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目指せ孤独死!御一人様!!  作者: 柳銀竜
王子シリウス
32/55

調べもの

今回は短いです!申し訳ありません!

 

 王が、宰相と話しをしていたその頃。


 シリウスは、こっそりと離宮を抜け出して下町に来ていた。


 ある人達に会う為にだ。


 こっそりと訪れた夜の下町は、穏やかな昼間の町と違い…危ない空気を孕んでいた。


 酒を飲んで騒ぐ老若男女や、怪しげな商売をしている者達。直ぐにあちこちで喧嘩がおきていて、結構な危険地帯になっていた。


 そんな危険地帯を隠蔽系の魔術で姿を隠したシリウスが、万が一にも人に接触しないようにゆっくり進む。


 暫く進むと、飲み屋がズラッと並ぶ場所に出た。


  その酒場の中の一軒に、迷うこと無く入ったシリウスは、自分に隠蔽の魔術をかけたまま風魔術を使い、カウンターの向こうにいる人間にのみ聞こえるように魔術を使って話しかけた。


「久しぶり。ラム兄さん。ロマネ兄さんとコンティ兄さんも久しぶりだね。ところで、ジン兄さんとシェリー姉さんいる?」


 突然。誰もいないカウンターから声をかけられた店主 ラムは、慌てる…と思いきやそんな事は無く。

  声だけでシリウスに気づいてくれたらしく、他の客に気付かれないように、誰にも分からない位の微かな声でシリウスの質問に答えてくれた。


「二階にいるぜ。ロマネ。

 コンティ。後は頼でいいか?」


「「了解。任せてよ」」


 ラムは、隣でバーテンダーをしていた双子の兄弟にそう言うと、数種類の酒瓶を持って二階に上がる。


  ついてこい!と言う事のようだ。


  その事に気づいたシリウスは、直ぐにラムの後をついていった。


 因みに…


 バーテンダーの双子。ロマネとコンティもシリウスの兄貴分で、暗殺ギルド(毒蛇)メンバーであったりする。


 二人は女性寄りの美男子なのだが、戦闘能力がかなり高い。


 なので 酔って暴れる客の対応なら、ラムが居なくても二人だけで十分なのだ。


 双子にすべてを任せて二階に上がったラムとシリウスは、奥の部屋の扉の横の壁の前で行くと止まる。


 立ち止まったラムは、何の躊躇いも無くコンコンと壁をノックしてから口を開いた。


「コブラ」


 ラムがそう口にすると、壁の向こうから若い男性の声が聞こえた。


「ハブ」


 合言葉は(毒蛇)らしく毒蛇だ。


 合言葉が合っていれば、中にいる人間が扉を開けてくれるシステムのようで、壁が横に動き部屋が現れた。


 ラムとシリウスが部屋に入ると、幾つもの小さなテーブルとソファーがあり、そのソファーの中の一つに女性が寝転んでいた。小さなテーブルには、酒を飲みながら何やら資料を読んでいる男性もいる。


  扉は魔術で開けたらしい。便利だ。


 因みにソファーで寝転んでいるのが女性がシェリーで、酒を飲んでいるのがジンである。


「何か依頼が来たのかい?」


  ジンがラムにそう聞くと、ラムはニヤニヤしながら一歩横にずれた。

  そして、ラムがいた場所にシリウスが移動し隠蔽の魔術を解いて姿二人に姿を見せると、ジンとシェリーは目を見開いて驚いた。


「久しぶり。ジン兄さんシェリー姉さん」


 二人は驚きはしたが、直ぐに嬉しに頬を緩ませる。


「シリウス!良く来たな」


「久しぶり!シリウス!元気だった!」


 微笑むだけのジンに対して、シェリーはソファーから飛び起きたシリウスに大股で近づきヒシッと抱きついてきた。


 そしてそのままシェリーは、シリウスをギューと苦しいくらいに抱き締めてくる。


 シリウスも、そんな彼女に答えるように強く彼女を抱き締めた。


「久しぶり会えて嬉しいよ」


「で?会いに来ただけじゃないんだろう?依頼は何?」


 シェリーに揉みくちゃにされだしたシリウスを見かねて立ち上がり、助け出したジンがシリウスにそう聞く。


  すると、シリウスはニヤリと笑って口を開いた。


「この国が抱えている問題が何か、探って欲しいんだ」


 その言葉を聞いたラム、ジン、シェリーは楽しそうな真っ黒い笑顔で笑うと深く頷いた。



ラム、ジン、シェリー、ロマネ、コンティ。

お酒の名前です。カッコいいでしょう!!日本酒のイイチコや月桂冠も良いかもしれないので、ボスの名前は日本酒名で!

これから出す(毒蛇)の達の名前も、酒の名前で統一しようとおもいます。


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