俺ん家ドラゴン住んでます
この小説は面白くするために(多分面白いと思います多分。)多少下ネタが含まれてます。
ある朝少年は窓ガラスを貫く光によって目を覚まし、「ふぁーあ」と軽いあくびをした。
重たいまぶたを無理矢理開けて朝食が用意されている1階に向かった。
茶色の髪色、ギロリとした目が印象的な少年だ。
少年、伊藤龍助(羅線学園1年C組出席番号2番)はテーブルに座り、食欲のわかない胃袋に朝食を押し込んだ。
テーブルまわりに家族はいない。龍助の親は10年前に離婚し母のリエが龍助を引き取り女手一つで育ててきた。母のリエは仕事の関係で朝早く出かけてしまうので龍助はいつも1人で朝食を食べている。
朝食を終えた龍助が学校へ行こうとしたまさにその時!
ジリジリキーーーーン!!甲高い音があたりになり響いた。
「うっうるせぇぇぇぇぇぇぇぇ!!あんのババァァァァァまたアラーム入力しやがってぇぇぇ!!」
龍助は1度学校に遅刻したことがあり、それ以来遅刻しないようにと母がアラームを取り付けたのだ。
一体どこにアラームが取り付けられてるか不思議でたまらない。
一定時間経つと自動的に音が止まるのだから別にいいのだが・・・・。
「行ってきまーす」と、誰もいないはずの家にそう言った。それに答えるかのように地面がグラグラと揺れ地震が起こった。
「うおっと最近地震が多いなぁ・・」
という言葉を残し龍助は羅線学園へと向かった。
いつものように普段通っている道を使って羅線学園にむかった。いや、使おうとしたと、言うべきだ。ことわざでこんなのがあるだろう
「急がば回れ」と、このまま普段使っている道を使えば大変なことになる。
誰もいない道を通っていたその時!!背後からでかい声が聞こえてきた。
「おはよぉぉぉぉ龍助ぇぇぇぇぇ!」大変なことになった。
馬川平太(羅線学園1年C組出席番号10番)俺が最も嫌いな奴。理由、とにかくウザい。
「どうしたんだよー死人みたいな顔してー」
「急がば進めにしとけばよった・・・・・」
「いやさーお前がちがう道を使うの分かってたんだよねーごぶふっ!チ○コは蹴んないでアウゥチ!!」
ドサァ・・・一体死体がころがった。気にせず高校むかっ「置いてくなぁぁぁぁぁぁぁ!」あ、生きてた
キーンコーンカーンコーン帰りのチャイムが鳴り響いた。
「おぉぉぉぉい龍助!」後ろからバカの声が聞こえてきた。
「今日一緒に帰ろうぜ!」
「いやだ。」
「即答!?」
「いやさ、今日龍助の大切な日って言ってたからさ」
そう、俺は10年前父と共にタイムカプセルを埋めたのだ。