臨時休業のBar風花 ~ギャルソンヌメイド美和さんのご奉仕大作戦!~
こんにちは、天照です♪
いつもBar風花シリーズを読んでくださってありがとうございます!
このお話は、臨時休業中のBar風花で繰り広げられる、天ちゃんと美和さんの甘々ラブコメ短編です。
前回の桜バニーに続き、天ちゃんの無茶ぶりがエスカレートして……
今度は「ギャルソンヌ風フリルメイド」に変身した美和さんが登場!
フリルが邪魔でシェイク失敗寸前、ハプニング連発、ご奉仕シーンではストロー共有でドキドキ……
美和さんの照れツッコミと天ちゃんの甘攻めが止まらない夜を、ほんわかテンポでお届けします。
全年齢向けの甘々ほのぼのラブコメなので、気軽にニヤニヤしながら読んでいただけると嬉しいです♡
美和さんの「天ちゃんのバカ!」が炸裂しまくってるので、覚悟してお読みください(笑)で
は、貸切のBar風花へようこそ~!
ごゆっくりお楽しみください
臨時休業のBar風花 ~ギャルソンヌメイド美和さんのご奉仕大作戦!~
臨時休業のBar風花は、またしてもふたりだけの秘密の空間。
前回の桜バニー事件から数週間、天ちゃんの「次のお願い」が届いたのは、ある雨の夜だった。
「美和さん、次は……ギャルソンヌ・ルックで可愛いメイド服! フリルたっぷりでご奉仕してほしいんだ……♪」
美和さんはスマホを握りしめて絶句。
「……ギャルソンヌ? フリルたっぷりメイドって……!? 天ちゃんの無茶ぶり、もう止まらないじゃん! こんなの着てご奉仕とか、絶対無理! 死ぬ!」
でも、天ちゃんの「美和さんのクールなギャップが最高に映えると思う……お願い……」という甘い攻撃に、美和さんは結局「……本当に今回で最後だからね……!」と折れてしまった。
静まり返ったBar風花。
臨時休業の夜、カウンターの柔らかな灯りが、ふたりだけの特別な空間を照らしていた。
扉がそっと開き、美和さんが現れる。
黒を基調にした可愛らしいメイド服。
フリルたっぷりの白いエプロンにピンクのリボンアクセント、頭には大きめの白フリルカチューシャにピンクの大リボン。
スカートはふわっと広がるAラインで、裾にレースが揺れる。
首元には小さなハートペンダントのチョーカー。
長いポニーテールが背中で優しく揺れ、普段のピシッとした白バーテンダー姿とは正反対の、クール×可愛い×メイドのハイブリッドスタイル。
美和さんは両手でエプロンの裾を軽く押さえながら、顔を真っ赤にして小さな声で
「……ご、ご主人様……お帰りなさいませ……お飲み物をお持ちいたします……って、これでいいの…?フリル多すぎて動くたびにヒラヒラしちゃうよぉ……天ちゃんのバカ!」
天ちゃんはカウンター席で目を輝かせて、
「美和さん……! 完璧すぎる……! ギャルソンヌのクールさ残しつつ、フリルメイドが可愛すぎて言葉が出ない……!」
「言葉出せ! というか見ないでよぉー! リボンが揺れてるの気づいてるでしょ……! このリボン、視界に入ってきて邪魔すぎるんだけど!?」
美和さんはプクッと頰を膨らませてツッコミを入れるが、振り向いた瞬間にカチューシャのリボンがぴょこぴょこ揺れて、天ちゃんの視線が釘付けに。
「……天ちゃん、じっと見すぎ……そんなに気になるの……? このフリル見て何想像してるのよ!」
「気になる……というか、最高のご奉仕だよ! 美和さんのフリル姿、可愛すぎて目が離せない♪」
美和さんは照れすぎてカチューシャをぎゅっと押さえ、カウンターへ向かう。
エプロンのフリルがふわっと揺れ、天ちゃんが「可愛い……!」と呟く。
「……ご主人様、今夜は『シンガポールスリング』をお作りしますね……甘くて華やかで、ちょっと冒険的な……私みたいなカクテルです……って、そんなこと言ったら恥ずかしいよぉ!」
天ちゃんは目を輝かせて、
「シンガポールスリング! 最高のチョイス! 美和さんのこの姿で作ってもらったら、世界一華やかな一杯になるよ……!」
美和さんは真っ赤になってツッコミ。
「華やかじゃない! フリルが邪魔でシェイクしにくいだけだよぉ! このエプロン、リボンが絡まってこぼれそうになるし……天ちゃんのせいでこんな目に遭ってるんだからね!」
それでもバーテンダー魂は健在。
美和さんは棚から材料を次々と取り出す。
ジン(ロンドンドライ)
チェリーブランデー
ベネディクティン
ライムジュース
パイナップルジュース
グレナデンシロップ
アンゴスチュラビターズ
ソーダ(仕上げに)
