贖罪の旅路
聖痕
許嫁が、
うちに、兄への思いを秘めている
妹が、添い寝する
お兄様
お兄様、わたしも苦しいです
レイプされる
お兄様
一緒に死にましょう
夜中に、草むらのなかでレイプ
船の中で
アマンダにみつかる
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聖痕
許嫁が、
うちに、兄への思いを秘めている
妹が、添い寝する
お兄様
お兄様、わたしも苦しいです
レイプされる
お兄様
一緒に死にましょう
夜中に、草むらのなかでレイプ
船の中で
アマンダにみつかる
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砂の檻とでも名付けようか
わしはアンブロゴスはもう捕縛されていると見た
気高く、優しく、美しいお姫様
魔法の盾
光の剣
光の盾
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ディオナが、どんな罪を犯したのか
許嫁 ディオナ
禁書庫から、闇の扉を開く呪文を盗み出した
衛兵を殺した
国を滅ぼすことに加担した
サウザー
国王殺し
国を滅ぼす
闇の扉を開いた
妹 アンジェラ
お姉様
お兄様
トグマ
親友
ホセ
弟
エレノア
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ありがとう
罪は拭えないと知った
でも僕は大いなる善のために戦う
それでいい
じゃあ行こうか
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サウザーは夢を見ている。
氷漬けになったアズガルドの人々
「どうして……どうしてわたしを殺したの?」
彼は、サウザーと一緒に、エレノアの減刑嘆願をしていた。しかし死んだ。
「サウザー、どうしてわたしを助けてくれないの?」
氷が、砕け散る
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「うわああ!」
サウザーは叫びながら、飛び起きる。
サウザー、大丈夫?」
「……ああ」
「手の震えが止まらない」
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道行くときも、元気がない
家に泊まる
うなされて起きる。
なぜか、アンジェラが一緒に寝ている
頭をなでなでされる
「お兄様、大丈夫ですよ。わたしがいますよ
どうしても苦しいときは、私がいますよ
私と二人で王国をつくりましょう」
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「サウザーは苦しんでいます」
「大いなる善を果たすことで贖うしかない。使徒の役割を果たし、救い主が目を覚ませば、やつも救われよう。だがそれは、サウザーが自身がなすべきことだ。」
「サウザーに罪を押し付けたのは、僕達です」
「……」
「僕達は彼を止めることができた」
「我々は冬の悪魔が現れた後に着いた」
「手紙でロキに指示すればよかった。サウザーを止めろと」
「神の託宣には一言一句に理由がある。人間がその意図をいちいち推し量ってはいけない。お前は使徒としては人間的すぎるな」
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翌日
サウザーは、日に日にやつれていった
彼は夜が来るのが怖いのだ
わかる
サウザーは、壊れ始めている
サウザーは、体中を掻きむしった。
爪が赤く染まる
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サウザーは、アンジェラの体を噛む、
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リリスが寝る
「たわわな白い乳房
サウザーは、リリスに体をうずめた
「全部任せて」
こうしてリリスはやった
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リリスは、
クロードは、リリスのふくらはぎに照れる液体を見ると、息を呑んで顔を反らした。そして、震える声で言った。
「サウザーは苦しんでいます」
「大いなる善を果たすことで贖うしかない。使徒の役割を果たし、救い主が目を覚ませば、やつも救われよう。だがそれは、サウザーが自身がなすべきことだ。」
「サウザーに罪を押し付けたのは、僕達です」
「……」
「僕達は彼を止めることができた」
「我々は冬の悪魔が現れた後に着いた」
「手紙でロキに指示すればよかった。サウザーを止めろと」
「神の託宣には一言一句に理由がある。人間がその意図をいちいち推し量ってはいけない。お前は使徒としては人間的すぎるな」
