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隠された真実

―――――むかしむかし



あるところに可愛らしい女の子がいました。



その女の子はとてもかわいらしくて、ひと目見ただけで、誰もこの娘を好きになってしまうほどでした。



そして女の子はいつも赤ずきんをかぶっていたので、「赤ずきん」と呼ばれていました。



ある日赤ずきんはお母さんのお使いでおばあさんのところへケーキとワインを届けに出掛けました。



森の中を歩いてる途中、一匹の狼に出くわしました。



彼は親切に「そこのお花畑でお花を摘んでいってあげるときっときみのおばあさんも喜ぶだろう」と教えてくれました。




赤ずきんがお花畑でお花を摘んでる間に、狼はおばあさんの家に潜り込みおばあさんを食べてしまいました。



狼はおばあさんに変装し、お見舞いに来た赤ずきんも食べてしまったのでした。



狼はお腹がいっぱいになってしまい眠ってしまいます。



そこへ猟師が通りかかり、寝ている狼を殺してしまいました。



猟師は狼のお腹から中にいた赤ずきんちゃんとおばあさんを助け出します。



無事に助かった赤ずきんちゃんはもう道草をしないと心に誓いましたとさ。



めでたしめでたし―――――







このお話は人から人へ伝えられていくうちに色々と変わってしまったもの。





――「女の子はとてもかわいらしくて、ひと目見ただけで、誰もこの娘を好きになってしまうのでした」




それは狼も例外ではなかったことを、誰も知らなかったのです。






これは、そんな狼と赤ずきんの子孫たちのおはなし――――――



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