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目指せ孤独死!御一人様!!  作者: 柳銀竜
王女ミリアンナ
12/55

其々の思い


かなり長いです!

十分に時間かある時にお読みください!!

 



 ミリアンナは、執務室に入ってからずっと泣きそうな顔で叫ぶ父を唖然と眺めていた。


 あんな父を見たのは、生まれて初めてだった為に放心してしまっていたのだ。


「駄目だ!正妃腹の第一王女を、何が悲しくて十も離れた…しかも既に妃のいる王に嫁がせなければならない!!」


 父親が問題視するところは歳の差と重婚らしいが、王族なら珍しい事ではないし、お祖父様も…確か何人か愛人が居たと聞いている。


 しかし…父は、私を正妃以外で嫁がす気は無いらしい。


 段々と口論になりつつある二人に、放心していたミリアンナは我に返り、不満顔で口を尖らせた。


「エー 良いじゃん!側室でも」


 ミリアンナが軽い調子でそう言うと、ゼルギュウム王は娘をギロリと睨み鋭く叫んだ。


「良くない!!」


 良くないらしい。


 と言うか、父は全く聞く耳をもつ気が無いようだ。


 全く…


 ミリアンナはハアーとため息をつくと、イライついたようにシャレグをジロリとねめつけた。


「…父様に結婚の話し全くしてないの?シャレグ」


「すまん。どう説得しようか考えているうちに…本人が来てしまったんだ…」


 ミリアンナに睨まれたシャレグは、申し訳なさそうに目をそらせる。


 ミリアンナはそんな彼に向かって、ため息混じりに吐き捨てた。


「…そう。でも説得はシャレグがしてよね。私には無理だから」


 ミリアンナはそう言うと、チラリと父を見る。


 興奮して喚く父を説得するのは、かなり面倒そうだったのでシャレグに全て投げた。


 そして、ミリアンナに散々睨まれたシャレグが、意を決してゼルギュウム王に近づき、深く頭を下げる。


 そして、真剣な口調で口を開いた。


「ゼルギュウム王。ミリアンナ王女を…」


「駄目だ駄目だ駄目だぁぁ!!ミリアンナを側室なんかにしてしまったら、絶対に後宮に引きこもって表舞台にでないだろ!ゼルギュウムにも帰って来ないだろうし、ミリアンナが産む子供も日陰の存在になるじゃないか!認められるか!」


 力の限り叫ぶ父を、ミリアンナはドウドウと宥める。

  そして、父を落ち着かせる為にミリアンナはノンビリした口調で口を開いた。


「良いんじゃない?子供が表舞台で活躍したいと思うとは限らないし…」


「ミリアンナぁぁぁ!!」


 ミリアンナは大音量で響く父の絶叫を、五月蝿いな…とか酷い事を考えながら耳を塞いだ。


 本当に五月蝿い…耳がいかれそうだ。





 それから七年後。



 ミリアンナは、ゼルギュウム国の一番権威がある教会で、淡い青色の下地に、何層にも布を重ねた豪華なドレスに身を包んで立っていた。


 祭場に立つミリアンナの横には正装したシャレグが立っていて、すぐ近くの親族席にはミリアンナの父であるゼルギュウム王。母であるゼルギュウム王妃、妹のツエリアリアに、兄もいる。