突如、張り詰めた女の叫び声が夜の闇を貫いた。それは、あのテントの方角から聞こえてくる──。クロードは立ち上がろうとして腰を浮かすが、リリスはクロードの手首を掴み、彼の目を見て首を振っている。
クロードは、戸惑いながらリリスを見返す。声は、痛い、痛い、痛い、痛い、と繰り返し叫びはじめる。
ディオナの声だった。最初、彼女は苦悶に満ちた痛みを訴えていた……。やがて声はすすり泣きに変わる。彼女は嗚咽を漏らしながら、激しく喘いでいる……。やがて、その喘ぎ声は、なにかに打ち震え始める。彼女は、その声を堰き止めようと必死にこらえている。しかし、波打つなにかに押し出されるように、濡れた唇は押し開かれ、ついには大きな声を響かせてしまう。彼女は、とうとう抑えが効かなくなり、甘く濡れた声を響かせながら、ほとばしるリズムで歌い出した。
クロードは、草むらに腰を下ろすと、目を丸くしながら、体をもじもじと動かしている。
ディオナは再び、甘く叫び始める。身体の奥深くを刺し貫かれるたび、高く震える嬌声が鳴り響く。切迫したリズムであえぐ激しい息遣いが、テントの中で、空気を求めてあえいでいる。
時々、テントのキャンバスを激しく掻く爪の音が聞こえる。ディオナは、なにか支えるもの、掴むものを必死に捜している。
声は次第にそのリズムを増してゆく。濡れた肌を絶え間なく打ちつける卑猥な音に合わせて、ディオナの嬌声は狂おしいほどの熱を帯び、やがて悲鳴へと変化していく。そしてとうとうライマックスに達すると、ディオナは何度も、何度も、何度も、サウザーの名を叫んだ。彼女は叫びながら訴えていた……痛みを。苦しみを。むき出しの罪の意識を。やがて唐突に声が途切れると、あたりは再び静寂に包まれた。
クロードは、こころなし震える声で、言った。
「……ときにクロード、お前は女を抱いた経験があるのか?」
「ありません。別にそのことを恥じてもいません」
「そう怒るな。わたしも男に抱かれた経験はない」
「……不純ですよ。愛した女性のために国を滅ぼしたのに、すぐに別の女性を抱くのですか?」
「ディオナはエレノアの妹だろ?」
「そんなこと関係ありますか?エレノアという人が、この声を聞いたら、どう思うか」
「王族と恋仲になるなら、そのぐらいは承知の上だろう」
「ロードランにそんな不純な人間はいませんよ」
「ここはロードランじゃないんだよ。違う民族の、違う風習の人々なんだ。わたしも世界を旅してきたが、北の方だとフリーセックスなんて当たり前だよ」
「……リリス様には、そういう不純な言葉を、口にしないでいただきたい」
「不純な言葉?」
「ええ、ですからその、フリー……」
「セックスか?なんだお前、セックスも口に出せんのか。チン毛も生えてないガキか、お前は」
「女性の前だと恥ずかしいんですよ」
「ははは。女性?私がか?」
「リリス様はお綺麗ですよ」」
「私とイブとどっちが綺麗かな?」
「リリス様の方がお綺麗です」
「後でイブにそう言っておこう」
「ちょっとまってください……」
「冗談だ。話を戻すが、それを言うならお前の師匠も大概不純だろう。王婿の立場でありながら、よりによって国家主席魔道士との間に子がいるんだからな」
「ローウェン様は不純なひとではありませんよ。経緯は知ってるでしょう。もともとアンデルセン様と恋仲だったのが、大悪魔討伐の知らせを受けて、王が婿に迎えると決めたのです。セーラはそれよりも前にできた子どもです」
「今でもこっそり逢瀬を重ねているのにか?」
「え……?」
「お前も心当たりぐらいはあるんじゃないか」
「……一度修行をしているときに、あの丘に来たことがありました」
「まあローウェンも昔から女たらしだったからな。セーラの他にもう一人子どもをこしらえてるし」
「そうなのですか?」
「ドアンナだよ」
「ドアンナが?まさか」
「ドアンナは聖女とローウェンの間にできた子どもだ。アマンダと一緒に学ぶために一年入学を遅らせている」
「聖女と言うと、白杖と呼ばれていた方ですか?」
「そうだ。白杖が死んで、アンデルセンが体で慰めたんだよ。そのままずるずると恋仲になった。ま、男を立ち直らせるには女を抱かせてやるのが一番いいんだ」
「僕はそんな風にはなりません。不潔だ」
「立派なことを言うな。だがお前だって、他人が決めた相手と結婚させられていつまでもモラリストでいられるかな」
「……」
「親の決めた結婚ならともかく、王女と言えども所詮は赤の他人だ。それを、国のために愛してもいない人間と結婚させられる。個人にとっては悲劇だろう。まあそれは、世界中のお姫様にとってはありふれた出来事なわけだが……」
「……」
「この旅が終われば、王はお前にアマンダとの婚約を迫るだろう。お前はそれを受けるか」
「……」
「お前はアマンダを愛しているのか」
「……僕には、他に愛してる人がいます」