シェイカーに材料を注ぎ、氷をたっぷり入れて力強くシェイク。
フリルが揺れるたび、天ちゃんが「可愛い……!」と呟く。
「……天ちゃん、じっと見ないで! シェイクしてる間、集中できないよぉ……このリボンがシェイカーに絡まってきて、危うく落としそうになったじゃん!」
「だって、美和さんのフリルが揺れるの、最高のご奉仕だよ」
「ご奉仕じゃない! これは事故! フリル多すぎてハプニング連発だよ……次は絶対拒否権行使するからね!」
シェイクが終わると、美和さんはハイボールグラスにクラッシュアイスを入れ、液体を丁寧に注ぐ。
ソーダを優しく注ぎ、アンゴスチュラビターズを2〜3滴落として、チェリー、パイナップルスライス、オレンジ輪切りを飾る。
淡いピンクから深い赤への美しいグラデーションが完成。
美和さんはグラスを両手で持ち、カウンターを回り込んで天ちゃんの隣にそっと座る。
エプロンのフリルが天ちゃんの腕に軽く触れる。
「……ご主人様、今日は特別にご奉仕させていただきますね……一本のストローで、一緒に飲みましょう……って、座った瞬間エプロンがずれてハプニング寸前だったんだけど!?」
声が上ずり、頰がますます赤くなる。
カチューシャのフリルがぴょこぴょこ揺れる。
天ちゃんは目を輝かせて、
「美和さん……それ、最高のご奉仕じゃん……心臓、持つかな……」
「持ってください! 死なれたら困るんですから……! ……ほら、ストローくわえて?」
長いストローをグラスに挿し、ふたりは顔を寄せ合う。
同時にストローをくわえて、ゆっくり吸う。
「……んっ……どうぞ、ご主人様……甘くて華やかで、少し冒険的……私の気持ち、全部入ってます……」
天ちゃんは美和さんと一緒に飲むように一口。
チェリーの甘さ、パイナップルのトロピカル感、ジンのキレが広がり、美和さんの優しい視線が混ざって、さらに甘く感じる。
「……うまい……美和さんと一緒に飲むと、カクテルが何倍も美味しくなる……」
美和さんは照れ笑いを浮かべて、交互にストローで飲ませ合う。
ふたりの距離は近く、笑顔が重なる。
「……天ちゃん、もっと飲んで? 一緒にご奉仕の続きを……って、このストロー、フリルが絡まって取りにくかったよぉ!」
天ちゃんは素直に吸って、美和さんの手を優しく握り返す。
「美和さんの手、温かい……このご奉仕、俺の宝物だよ」
グラスが半分ほど空いたところで、美和さんは笑顔で、
「……今度は、私も一緒に……ご主人様、どうぞ……」
交互に吸っては笑い合って、グラスが空になるまで、ほんわかした時間が流れる。
最後のひと口を一緒に吸い干すと、美和さんは天ちゃんの目を見つめて、
「……全部、なくなっちゃった……でも、まだ甘いです。ご主人様の笑顔が、ずっと甘くて……」
天ちゃんは優しく微笑んで、美和さんの手を握ったまま、
「もちろん。俺の全部、美和さんに感じてほしい。朝まで、ずっと一緒に」
美和さんは幸せそうに頷いて、天ちゃんにぎゅっと寄り添う。
カチューシャのリボンが髪に絡まって、優しく揺れる。
「……天ちゃん、大好き……こんなに甘くされたら、もう離れられない……ずっと、ご奉仕させてください……」
「うん。ずっとだよ。貸切のBar風花は、ふたりの甘い世界だから」
空のグラスをカウンターに置いて、ふたりは寄り添ったまま、笑い声と甘い囁きを繰り返す。
普段のクールバーテンダー美和さんと、今夜だけのギャルソンヌメイド美和さん。
どちらも天ちゃんだけの特別なご奉仕——シンガポールスリングの華やかさみたいに、ほんわか優しく、ドキドキ溶け合う夜は続く。
お読みいただき、ありがとうございました!天照です。
美和さんのギャルソンヌメイド姿、どうでしたか?
フリルが絡まってハプニング連発、リボンが視界を邪魔してツッコミ祭り……
書いてる間、自分でも「美和さん可愛すぎて悶絶」してました(笑)
このシリーズは、天ちゃんの無茶ぶりと美和さんの照れご奉仕がメインなので、毎回「次は何着せられるんだろう…?」ってワクワクしながら書いてます。
シンガポールスリングの華やかさと美和さんの可愛さがリンクして、自分でもニヤニヤが止まらなかったです♪
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次回はどんな無茶ぶりが待ってるのか……乞うご期待ください♪
またBar風花でお会いしましょう~!
天ちゃん&美和さんも、きっと待ってます
天照