 そして皆 正装に身を包み、座ったままの格好で涙でグシャグシャになった顔を、ミリアンナたちに向けながら大声で叫んでいた。


「くっ恨むぞ!シャレグ王!」


「まさか…孕ませるとは」


「お姉様ぁぁぁ!!う゛あああああん!!」


「ミリアンナあ゛あ゛あああ!!」


 母と妹は予想出来たが、父と兄まで泣くとは思わなかった…


 自分は家族に、かなり愛されていたらしい。


 しかし…


「五月蝿いね」


 ミリアンナは、シャレグに嫁ぎたいと七年間ずっと言い続けたが、父も母も兄も妹も大反対だった。


 終いには、宗教国家ヘクセライに嫁がされそうになった事で、ミリアンナは家族を言葉で説得するのを諦めた。


 あの国の王妃は毎日早朝に礼拝をし、その際に長ったらしい祝詞を唱えなければならない。


 そして、昼は毎日教会を巡り、夜も同じく礼拝をする。


 食事とて野菜中心で果物は滅多に食べられないし、王妃は肉を食べることを禁止されているらしい。


 どう考えても、王妃兼任の巫女だ。


 しかも、一年で子ができないと回りに散々言われるそうだ。


 祈りが足りない!とか神官に言われて祝詞を増やされたり、暴食が駄目だとか言われて、食事を減らされたりするらしい。


 まあ…今の王妃様に聞いた話だから全てが当てはまるかは分からないが、王妃様は結婚して二年でやっと子宝に恵まれた。


 その息子の王太子と、父は私を結婚させようとしていたらしい。


 しかし、彼には既に恋人がいた。


 それを利用して、私は彼にある計画を持ちかけたのだ。


 できちゃった婚計画である。


 計画内容はこうだ。


 まず始めに、ヘクセライの王太子と恋人をシャレグが外交を理由にマグダリアに招く。


 次に、マグダリアでヘクセライの王太子がミリアンナに会いたいと言っているとシャレグが父に連絡を入れ、ミリアンナがマグダリアに来る許可を貰う。


 許可は無事に下りたが、過保護なゼルギュウム王族達がミリアンナを引率してきて、ヘクセライ王太子がちゃんといる事を確認し、謀れたわけでは無かったと安心してから、帰国していった。


 家族が帰ると、ヘクセライの王太子と恋人が閨に籠り、ミリアンナとシャレグも寝室にこもり二人とも無事に懐妊した。


 直ぐ様ヘクセライ皇后に連絡を入れると、教王は焦り直ぐにミリアンナと王太子との婚約を破棄してくれた。


 宗教国家に、この手の醜聞は命取りである。


 王子も彼一人だった為に、王太子とその恋人との結婚が許可された。


 彼女も、身分は低いが貴族だったので何とか正妃になることができたらしい。


 そして、ミリアンナも身持ちの悪い女だと騒がれたら不味いので、腹が目立つ前に結婚したいと父親に言い、ゼルギュウム王は泣く泣く彼女の結婚を許可したのだ。


 なので家族全員、泣きわめいて五月蝿いったらない。


 ミリアンナが嫌そうに顔を歪めていると、シャレグが苦笑しながらミリアンナに呟いた。


「ミリー…それは酷くないか?」


「じゃあシャレグは、あれを見聞きして五月蝿くないと思う?」


 ミリアンナがビシッと親族席を指差して言うと、指差された父達がビクッとして俯いた。


 シャレグはチラッとゼルギュウム王を見てから、ミリアンナに深く頷く。


 結婚前から、彼女と喧嘩などしたくない。


「…いや…五月蝿いな」


「ね?五月蝿いでしょ!」


 夫の同意を貰ったミリアンナは、嬉しそうに笑いながらシャレグの腕にしがみつく、すると復活したゼルギュウム王族からシャレグへの罵声が飛び交った。


 神官長は、こんな罵声の飛び交う品のない婚儀は初めてだと額に青筋を浮かべながら、聖書を置いた机をドン!!と叩く。


 神官長のいきなりの強行に、一時その場は凍りついた。


「式の最中は御静香に」


 怒りも露に神官長がそう言うと、皆無言でコクコクと頷く。


 一番至近距離で怒りを受けたミリアンナとシャレグは、ビクッとしてから背筋を伸ばした。


「うおっ!ああ…ハイ」


「すまない…」




 そして、結婚式はつつがなく終わると、新郎新婦はマグダリアに行く旅支度のために足早に城に戻って行った。




「ふー」


 騒がしい結婚式が終わった後。


 結婚式を取り仕切った神官長は、神殿の自室で神官服を寛げ疲れたように椅子に座り込んでいた。


 そんな彼の部屋に、一人の少年がお茶を持って入って来る。


「父さん。お疲れ様」


「アルズか」


 神官長に声をかけてきたのは、七年前に内職を頼んだミリアンナ達を、人買いに売り飛ばした少年だった。


 彼は清潔な神官服に身を包み、神官長に穏やかな表情で微笑みながらお茶を差し出す。


 神官長はお茶を受け取る、とゴクゴクとお茶を飲みながら、ミリアンナと初めて会った七年前の事を思い出していた。


 ミリアンナとエレナが、マグダリアからゼルギュウムに帰って来ると、ゼルギュウム王は二人を地下牢に連れてきた。


 その牢屋には、ミリアンナ達を売りはらったアルズが投獄されていたのだ。


 人買いをした男達は、既に刑が決まりヘクセライとゼルギュウムの間にある孤島で、炭鉱夫として一生過ごす事が決まっている。


 孤島の回りの海は魔物が出るので、特別な守りと魔術が使える者でなければ動かせない船でしか行き来が出来ない。


 なので、脱獄の心配はほぼ皆無らしい。


 それに、囚人達は奴隷の首輪をしているので看守に逆らう事も出来ない。


 彼等は孤島で、一生奴隷生活をおくる事になるそうだ。


 そしてアルズは、ミリアンナ達を差し出しはしたが常習者ではないし、妹を質に取られた事を考えるとあの人買い達と同じ刑罰では刑が重すぎる。


 アルズも人買い達がミリアンナ達から金銭を巻き上げるか、身代金をせしめるのだと考えていたらしいし、世界規模で禁止されつつある人身売買をするとは考えてはいなかったらしい。