「そうか。アマンダもお前を芯から愛してはいないだろう。アマンダは、言うなれば普通の女の子だな。アマンダの目線を追っていると、あの娘がどんなタイプが好きなのかわかる」
「……ちなみにそれがどんなタイプなのか、聞いても?」
「アルスのことをよく目で追っているよ」
「アルスですか。それは横恋慕ですね」
「他にもシオンとかか」
「シオンのことは女子はみんな好いてるでしょ」
「他はデインとかかな?」
「デイン?堀が深い顔が好きと言うことですか」
「わたしはそれが血の繋がらない父親に対する思慕の情だと理解している」
「……」
クロードは咳払いて、話題を変える。
「僕の顔は、いけませんか」
「まあまあかっこいいよ。三十人にひとりぐらいだ」
「それは、褒められているんでしょうか」
「褒めてる褒めてる。だがお前と比べてもサウザーはかっこいいな。あれは千人にひとりぐらいの顔じゃないか?」
「ぼくもサウザーは男前だと思いました。ノルド人はそういう人が多いですね、トグマも男らしいし」
「おまけに背もでかいからな。ロードランに来ればモテモテだろうな」
「モテモテ……」
クロードは、思わず吹き出した。彼は口に手を当てて笑いをこらえている。リリスはそれを見て言う。
「おかしいか?モテモテという言い方は」
「なんというか、リリス様がそういう砕けた表現を使うのは、面白いですね」
「そうか?まあ、お前と喋ってると、あんまり気を張らずに済むから」
クロードは話題を変えた。
「……リリス様は、なぜサウザーが使徒の一人だと確信を持っているのですか?」
「もちろんアンブロゴスの誘惑を受け、それを退けたからだ」
「けれど、僕の友人なら、誰だって悪魔の誘惑は跳ね除けられると思いますが」
「神を信じているのならそれは当然だろう。前にも話したはずだ、悪魔が誘惑するのは、神を信じるか信じないか、迷っている者だけだと」
「サウザーはどうなのですか?彼は、まるっきり神を信じていないようですが……」
「……サウザーも、心の奥底には神を信じたいという気持ちが残っているはずだ……。だがあいつは神に手ひどく裏切られたと感じている。アンブロゴスにとって計算違いだったのは、サウザーの憎悪の深さだ。一切ためらわず神を殺すとは、かつてはよほど熱心に神に祈っていたに違いない」
「神が祈りに応えないから殺したということですか?」
「神を捨てる人間には二種類いる。神などいないとひらめいた馬鹿と、答えを返さない神を憎悪するあまり、ついには殺してしまった人間だ」
「あなたはサウザーに超人になれとおっしゃった。どういう意味ですか?」
「私が言いたかったのは、善悪の彼岸に到達しろということだ」
「善悪の彼岸?」
「お前とサウザーはアマンダに与えられた二対の剣だ。もちろんお前は、聖剣の勇者として真正面から戦えばいい。お前に勝てる者など、もう大悪魔を含めてもそうそういないだろう。だが悪魔を倒すのに最も有効な手段は、やつらの裏を掻くことだ。そのためには、サウザーが必要になる」
「……」
「サウザーは言うなれば搦手だ。我々には闇に染まることなく究極の闇に分け入ることのできる純銀の槍が必要なのだ。その表面は磨き抜かれ、陰に陽に覗く者の似姿を映し出すことだろう。だがその実、槍は何色にも染まることはない」
リリスは続けた。
「サウザーには、深い闇の深淵に分け入ってもらう。そして向こう岸から悪魔の背中を刺すのだ。それがサウザーに与えられた役割だ」
クロードはなるほどとうなずいた。そして以前からの疑問を口にした。
「ところで、残りの使徒は誰なのですか?そろそろ教えてほしいと思いますが」
「うむ、いいだろう。三番目の使徒、消された歴史を生き抜いた覇者とは、始祖アダムのことだ。アダムはかつて名もなき英雄と呼ばれていた。彼はいま、ヴァルハラードに眠っている」
「そうだったのですか。ロードランのすぐそばですね」
「そのとおり。四番目の使徒、無限の叡智を得た賢者とは、ゼクターのことだ」
「あなたのお弟子さんだと聞きました」
「そうだ……そして史上最強の大悪魔でもある。おそらくゼクターは、全盛期の死の王よりもさらに強い。神話の時代をすべて含めたとしても、最強の悪魔とは、ゼクターかゼハートのどちらかのことをいうのだろう」
「ふたりとも人類の味方ですね」
「そうだ、これは天啓だ。我々はただなすべきことをなせば、世界を救えるはずだ」
「五番目の使徒は、ガブリエル様なのですね」
「ああ」
リリスがそう語り終えたとき、クロードの耳がなにかを捉えた。彼が耳を澄ましていると、テントの中から、か細くすすり泣く声が女の聞こえてくる。
ディオナが小さな声で、繰り返しなにか同じことを話している。クロードは、耳をそばだてた。その声は、サウザー、愛してる、あなたを愛してる、と繰り返し言っていた。
突然、ディオナは大声で叫びだした……『助けて!助けて!わたしを助けて!わたしを助けて!』、と。それは、人が狂ってしまったときに叫ぶ悲鳴だった。
