛙のような姿容から飛蝗(ばった)や蜘蛛のような結晶獣まで、ありとあらゆる形態の象並の体躯の白い獣たちが、目の前で何十頭と跋扈し始めていた。


「──見てッ! あの三つ首獣!」


逆さになったフロントウィンドウ越しを、這い(つくば)い上目遣いに外を(うかが)っていたユーマが、驚いたように声を上げた。


彼奴(あいつ)、建物を潰すつもり・・・ッ?」


ユーマの言葉に、ジィクとネルガレーテが同時に首を巡らせる。


ブラ肌着のモールドカップ状の、山高で緩やかな曲線を描く山吹色のリッジ(棟屋)の屋根に、三つ首獣が半ば立ち上がるようにして伸し掛かっていた。ただ巨獣とは言え、首を除く体長は20メートルほどなので、さすがにリッジ(棟屋)を踏み潰すとか押し潰すとまでは行かない。


とは言うものの、リッジ(棟屋)の高さは15メートルほどなので、巨獣の巨体は充分に驚異だった。前掛かりに立ち上がると、ピロティ(高床)型3階層建てのリッジ(棟屋)の高さと()して変わらない。しかもその強烈に鋭い鉤爪で、屋根をバリバリ引っ掻かれたものだから、堪ったものではなかった。


山吹色の薄い外装パネルがささくれ立って、(いと)も簡単に捲れ上がる。


三つ首獣の鉤爪攻撃は容赦なく、それに加えて反り返ったパネルを、3つの咬牙が噛み付き剥がす。あれよあれよと言う間に屋根に大穴が開き、ラフタフレーム(垂木組み)を残して、屋根裏が剥き出しになる。そこから突っ込まれた両腕が、多層断熱天井を突き破り、最上階、第2階層の一部が丸見えになった。


内に居た基地従業員たちの、慌てふためく声と様が目に浮かぶ。


だが、驚かされたのはそれだけでは無かった。


周囲に群れ集い跋扈していた、慄然とさせる姿態の白い結晶獣たちが、我先にと一斉に三つ首獣の背脈を駆け登り、次から次へとリッジ(棟屋)内へと飛び込んで行く。


そして大虐殺が始まった。


恐怖に狩られ、混乱し、喚き叫びながら、リッジ(棟屋)内にいた基地の従業員たちが、一目散に外へ飛び出して来た。そこに群がったのが、外にいた結晶獣たちだった。駆け出す者たちは追い掛けられ、だが為す術もなく、先程の女従業員同様に呆気なく噛み付かれては、破裂するように血を撒き散らして肉片と化して行く。


三つ首獣の方はのそのそと移動して、隣のリッジ(棟屋)の破壊に(いそ)しみ出した。ドラグゥン(傭われ宇宙艦乗り)3人が閉じこめられた車の周囲には、奇妙な形態の結晶獣たちが益々群がり集って来る。リッジ(棟屋)からてんでに逃げ落ちる従業員たちと結晶獣が入り乱れ、あちらこちらで悲鳴が上がり、其処彼処(そこかしこ)で静粛な破裂が起こって赤い血潮が弾けていた。


「マズいわね・・・」ユーマが苦々しそうに歯噛みする。「すっかり囲まれてる」


「くそったれ・・・!」不用意にハッチバックも開けられないジィクが、苛立たしそうに外を眺める。「これじゃ、手も足も出せない亀と同じだ!」


「さすがに丸腰じゃ、迂闊に出られる状況じゃ無いわね」


ネルガレーテは憂鬱そうに柳眉を(しか)める。


その矢庭、不意に結晶獣たちの動きが変わった。


氷表で我が物顔に殺戮を繰り返していた白い化け物たちが、一斉に顔を上げ振り向く。その途端、連射する銃声が辺り一面に轟いた。


蛇の頭に獅子の体をした結晶獣と、鰐の顎を持った牛のような体をした結晶獣が、いきなり何かに刺されたように、びくんと跳ねて前のめりに崩れ落ちる。輝く結晶のような体に幾つもの穴が穿たれ、その度に白い体がびくびくと跳ね、間も無く動かなくなった。


「見て! セキュリティだわ!」


そのユーマの声に、他の2人が振り向く。


本来のランディング・ポート(離着場)がある方から、3輛のオープントップ・タイプの8輪パーソナル・キャリア(人員輸送車)が迫って来ていた。キャビン前方のフィジクス・ブレット・マシンガン(弾体撃発重機関銃)が唸りを上げ、辺りに蔓延(はびこ)る結晶獣を手当たり次第に蹴散らしていく。


「やっと来たか、騎兵隊!」


ジィクが、少しばかり勇んだ声を上げる。


オープンなキャビンから、後部ハッチから、一斉に武装セキュリティが飛び出した。パーソナル・キャリア(人員輸送車)3輛から飛び出した30名近いセキュリティが、結晶獣を牽制しながら、逃げ惑う社員たちを輸送車へと誘導に掛かった。ドラグゥン(傭われ宇宙艦乗り)3人が半ば閉じこめられた、転覆したオフロード車の直ぐ目の前にも、複数の駆け付けたセキュリティの足元が目に入った。


「──誰か居るのか・・・ッ?」


身を屈めたセキュリティが、フィジクス・ブレット(撃発弾)のシュトルムカービン銃を背に回しながら、開いた運転席の窓から中を覗き込んで来た。


「無事か?」


「これはお若い勇者どの。至って難儀してますの」


婀娜(あだ)な困惑顔で、上目遣いに車内から見上げて来るネルガレーテに、若いセキュリティが一瞬どぎまぎした。まさか女性が、しかも燕婉(えんえん)としたキュラソ人とは、予想だにしなったようだ。


「中にいる! カバーリング(支援)してくれ!」


覗き込んでいたセキュリティが、背後を振り返った刹那。


ひっくり返っていた車の腹の上を、何かが飛び越えた気配がした次の瞬間。


ぐへっと言う醜い悲鳴が聞こえたと思ったら、カバー・ファイア(援護)に回っていたセキュリティが、背中に板状の突起が並び生えた、頭胴長が4メートルを超える狼のような結晶獣に飛び掛かられていた。


「バーグマン!」


覗き込んでいた若いセキュリティが、カービン銃で応撃しようとしたが遅かった。結晶獣に噛み付かれた同僚のセキュリティが、血肉となって爆裂した。しかもその若いセキュリティも、引き金を引く間も無く身を翻した結晶獣に続けざまに飛び付かれ、抵抗空しく鋭い爪を立てて伸し掛かられ、噛み付かれると同時にネルガレーテの目の前で粉々に砕け散った。


身の危険を感じたネルガレーテが咄嗟に、逆さまになった狭い車内を、尻を突き上げて後退(あとずさ)りした矢庭、開いた窓から丸太のような前肢を突っ込んで来た。後退(あとずさ)るネルガレーテの目の前を、鋭い鉤爪が空を切る。さすがに太すぎて、奥までは手を突っ込んでこれないようだ。伏せるように身を低くした結晶獣が、(ひしゃ)げた窓から様子見に顔を覗かせる。その隙を逃さなかったのがユーマだった。


ネルガレーテの脇で身を潜めていたユーマが、その鼻面向かって、踵を蹴り込んだ。


なんとも言葉では表現し辛い、呻きのような叫びのような声を上げ、結晶獣が身を()け反らせ(ひる)む。その刹那、今度は後席にいたジィクが、リアゲートを開いて飛び出した。





★Act.18 白晶の幽獣・1/次Act.18 白晶の幽獣・2

 written by サザン 初人(ういど) plot featuring アキ・ミッドフォレスト

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