 因みに妹は既に孤児院で保護していて、彼女を買った貴族は身分と財産を没収した上で、人買いと同じ罰が与えられた。


 ミリアンナは牢屋にいく道中で、父親からそう説明され…


「彼の処罰は君に任せる。ミリアンナ。お前が彼の刑罰を決めなさい」


 判断に迷った王は、当事者であるミリアンナ達に決めさせる事にしたらしい。


 ミリアンナとエレナはコクリと頷くと目の前の牢屋に近づき声をかけた。


「そういえば少年。名前は」


「アルズ…」


 少年は窶れきった顔で、ミリアンナを見上げてきた彼は、今にも死にそうな顔をしていた。


「アルズね。アルズはこれからどうしたい?」


「…許されるなんて考えてない…でも妹が」


 ミリアンナがそう言えば、アルズは痛みを堪えるように呻いた。


「妹さんは孤児院で面倒見てくれるらしいから大丈夫」


「それは知ってる。でも俺が言いたいのは、飲んだくれの父さんが、妹のいる孤児院で暴れないかどうかが心配なんだよ…父さん他人を信用してないから孤児院から拐うかもしれないし…」


 アルズが困ったような、悲しそうな顔で俯いた。

  妹も心配だが、父親が何かしでかさないか心配らしい。


「分かったよ。妹さんの件は心配しないでいいよ。あと君の刑だけど、神殿で七年間の修行を命じる。父様それでいい?」


 ミリアンナが隣にいる父を見上げて問うと、ゼルギュウム王は頷いたが、少し不満顔だった。


「…甘いな…まあ、良いだろうお前に任せたのだしな」



 そうして、アルズは神官として修行を開始した。


 その間に、ミリアンナはアルズの父親と面会をして、彼の父親が人間不振になった理由を聞き出した。


 彼は信じていた友人に騙されて、高額の借金を背負わされたらしい。


 ミリアンナは、アルズが騙されただけな事と、罰が七年間の修行だけで、七年後には解放される事。


 そして娘は孤児院で楽しく暮らしている事を教えた後に、ミリアンナは彼を騙した男を父親の前に差し出した。


 親子を騙し、借金を背負わした犯人はアルズの妹を買った貴族だったのだ。


 刑が決まり孤島に行く寸前の彼に、発言しだいでは減刑してやると嘘を吐きながらミリアンナが貴族を問い詰めると、彼は真性の幼女趣味で町を馬車で走っている時に、好みど真中のアルズの妹を見かけて欲しくなったらしい。


 幼女を調べるとパン屋の娘である事が分かり、彼女の父親に大金をつんで交渉してみたが、首を縦には振らなかった。


 弱味は無いかと、探ると父親には貴族の屋敷で働いている親友がいる事が分かり、彼を利用することにした。


  貴族の屋敷の中で起きる事なら、揉み消すのは簡単だからだ。


 貴族は、父親の友人を無理矢理麻薬漬けにしてから、彼に借金を背負わせると、言葉巧みに友人を騙してアルズの父親を保証人にさせて、その借金を保証人となったアルズの父親に請求した。