そのあまりに切迫した調子に、クロードは再び立ち上がろうとした。が、今度もリリスに腕を掴まれる。彼女は、強く首を振った。
しばらくすると悲鳴は止み、あたりは再び静寂が支配した。
クロードは、再び地面に座り直して、言った。
「……サウザーは重い十字架を背負った。」
リリスはそう言った。そして続けた。
「誰かが、サウザーの十字架をともに背負わなければならない。きっとディオナがそうするだろう。だがディオナの十字架は誰が背負うんだ?二人で互いの十字架を支え合っても、いずれふたりとも倒れてしまうだろう。」
リリスは続けた。
「救い主とともに十字架を担ぐ者は、だれもいなかった。救い主はその最後のときに、孤独に打ち震え、叫んだ。そのとき救い主は、手も、足も、こころも、魂までも、冷たく凍えていたに違いない。もちろん救い主が孤独に死んだのは、神の意志だ。だがサウザーは決して救い主ではない。ディオナもだ。二人はこのままでは、罪の重さに耐えられずに死んでしまうだろう」
リリスは続けた。
「だが神がサウザーに求めていることは、誰も見たことがない遥かなる深淵の闇に到達することだ……。思えばアンブロゴスのやつも随分と甘かった。やつならばもっと簡単に、それこそ赤子の手をひねるようにサウザーを奈落の底へと突き落とせたはずだ……」
「なにか疑問がおありなのですか?」
「サウザーは”闇の魔剣に誘われし冥者”だ。託宣をそのままの意味にとらえるならば、サウザーを闇に堕とすのはアンブロゴスであるはずだ……だがアズガルドを滅ぼしたのはレイガーであり、二人がいま苦しんでいるのもそのレイガーが原因だ。むしろアンブロゴスと会話したことで、サウザーは希望を持ったぐらいだ……これは、なにかがおかしい。なにか裏がある。アンブロゴスは、なにか陰険な罠を仕掛けている」
リリスは続けた。
「だが私はそれに立ち入ることはできない。私がなにかに触れることで、託宣の意味が破壊されるかもしれない。我々は見守ることしかできない」
リリスはそう言うと、目を伏せた。彼女の長いまつげは、かすかに震えている。彼女のまつげには泪の玉が浮かんでいる。リリスは、それを指の背で拭う……白くて長い、華奢な指の背中で。
「泣いているのですか」
「……」
「あなたは旅の途中で誰かが死んだ時、いつも泣いていた」
クロードは思った――――この人は、優しいひとだ。大いなる善のために、アズガルドの人々は犠牲となった。イブは、神の託宣を最高善として掲げ、迷うことなく突き進んでいる。このひとも、決して神の言葉に迷っているわけではない。しかし託宣の影で犠牲となった無辜なる民にいつも思いを馳せ、夜な夜な人に見られない場所で泣いていた。
クロードは、彼女を愛おしいと思う。そして、このひとを支えてあげなければと思う。
じっと見つめるクロードの視線に気づき、リリスははにかんで目を逸らした。だが、クロードは、彼女を見つめ続ける。リリスもその視線に気づき、再びクロードに顔を向ける。
彼女は、クロードの目になにかを感じとる。クロードは口を開いた。
「リリス、あなたを愛しています」
リリスは目を見開いた。一瞬、クロードは自分の気持ちがリリスに届いたと感じる。そして彼女もその気持を受け取ったと。そして、リリスも自分になにかを返そうとしていると感じた。だがリリスは、やがてなにも言わずに顔をそむける。愛の告白は、見えない壁に阻まれ、夜の闇に霧のように散っていった。
その夜、二人はそれ以上言葉を交わすことはなかった。
夜をつんざく虫の声が、耳をふさぐほど大きくなった。
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再び、テントから嬌声が聞こえてきた。その音色は、さっきの歌とはだいぶ違う。ゆったりとした甘い旋律は、女の喜びに震えていた。
クロードは言った。
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「そうなのですか?」
「ドアンナだよ」
「ドアンナが?まさか」
「ドアンナは聖女とローウェンの間にできた子どもだ。アマンダと一緒に学ぶために二年入学を遅らせている」
「聖女と言うと、白杖と呼ばれていた方ですか?」
「そうだ。白杖が死んで、アンデルセンが体で慰めたんだよ。そのままずるずると恋仲になった。ま、男を立ち直らせるには女を抱かせてやるのが一番いいんだ」
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アンジェラの生理の血を見て、レイプする
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クロードが、王子としてなったのをみて、王の最後の言葉を思いs出す
サウザー
すまない
許せ!
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