表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖焔の軌跡 〜Miracle Lucas〜  作者: ムササ
第三章 An encounter and parting
45/121

#41 黒い魔力

人には纏ってる魔力に色があります、黒いのは魔獣だけで、他の色は大体あります

アキトとリラは走り続けた。


『ああー!多いんだよ!!』


アキト達の前には数えるのも難しい位の数の小型魔獣がいる。

既にいちいち倒していると時間が無くなってしまうので、足を潰すなどの足止めしかしていないものの数の半分も減っていない。

ちなみにアキトは今魔力の節約の為二本の普通の剣を使って戦っている。


『さすがに、辛いね』

『一気に突破するか』


既にアキトとリラの銀の綺麗な髪は、返り血で赤い所の方が多くなっている。

二人は目の前の魔獣のみを退けてスパルソライアへの道を切り開いた。


『一気にいくよ!』




〜kei〜


『あいつか、スパルソライアって言うのは』


ケイ達はいち早くスパルソライアのいる場所へと着いた。


『明らかに他の個体とは纏ってる魔力が違うわね、流石古代種か……』

『どうします?アキトさんとリラさん待ちますか?』

『いや、先に倒しちまうぞ、さっさと倒さないとアルビレオがヤバイ』

『確かにそうね、古代種のテイクオーバーってことはアキト君達のグラジオラスの時の作戦と同規模ってことよ、人数も少ないし早くボスを片付けるべきだわ』

『じゃあ、いっちょやりますか、化け蜘蛛退治!』


アンセムはそう言うとウインドリックで作り出したかまいたちをスパルソライアに打ち出した。

それを見ていたケイはナイフをありったけ作り出し、流れる様にそれを投げつけていく。

が、スパルソライアは傷一つついた様子が無い。


『これが、古代種…』

『まだまだ、これから!』


ケイトはフォレウムでスパルソライアの八本の足を木で巻きつけ動きを封じた。


『今よ!ケイ君!!』


ケイはテレポートでスパルソライアの頭上に転移し、巨大な鎌を作り出し、顔にめがけて振り下ろした。

アンセムはその鎌に風を纏わせ貫通力を上げた。


『いっけぇぇぇぇ!!』







『ガツンッッッッッッ!』



鈍い音が響き鎌が折れた。


スパルソライアがたった一本、フォレウムから足の拘束を解き、人ではあり得ない程の関節の動きでケイの鎌を止めたのだ。


『おいおい、嘘だろ…』


そのままケイは吹き飛ばされた。






〜akito〜


『ちくしょう、まだいるのかよ』


アキト達はまたも魔獣に阻まれていた。

今度はオルバサラである。


『アキト、ケイトさん達が着いてるかもよ』

『ああ、早く行かないと嫌な予感がする』


それに構わずオルバサラはアキト達に突っ込んでくる。


『さっさと……ドケ!』


アキトは目にも止まらずオルバサラを切った

だが、リラは他の事を考えていた。


(なんだろう、今一瞬アキトの左腕から黒い魔力が見えた気がする)


『ほら!行くよリラ!』


リラは我にかえった。


(見間違い?そうだよね黒い魔力なんて、まるで魔獣………人間のアキトの魔力が黒い訳が無い)


その時、ガツンと言う鈍い音が響きわたった。


『この音、まさかケイ達が戦闘を始めたのか?』

『アキト!早く行かなきゃ!』


アキト達は走るスピードを上げた。






〜kei〜


『グフっっっ…』

『ケイ君!』


ケイは吹き飛ばされた時の衝撃で暫く立てない。


スパルソライアはケイには興味も示さず、ただアルビレオの方を見ている。

その動きは本能に従って動く魔獣の動きでは無い。


(何?何なのあいつは、普通魔獣なら人間を喰おうと攻撃を仕掛けてくる筈)


スパルソライアがアルビレオに向かって進撃を開始した。


『待て!』


アンセムがウインドリックを使い固形化した風を足に纏いスパルソライアに向かって行った。


『待って!アンセム君!一人じゃ無理よ!』


アンセムの渾身の蹴りはスパルソライアの一撃に跳ね返された。

ケイトはフォレウムを使いケイとアンセムを救出すると壁にもたれかけさせた。


スパルソライアは攻撃を仕掛けてくることが不快らしくアルビレオから標的を一時的にケイト達に変えた様だ。

ケイトはケイとアンセムをフォレウムで作った即席の防護壁で覆い、自身はその外で囮となっていた。


(お願い、アキト君、リラ、早く来て!)







〜akito〜


『これは………』


アキト達が来た時立っているのも難しそうなケイトが一人でスパルソライアの猛攻を凌いでいる所だった。


『ケイトさん!』

『ああ、アキト君、よかった来てくれた』

『大丈夫………ではなさそうですね』

『私が治療します、他の人は?』

『あの中よ』


そう言ってケイトが指したのはフォレウムでできたドーム状のものだった。


『彼らも傷が深いわ、ごめん早く手当てを……』

『了解です、アキト、皆の治療が終わるまで頼んだから』

『ああ、任せとけ』


そう言ってアキトはスパルソライアの方へ向かって行った。


『なんかお前も随分ご立腹だけどよ、こっちも相当怒ってるんだよね、随分俺の仲間を傷つけてくれたな、覚悟しろよ?』


『古の王に仕えし気高き剣の魂よ、我が意思に応え大いなる力を我が身に宿せ、いでよ聖焔剣ブリューナク!!』


『古の王より我に仕えし聖焔剣ブリューナクよ、汝に命じる、我が身を捧げる、我が意思の為に汝の全ての力を解放せよ、神器解放 聖焔剣ブリューナク!!!』


『さあ、覚悟しろ、聖焔の裁きだ』

これから少しづつ説明も入れていきます

先ずはブリューナク


No.1 聖焔剣ブリューナク


アキトが使っている王の器で神器である

全てを切ることのできる焔の大剣であり、今のところ神器解放ができる唯一の神器でもある

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