懐かしいフィルムカメラ
最近はレトロブームである。レコードに始まり、カセットテ
ープ、そして今はフィルムカメラが脚光をあびている。と同時
にミラーレスカメラも女子の間では話題になっている。
当時買ったLPレコードは、現在でもテク二クスのDDプレ
ーヤーで聴いている。主にクラシック、ジャズ、ロックと、合
わせて約四百枚はあるだろうか。
カセットテープは八百本はある。今もティアックWカセット
デッキでもちろん聴いているが、ほとんどがFMからこまめに
エアチェックしたテープである。
カメラに至っては、現在はデジタルを使って撮影しているが、
以前はアナログカメラ、35ミリフィルムカメラ二台を使って
頻繁に撮っていたものである。
そこで、長年眠っていたミノルタX-7一眼レフフイルムカ
メラをケースから取り出し点検してみると、な、なんとファイ
ンダーを覗いてビックリ。横一文字に黒いカビのようなものが
見える。(何だこれは…………!?)
調べてみると、ペンタプリズム(五角形のペンタゴンプリズ
ム)にモルトが腐食して付いていることが分かった。これでは
ピントが合わせずらい。
(当時のカメラは、マニュアルでピントを合わせていた)
他のフィルムカメラ(キャノン・オートボーイ)も調べてみ
たが作動はOK。ヤシカ・エレクトロ35(レンジファインダ
ーカメラ)も、電池(現在は販売中止のため改造して作る)を
入れて作動点検をしたがこれもOK。しかし、肝心の一眼レフ
が使えない。
それならばということで、メルカリで色々とチェックしてみ
た結果、ミノルタSR-T101 SUPER 一眼レフカメ
ラのボディが出品されているのを見つけた。(レンズはX-7
に付いてるもので間に合う)そして購入。(この機種は、X
-7を使う前に撮っていたカメラである)
フジフィルムISO 100を十本アマゾンで注文し、装
填して今までに55㎜の単焦点レンズで三回撮ってみた。
一本目は、近くにある自然遺産の森で撮り現像に出し、C
Dに入れてもらった。パソコンで見てみると、当時の感覚が
まだもどらず失敗作もあったが、二本目に撮った写真(いつ
もウォーキングしている池の周囲)は上手く撮れていた。
三本目は、ズームレンズに交換(35㎜-70㎜)し、犬
山城下を久々に逍遥し撮影してみた。これでなんとかこのカ
メラの感覚に慣れてきたようだ。
これからは、デジタルとアナログカメラを併用して撮って
いくことになるだろう。




