プロローグ
「朝、7時のニュースをお伝えします。本日、○○県○○市のアパートに住む山野 久仁彦 45歳の遺体が見つかりました。死因は、毒を、えっ野辺氏が溺死!!只今、入ってきたニュースです。聡明党の野辺氏がご自宅の浴場でって今度はなに、人気子役 のフグ君が、ビルから飛び降り自殺ってなにこれ、えっまだあんの、ちょっと一旦CM入れて」
この日、一般人から有名人まで老若男女を問わず約千人の方が亡くなられた。
「頭が痛い。まぶしい。ここは、どこだ。」
ふと目が覚めると、一面真っ白な空間にたくさんの人が横になっていた。中には、すでに起き上がって周りを見渡しているものや、頭を抱えて苦しんでるような人たちもいた。
いったいどんなっているんだ。
「はーーーい、皆さんご注目!!」
大きな声が響き渡った。
「なんだ、空中に人?」
「あれー、まだ寝てる人がたくさんいるみたいっすねー。んーめんどくさいっすねー、、、消しますか。」
その瞬間、横になってる人たちが、床に飲み込まれていった。
「よしこれで良しと。うーん、どれどれ、残ったのは、8人かー、意外と少ないっすねー、とりま、一か所に集まってもらいますかー、てことで、私の声が聞こえている人は、ちょっと集合、早してくださいねー、じゃないと埋めますよー」
どうするべきか、行くべきか、行かないで隠れてみるか、、、
「隠れても、無駄ですからねーーー」
よし、行くか。
「はい!君で8人目です。全員あつまったね。じゃー、今からみんなが楽しみしている状況説明をいたしましょうか、まずここは、君たちがいた世界と違う世界の間にある謎の空間だと思ってねー、そして君たちの世界は、もうなくなったから、原因は、隕石だったけな?まぁそんなかんじで君たちは今、異世界転生の途中って感じです。質問がある方は、挙手おねがいします。」
どうしようか、色々聞きたいことがあるが一体何から聞けばいいんだろうか。とりあえず、他の人たちに任せるか。
「はい!!」
手を挙げたのは、眼鏡をかけたデブだった。
「異世界転生ではなく、異世界転移じゃないんですか?僕が死んで、目が覚めたら赤ちゃんだったとか、モンスターになってるだったとかなら、転生でいいとおもんですが、じぶん死んでないので、転生は、違うと思いまして。」
「何を言ってるんですか。あなたを含めここにいる全員、一回しんでますよ。あっそっか記憶を消したんでしたっけ混乱されても困るから、今、戻しますね。もうすでに思い出してる人は、いるみたいですけどね。」
一回死んでる?なんのことだ、なんだ頭がまた痛くなって、、はっ
「思い出した、俺、餓死したんだった」