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聖焔の軌跡 〜Miracle Lucas〜  作者: ムササ
第五章 A crest and heart
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#93 支部長の実力

もう一作品投稿しようかと思っています。

ハーメルンで投稿しているのですが、こちらにも同時投稿しようかと、もう少し話数が溜まったら投稿します。

魔法演舞第二試合、第二会場。

そこで魔法演舞最後の出場者を待っているケイとユーマの姿があった。


『ところで誰なんだろうな、俺たちの相手』

『ああ、それなら多分…』


ユーマがそう言いかけた瞬間、大音量のマイクを通した声が聞こえてきた。



『ちゅーもーく!!』


みんなが声のする方向に顔を向ける、そこには二人のフードを被った人がいた。


『私はミスターR!』

『私はミスM!』

『『私達が相手だ!!』』


トゴーンという効果音が聞こえそうなポーズを決めて二人が会場へと現れる。


『…………』←突如として現れた変人に驚きを隠せない一同。

とゆうより、声からしてあれは………


『リックス支部長、ミラ姉何やってるんだよ…』


そう、ミスターRはリックス支部長、ミスMはミラで間違いない。


『それではこれより魔法演舞第二試合第二会場の試合を開始します、進行は急用といって居なくなってしまったリックス支部長とミラさんの代わりに私、橘ウララがお送りします』


かくして、魔法演舞の幕が切って落とされた。


『行くぞユーマ、あのミスターRに日頃の恨みをぶつけてやる』

『オッケー、じゃあ頼むぞ』


先ずはケイがテレポートでミスターRの後ろへと転移、マジックボードで作った剣で攻撃を仕掛ける、だがミスターRはいとも容易くそれを回避、更にケイに回し蹴りを食らわせた。


『くっ、強いな』

『来ないのならばこちらから行くぞ!』


ミスターRが固有魔法、シーアンガーを発動する。

するとミスターRの周りに無数の水が浮かんでいた。


『あれがリックス支部長の固有魔法…』


更にミスターRはそれを剣の形へと変え、瞬く間に六本の水の剣が浮かんでいた。

それをケイめがけ投げつける。


『いくら剣でも水なんかじゃ俺には効きませんよ!』


だが、その間にユーマが割ってはいり、全てをかき消した。


『知ってるよ、だからこれは囮』


ふと、魔力を感じケイが上を見ると、そこには無数の水の槍が浮かんでいた。

次の瞬間、その槍はケイめがけ落下する。

それをケイは間一髪テレポートで回避すると、ユーマと共に距離を取る。


『なるほど、ミラさんとのコンビネーションか………』


そう、リックスの固有魔法、シーアンガーはリックスの視界全てに任意の形、硬度、大きさで水を発生させる魔法。

それをミラがバードアイで見通し、テレパスでリックスへと伝達しているのだ。


『なら、俺たちもコンビネーションで対抗する迄だ、行くぞユーマ!』

『オッケー、ケイ。頼んだぞ!』


そう言うとユーマは自身の固有魔法、アイアスソウルを発動。

自身の体を鉄へと変え、リックスへと突進する。


『無駄だよ、私に物理攻撃など当たりはしない!』


それをミラのサポートにより、万全の体制で水で迎え撃つが、その瞬間ユーマの姿が消える。

次の瞬間、気がついた時にはミスターRは蹴り飛ばされていた。

ケイがテレポートでユーマを転移させたのだ。


『ほう、なかなかやるねならばこれだ!』


ミスターRは水の刃を全身に纏い、全身を水で武装する。

更に、ケイめがけ何本もの水の槍を投げつける。

ケイは自分への水の槍と、ユーマへの攻撃、更にミスターRの姿全てに注意を払わねばならない。

その隙を見逃すミラでは無い。

ミラは素早くリックスにテレパスで伝達すると、ケイの体制が崩れた瞬間にリックスがいきなりケイの真下から水を突き上げた。


『うおっ!』


ケイは空中へと投げ飛ばされ、地面へと落下する。

その喉元にリックスが水の刃を突き立て、勝負がついた。


『よって勝者はミスターR、ミスMチーム!!』

『いやー、強いですね。リックス支部長』

『ふふん、精進したまえ』


これにより、魔法演舞第二回戦のチームが出揃った。

第一試合はアキト、ジントチームVSリラ、ミサトチーム。

第二試合はオルガ、カルマチームVSミスターR、ミスMチーム。


先ずはアキト、ジントチームVSリラ、ミサトチームの試合より開始となる。


『アキト、本気で行くからね』

『うん、こっちも本気だ』

『ミサト、悪いが勝ちは譲って貰う』

『あら、負けないわよ?』


此処に、どちらも譲れない戦いの幕が上がった。



〜〜〜〜〜〜〜


5分前


『良いんですか?ジントさん。次の相手ミサトさんですよ?』

『お前こそ大丈夫なのか?リラがいるんだぞ?』

『大丈夫です、グラジオラスの時はよく模擬戦とかやってましたから』

『おお、そっか。俺も大丈夫だ。まあ優勝したいしな』

『ジントさんの願い素敵だと思いますよ?絶対勝ちましょうね』

『ああ、頼んだぞ?』


そして、試合が始まる。

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