死神:念仏REMIX
読んで貰うのが一番かと思いますが、先に言及するとテーマはそのまま「死」。然もマトモな死じゃなく。
内容は鬱ですが、韻踏みまくって軽妙というか、不謹慎で悪ふざけっぽいベクトルを意識しています。小ネタ満載。分かる人には分かるかな?
飽くまで手遊び程度
チェキ!
引き籠もった『新時代』
俺は信じない
鏡映す 絡みつく カルマ()
BANでかなり鬱
ダラダラしてっと またしれっと
ライフポイント持ってかれるぞ
この世に 『救いはない』
とか すぐ言わない
刺すトワイライト 映す界隈の ビルが影法師
枯れ葉と 黒のアゲハチョウ 集る鉄格子
最後の抵抗 さらば屋上DIVE
志願者 ならば大所帯
って、やったのは僕じゃない!
(グリムリーパーさ)
劣等感の末路蹴っ飛ばす
喪女を祀るネットワーク
梁からぶら下がったハイカラさんが ヘッドバング
もぅまぢむり…ぅちだからマリカに走る
手首からテクニカル 巡りカルナバルな汁
「きっと来る」嫉妬狂うshit 苦しいと 凪いだ瞳
ロウソク継ぎ損ねたバカがまた一人
YA
お願い「ブーンしたい」 誇れない自分
と別れ お待たせ また世間を席巻
曽根崎ブーム sing it
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
外套羽織ってやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
あなたの街へやってくる
「今日も今日とて」「異常なし」の通学路
現状脱し得ぬカゴノトリ
残り幾ばくも無いライフを浪費
「いっそ」ふと頭よぎる最高の逃避
今更
足掻けば滑稽さ 刻々と
見慣れた光景は 時揺らす広告塔
錆びたフェンス 缶蹴る
朝の各駅停車
プラットフォームに駆け抜ける その刹那
背後忍び寄り囁く影
「お前は誰だ?」「何の為に生まれた?」
末法を痛感 士農工商
六文銭が通貨の 死の交渉
「来世に期待」なんて 意味ないや
諦めた誰かが誘われ 『いきました』
カルト纏い 刈るタマと織り成す
残念 懺悔は受け付けない仕様となっております
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
大鎌片手にやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
あなたの家にやってくる
そろそろ
溜まりまくったツケと出世払いの 利子がスゴい
結果出た「月刊ムー」 一月号
不都合 いきり立つも 短く問う「止めるか生きるか」
泥の箱船はイミフだ 最期の切り札
実は 当てにしたアルマゲドン
有るか滅亡
あらまデスロード 無いレスポンス
絶望 とは別モン の進化系統
飛び込む 銀河鉄道
話が違うぞマヤ文明
さらば運命
アイツもコイツもドクロ 夢分析
モノクロ とぐろ巻くホクロ 大小 邂逅
下がる体温 胎動 雷光 見たくない
自宅内 頑なに塞ぐイヤホン 大音量
足音 気づかぬ内 何時の間に 背後
停滞する転石 腐ったマリモ
今にも空覆う 「恐怖」の大王
は「ジョーク」の代償
で最期の「教訓」だ
ざまぁ見ろ
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
鏡を超えてやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
あなたの部屋へやってくる
「ライフイズカミゲー」
コレは暇を持て余した神々のミニゲーム
全部 転がされてるだけのストーリー
運命(笑)という名のプログラム通り
道理で上手くいかない 何もかも
じゃ開き直ってナンボだろ
クリアしたらダメな希ガス
ので台本に背かず生きます
ヤバそうなルート 選択しても
「楽しい生き方」で 検索しても
見つからない 人生リセットボタン
何なら押しちまうか 電源ボタン
天変 傍観 変遷 淘汰
空気読めないから切り裂く 先見のタン
華麗にへし折れ 負のフラグ
書き換えろ
現実という名のプログラム
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
月を背負ってやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
コウモリ連れてやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
グリムリーパーがやってくる
あなたの後ろへやってくる
「remix」というのはHIPHOPとか、音楽の文化の一つ。ある曲を、原曲を意識しつつ別の人が作り替える。改善じゃなく、基礎はそのまま全く違う作品に仕上げたりとか(曲解です。筆者は言うて俄なので)
兎に角、remixと書いたからには元ネタが有って然るべき
然しながら無印の「死神」という曲は実在しない、正しくは脳内には存在するが未だ文章にすら起こされていない。
つまり妄想してるだけで歌詞すら現存しない曲をセルフでremixした、という事。こういう自己中で理不尽な世界観は私の真骨頂
因みに原曲「死神」はZODIACKというMCのテーマ曲。
他の誰かとかではない。「う巻」という面で話している俺の中に、己のスタイルを確立したMCが複数居るのです(電波)。実は今作もサビ(hook)を挟んで書かれた四つの歌詞パート(verse)はそれぞれ異なるMC四人が歌って(verseを蹴る)るという設定。字面だと伝わらないでしょうが、韻の踏み方とかワードセンスとか、ざっくり「死」に対する憧れ方が、手法が微妙に違う。悲しいかな正常なのは一つも居ません笑
永遠に生きるかのように夢を見て
明日死ぬかのように生きろ
ある有名な俳優の至言です(勝手な和訳なので正確性の保障はしません)。例えば彼は、あまりに若くして命を落としました。恐らくは、望まない形で
後悔の無いように、ってそりゃ無理な話。理想的な死に方を掲げて、それに向けた計画を生きてる人間って居るのか? 俺は何時もその場の現実に苦しみ、その場の愉しいに気を取られ、前も先も見ずに惰性で生きてるぞ。
でも実は確実に、終わりが近付いてる。生まれた瞬間から。怖いですね。うっかり死にたいなんて言えない。自分で手を下す?
まさか、まさか。
理想の最期が在るべきとは、流石に言えませんが(いよいよ何様って感じですからね)「コレは嫌だ」って死に方は有るんじゃないですか? なら「コレが良い」が有ってもいい。
他でもない己の、派手な、静かな、劇的な、平穏な、大勢の仲間との、大切な家族との、或いは孤独との、死を夢想するのは高尚で幼稚な気分です。えーと、要するに悪くない
何時か唐突に、理不尽にやってくる死神に何が出来るでもないですが、口応えくらいはしてみたい。聞いてくれるのかな…
後書きつーか何つーか
次は言いたい事はラップで言います。次有るのか?笑
では