 父親の友人が逃げたと嘘をついて…それを信じたアルズの父親は人間不振になり、酒に溺れるようになった。


 店は手放し、蓄えも使い何とか借金は返せたが、貴族が手をまわしたせいで仕事が見つからない。


 それから、酒に溺れるようになったらしい。


 だが…


 実は父親の友人は、最後まで借金を返そうと奮闘したし、麻薬中毒を何とか克服し、屋敷の仕事を止めて肉体労働の仕事を始めた。

 そして、金も親類や職場に頭を下げて何とか工面していたのだ。


 借金の元となる金は、金貸しに無理矢理渡されたので手付かずだったし、問題は高額な利子だったが…何とか用意できていたのだ。


 それを渡そうと、金貸しの元に来たアルズの父親の友人を、彼等は無惨に殺したらしい。


 遺体も…アルズの父親に見つからないように、森の奥深く埋めたと貴族は供述した。


 それから森を捜索すると、証言どうり男性の遺体が発見された。


 半分朽ちた遺体をアルズの父親に会わせると、彼は遺体にすがりつき、最後まで信じられなくて悪かったと泣き崩れていた。


 そして彼は酒をきっぱり止め、娘と面会した後に、息子と共に神官になる事を決意する。


 そして彼は神官になると、神殿の腐敗ぶりに怒り、あの手この手で腐った神職者の罪を暴いていった。


 そして、皮肉にも罪を犯したことで王女と繋がりを得た息子アルズと、共に神殿の改革を進めていった…


 犯罪を犯したアルズは下級神官から上には上がれないが、アルズの父親はこの七年間の功績で、いつの間にか、神官長にまで上り詰めていた。


 そして数日後には、神殿長になる予定だ。


 現神殿長は今頃…冷たい牢屋で罪を暴いた自分と、ミリアンナ王女…いや側妃様をさぞかし怨んでいる事だろう…


 彼の罪は、人身売買と麻薬の密売。


 奴こそが、自分を陥れた貴族の親玉であった。


 親友の敵がとれた…これで、あの世にいる親友も、安らかに眠れるだろう。


 全てが終わり、アルズも今年で刑期も終える。

  そして彼は、自由になったらパン屋を始めるそうだ。


  パン屋をしていた自分は、格好よかったらしい…


 何か照れくさいが、嬉しくもある。


 それをミリアンナに自慢すると、ミリアンナは昔 自分が働いていて、今は他人の手に渡っていたパン屋の店舗を、買い取ってくれた。


 金はしっかり請求されたが、ミリアンナには感謝の気持ちで一杯だ。


 自分は妻には先立たれているし、神殿長として…一生生きていくつもりだから神殿長として、この国を良くしていこうと思う。


  ミリアンナ王女に受けた恩は、この国に還していこう…


 そしてめでたい事に、息子のアルズには恋人が出来たらしい。


 当時七歳だったアルズは、しっかり食事を取り体力と気力を回復させて牢屋を出ると、ミリアンナとエレナに誠意を持って謝罪をして、二人はその謝罪を受け入れた。

  エレナは平民だったので、身軽に町を行き来できるだろうと、アルズとミリアンナの連絡役を七年間勤める事になった。


 二人の間を行ったり来たりして過ごし、飢えが無くなった事で本来の真面目で優しい性格に戻ったアルズに、エレナは段々とひかれていき数年後…彼女はなんとアルズの恋人になってしまった。


 ミリアンナがマグダリアに、嫁げば連絡役は必要無い。


 ミリアンナが嫁いだ後に、連絡役職の分を含め多額の退職金を貰ったエレナは、下女兼連絡役を止めてミリアンナから神官長が買ったパン屋の店舗の、開店準備をしながらアルズが刑期を終えるのを待っている。


 アルズはエレナとの結婚の許しを得るために、エレナの家族と会い自分の半生を語った。


 それを聞いたエレナの家族は、驚きそして頭を抱えてしまった…


 エレナはもう既に二十二歳だし、行き遅れの部類に入る。


 犯罪歴がある上に十四歳の少年に娘を任せるのは不安ではあるが、彼の父親が次期神殿長と聞いて、渋々ながら父親は結婚を認めた。


 神殿長の息子ならば、娘は貧しい暮らしをせずにすむだろうと言う事で納得してもらった。


 神殿長の娘は、ミリアンナに気に入られ本来貴族しかなれない侍女に、平民で初めて侍女になった。


 そして娘は、マグダリア嫁ぐミリアンナに侍女としてついて行ってしまった…彼女は生涯ミリアンナに使えるらしい。


 娘は、無き妻にそっくりで儚げな少女だが、機転が利き実は喧嘩も強い。


 七年前のあの時…娘は売られた時に無抵抗で捕まった。

 そして、寝室で貴族と二人きりになった時に大人の…しかも男である貴族の男を殴り飛ばし、自殺に見えるように毒を飲ませようとしたのだ。


 聡明な彼女は、知っていた…全てこの男が元凶であると…

 だから彼女は、家族を救うために貴族に毒を飲ませようとした。


 その時。


 ゼルギュウム王国の兵士が、彼女を助けに来たのだが、救出に来た兵士達が見たものは…


 泡を吹いて倒れている男に、紫色の毒々しい液体を飲ませようとしている少女の姿だった。


 兵士達が、それを慌てて止めたのは言うまでもない。


 それを兵士から聞いたミリアンナが、勇猛な彼女を面白がり王女の特権で彼女を侍女にした。


 他国でも確実に苛められると思うが、心も腕っぷしも強い娘は何倍にもして返り討ちにするので、見知らぬ他国に行く娘を余り心配していない。


 しかも、ゼルギュウムの騎士団長が面白がって武術を教えたらしく、一小隊くらいなら軽く倒してしまうらい…かなり恐ろしい娘だ。


 だがまあ…幸せにはなってはほしいがな…


  神官服は嬉しげに笑い、ミリアンナとアルズとエレナそして、娘が幸せになれるように…祝福の祝詞を口にした…




皆のその後でした!

ミリアンナは、暴食の権化といっても過言ではないし、肉食主義者なのでベジタリアンになるくらいなら死にます。

そして、彼ら彼女等のその後でした!

彼ら彼女等は放置ぎみだったので、ここで話をいれました。

次回はミリアンナの章最終回です。

しかし、章が終わるだけで物語は続きます。

これからも宜しくお願いします!

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