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朝方の泣く狂ィ女神

作者: 皇帝の宿命

狂ィ神第二弾!!…見てくださいね…じゃないと狂って殺しますよ。

狂気の神がいるなら、狂喜の女神がいてもおかしくはない………


古ぼけた神殿で、一人の青年が何かから逃げていた…青年はある宗教団体の殉教者でもあった。


僕は…『狂乱宗教』の殉教者で小さい頃から巫女様の世話役だった。

僕はこの役を最初は光栄だと思っていたけど。


「〇〇〇、どこに?」


今僕は巫女様に追われてる、ただ親衛隊の女の子と話しただけなのに!

親衛隊の女の子は、眼を抉られ内臓を引き出されて、頭を潰された…


巫女様は彼女を殺すと褒めて褒めてと僕に近付いて来たので恐くて逃げた。


小さい頃から一緒にいるので、兄妹同然に育ったがあんな狂った巫女様は初めてだ…あれ………なんで、逃げてるんだ?

巫女様は狂ってる…その巫女様に殺されることは、光栄ではないか!!


はっはははは、逃げては駄目だ…殺されなきゃ、殺されなきゃ…狂った巫女様に!!


青年の殉教者は巫女様の前に出てきて、巫女様の持つ鋭い短刀で心臓を一突されて絶命した。


巫女様はそれはそれは嬉しそうに笑い、青年を滅多刺しにして、体をばらし肉片に変えて、それを貪った。


はなから見たら、恐るべき行為だろう…しかし、彼ら『狂乱宗教』では正しく望ましい殺されかただ。

殺された青年の顔は幸せに満ちていた。


『狂乱宗教』とは、数年前に人類史上最悪なクーデターを起こした狂気の宗教団体である。


現在は世の中は落ち着いているが、世界の人々は『狂乱宗教』を心の底から恐れていた。


彼らの狂気があまりにも、恐ろしい…が愛しさもあったと言うから、世界は狂ってるのだろう。


彼らの起こしたクーデターの最大の死因が恐ろしかった。

大抵、こういうクーデターなどは軍やクーデターを起こした者の銃撃戦などの死亡だろう。

しかし、このクーデターは最大の死因が『自害』であった。


殉教者は軍人まで、近付くと様々の方法で自害した、それを見た軍人は恐怖し、恐怖から逃げる為に自害した。


これは伝染するかのように自害したところを見たら、次々と周りが自害した。


最も酷い例が『第八十八前線基地』で、たまたま生き残った軍曹が小型拳銃で最初に自害し、それを見た他の兵士達も次々と自害した。

そして、その軍曹の取材に来てたレポーターとカメラマンもその場で自害した。

詳しい理由はかってないが、現在有力な説は沢山あった。


精神的なモノ

疲労と困憊

恐怖

バイオ兵器

心理戦など沢山の説が上がった中で、『狂乱宗教』が唯一認めたのが『狂気の果ての死』だった。


だが、そんな理由で納得するわけがなかった。

『狂乱宗教』の崇める神『狂ィ神』に認められた女性は巫女となり『狂ィ女神』と皆から慕われ、愛される。

『狂ィ女神』になるには、条件があった…それが、愛しい人を殺してその肉を貪ることだ。


その光景は狂喜の他はない…あってはならない。


そして、巫女が決まると殉教者達は叫んだ!


あぁ、愛しき巫女様…あぁ、美しき女神様ぁ!!

私を殺してください!

いえ、俺を食ってください!

巫女様ぁ、私を刺し殺して下さい!


巫女様ぁ、女神様ぁ、私を私を殺して下さいぃぃぃ!!!!!


叫ぶ叫ぶ殉教者達を見た巫女様は両手にサブマシンガンを持ち、銃口を殉教者達に向け狂喜の笑みを浮かべ引き金を弾いた。


殉教者達は、次々と巫女様が放つ弾丸に嬉しそうに倒れ死んで逝く。

彼らにとって狂喜に満ちた巫女様に殺されるのが、最高の祝福であった。


巫女様に殺されるなら、大金を払って喜んで死んだ。

何故なら、それが最高の祝福で快楽のだから。


巫女様は実に楽しそうに人を殺してらっしゃる。

サブマシンガンを捨て、ガトリング砲に持ち替え一斉掃射を始めた。


楽しいのか、巫女様は笑った…狂気の名の元に笑った…狂い笑った。


キャハハハハ、アッハハハハ、ヒッヒヒヒヒ、キャ、アッハ、キャハハハハ!!


楽しそうにお笑いになる巫女様に殺される殉教者達は嬉しい表情を浮かべ死んで逝く。


アッハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、アッハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!


実に実に楽しいぞ!!人間達よ、我を崇める者達よ!!

我は実に楽しいぞ!満足ぞぉ!!だが、まだまだ足りん!

狂気をもっと…もっとォォォ!!見せろォォォ!!!


さぁさぁ、殺されろ、殺せ!!

我が五体満足になるまで、心が潤うまで殺し合え〜!!


クッククク、ギャハハハハ、アッハハハハハハハハハハ!!!


人間よ、狂気に飲み込まれるが良い!

我にその血肉を捧げろ!

その狂気を注げ!

奮い立て、その狂乱にぃぃぃ!!


女神よ、次々殺すがいい!

貴様が殺す度に私の心は癒される!!


女神よ、貴様は最高の狂った人だ…否!!

女神様だよ〜キャハハハハ!!


愛しい愛しい女神様…次は誰を殺す?


そこにいる老婆か?

怯えている餓鬼か?

のうのうと生きているお偉いさんかい?

それとも、親?友人?


誰でもいいから、殺せ殺せぇぇぇ!!




























この世界は狂っている…無論…これを見て読んでいる君もね…あっは、あっはははははは!!




〜完〜

…はい、とりあえず…本当にごめんなさい。何書いてるんでしょうか僕(汗)…狂ィ神シリーズ第二弾を第一弾を同じ日に公開しました。暇なんです…そして憑かれてます…違う…疲れてますかな?

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― 新着の感想 ―
[一言] はい、おかげで前回の謎が解明されました。 いやはや見事な狂いっぷりですな!(笑)。でもお願いですから皇帝の宿命先生が事件を起こしてニュースになる様な事にはならないで下さいね!? 何だかここま…
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